オーチス、2023年ESGレポートを発表

事業戦略を支えるESGへのコミットメントを強化

日本オーチス・エレベータ株式会社(代表取締役社長 パトリック・ヨング、本社 東京都中央区、以下 日本オーチス)は、環境、社会、ガバナンス(ESG)に関する戦略、および同社の13のESG目標の進捗状況を示した「2023年ESG レポート」を発表します。日本オーチスはエレベーターおよびエスカレーターの新設・据付・保守・改修を一貫して扱う世界的リーディングカンパニー、オーチス・ワールドワイド・コーポレーション(NYSE:OTIS)の日本法人です。

 

オーチスの ESG戦略は、「健康と安全」「環境と影響」「人とコミュニティ」「ガバナンスとアカウンタビリティ」の重点分野に焦点を置いています。各分野の取り組みの進展が、ステークホルダーにとっての価値の向上や、5つの戦略的な柱に基づくオーチスの事業戦略の推進につながります。5つの柱とは、新設事業の持続的な成長、保守事業の成長の加速、改修事業による価値の実現、デジタル化の推進、組織の重視・強化です。

 

オーチスの会長、社長兼CEOであるジュディ・マークスは、「2023年の ESGレポートは、私たちの事業の継続的な成長と健全性を支える、重要なプログラムや近年の成果を紹介するものです。私たちの長期戦略はESGの柱を基盤としており、この柱は、安全、倫理、品質にフォーカスした 『オーチスの絶対』 と固く結びついています。『オーチスの絶対』 は、世界各地で私たちが日々業務を行う上で正しい行動の指針となる基本的な理念です。進捗状況を透明性ある形で報告することで、私たちは説明責任を果たします。ステークホルダーの皆様にも、この歩みに加わっていただけますと幸いです」と述べます。

 

■「2023年 ESGレポート」のハイライト

 

健康と安全: 社員やフィールドパートナー、乗客の皆様が、毎日無事に家族のもとへ戻れるよう、画期的な安全教育プログラムを実施し、拡大しました。これには、第4回Season of Safetyキャンペーンを通して行われた、世界20万人以上の社員やフィールドパートナーへの安全教育や研修などが含まれます。 

環境と影響: デジタル化や改修などの技術の推進を通じて、環境に優しい画期的なソリューションの開発を続け、お客様や乗客の皆様のニーズに応じた機器やサービスを提供しています。当社の製品やオペレーションが生み出す環境負荷の測定と管理、再生可能エネルギーの利用拡大によって、2021年比でスコープ1および2の絶対排出量を12%、スコープ3の絶対排出量を5%削減しました。*


人とコミュニティ: 公平でアクセスしやすいインクルーシブな職場環境の整備と、すべての社員へのウェルビーイング・プログラムの提供を通じて、社員の成功を後押しし、優秀な人材を確保できる体制を整えました。コミュニティに大きなインパクトを与える様々な取り組みを通じて有意義な交流を行いました。またオーチスの代表的な施策である、社員がSTEM教育を推進するプログラム Made to Move Communities(メイド・トゥ・ムーブ・コミュニティズ)をはじめ、STEMに重点を置いた取り組みを通じて、幅広い年齢の2,400人以上の学生をサポートしました。

 

ガバナンスとアカウンタビリティ:高いガバナンス基準を維持するため、継続して安全、倫理、品質の指針である「オーチスの絶対」を実践しています。ビジネスの成長、および社員、お客様、サプライヤー、株主および乗客の皆様を含むステークホルダーとの信頼構築に寄与しています。

 

オーチスの「2023年 ESGレポート」は こちらをご覧ください。

*2024年4月のSBTi(科学に基づく目標イニシアティブ)で承認された、科学に基づく短期的な温室効果ガス排出量削減目標に基づきます。

 

■オーチスについて

オーチスは、より高く、より速く、よりスマートな世界で、人々がつながり、豊かになる自由を提供します。オーチスは、エレベーターとエスカレーターの製造、据付、保守、改修を行う世界的リーディングカンパニーです。世界中で業界最多となる約230万台のエレベーターとエスカレーターをメンテナンスし、毎日約23億人がオーチスの製品を利用しています。世界各地の代表的な建築物に加え、居住・商業施設や交通施設など、「人の移動」が関わる様々な場所にオーチスの製品は設置されています。米国コネチカット州に本社を置き、約4.2万人のフィールドプロフェッショナルを含む7.1万人の社員を通じて、200を超える国と地域のお客様と利用者様の多様なニーズに応えています。詳しくは、www.otis.comをご参照ください。また、LinkedInInstagramFacebookでオーチスをフォローしてください。

 

■将来予測に関する記述

このリリースには、特定の環境、社会、ガバナンス(ESG)に関するコミットメント、計画、目標、ゴールを達成するための当社の意向に関連する記述、および気候変動とそれが当社の今後の事業に及ぼす影響に関連する将来的なリスクに関連する記述をはじめとする(ただし、これらに限定されません)、将来予測に関する記述(証券法に基づく将来予測に関する記述に該当する記述を含む)が含まれています。将来予測に関する記述は、現時点で妥当と考えられる想定に基づき、当社の今後の実績に関する経営陣の現在の期待や計画を示すことを意図したものです。将来予測に関する記述は、その多くが当社の管理の範疇を超えたものである、今後の出来事、リスク、不確実性、その他の要因に左右されます。こうした出来事、リスク、不確実性などが原因で、実際の結果が、過去の結果や現時点の予想と大きく異なる可能性があります。この出来事、リスク、不確実性などの要因には、低炭素または非炭素エネルギー源および技術の利用可能性と費用、当社の管理の範疇を越えていて予測不能な場合もある第三者との調整および連携、ESG基準や情報開示に影響を与える規制要件の変更、当社の持続可能性・多様性・その他基準を満たせるサプライヤーの有無、気候変動の影響を含む重大な気候事象、当社が事業を行う業界や市場の経済政治状況の変化、ならびに当社の直近のフォーム10-K、フォーム10-Q、および当社が証券取引委員会に適宜提出する他の資料の類似の項目に詳述された他のリスクや不確実性を含みますが、これらに限定されません。将来予測に関する記述は、あくまでも公表日現在における予想です。法が義務づける場合を除き、当社は、新たな情報や今後の推移の結果であるかどうかを問わず、将来予測に関する記述の更新または改訂を公表する義務を負いません。

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会社概要

URL
https://www.otis.com/ja/jp/
業種
製造業
本社所在地
東京都中央区新川2-27-1 東京住友ツインビルディング東館13階
電話番号
-
代表者名
ティボー・ルフェビュール
上場
未上場
資本金
3億円
設立
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