【出展レポート】製造業DXの第一歩、エプソンPCがサポート。「第10回ものづくりワールド名古屋 製造業DX展」に出展
- 製造業のお客様へ、エプソンPCと共創先が持つソリューションを組み合わせて幅広い“コト”をご提案 -

エプソングループのエプソンダイレクト株式会社(本社:長野県塩尻市、社長:一杉卓志)は、2025年4月9日(水)~11日(金)にポートメッセなごやで開催された「第10回ものづくりワールド名古屋 製造業DX展」に出展しました。
展示会概要
◆ 名称:第10回ものづくりワールド名古屋 製造業DX展
◆ 会期:2025年4月9日(水)~4月11日(金)10:00~17:00
◆ 会場:ポートメッセなごや 第3展示館
本展示会ではエプソンPCを活用した共創先企業様の各ソリューションのデモンストレーションを中心に、6月に発売を予定しているエプソン製Copilot+ PCの先行展示、また製造業DX向けにパッケージ化したモデルを展示・ご紹介しました。
共創先企業様(50音順)
・NECネッツエスアイ株式会社 様
・株式会社進和 様
・ダイキン工業株式会社 電子システム事業部 様
・日本マイクロソフト株式会社 様
セミナースペースでは各日ショートセミナーを実施しました。各企業様ソリューションのご説明、またエプソンの製造業向けPCについてメリットのご紹介を行い、沢山の方に足を止めていただきました。
NECネッツエスアイ株式会社 様 展示の様子
工場内の様々なデータをリアルタイムで可視化し、効率的な運用と生産性の向上を目指す工場DXダッシュボードのご紹介をいただきました。
ダッシュボード上の相関分析やアラームルール設定などのベーシックな機能だけでなく、工場全体のデータを3Dマップ上に可視化することで、どこで何が起きているかを誰でも直感的に理解することができるようになります。
データの収集自体に課題を感じる企業様も多くいらっしゃるということで、データの収集・活用・ツールへの取り込みまでをトータルコーディネートできるのが同社の強みであるということをご説明いただきました。


株式会社進和 様 展示の様子
生産作業指示システム、ライン稼働状況モニター、データ収集システムなど、お客様のニーズに合わせた一品一様の専用設計システムの提供を多く行っている同社が、より幅広いお客様へ手軽にDXをご提供したいという考えから開発したのが、データ活用ソリューションであるSDS-Managerです。
生産状況のトレサビリティや異常履歴の検索、生産工程能力のデータ分析、生産ラインのリアルタイム稼働状況の見える化、しきい値設定のアラート出力による予兆保全、電力・水の流量、温度、湿度の監視等々、製造業DXに必要不可欠な機能をあらかじめ搭載しており、導入後すぐに活用いただけます。
また昨今、需要が多いネットワークカメラと連携することで異常発生時のドライブレコーダーとして活用することも可能となっており、今回エプソンPCの高性能モデルであるJG150との組み合わせで展示をおこなっていただきました。


ダイキン工業株式会社 電子システム事業部 様 展示の様子
製品やサービスの品質を継続的に改善するQMS(品質マネジメントシステム)領域におけるDXをパッケージ化したQX digital solutionのご紹介をいただきました。
品質の全体最適は、品質情報を企業システム全体で回すことにあるといいます。受注案件の仕様決定~製品設計/製造設計~ものづくりまで一気通貫でシステム化する中で、品質管理プロセスをデジタル化し、データの一元管理と分析を可能にします。これにより課題の共有やフィードバック、ナレッジとしての活用も容易となります。
ショートセミナーでは、会社全体を巻き込んだ業務改革がなかなか難しいケースが多いといったお話をご紹介ただき、例えば自分の所属する組織など手の届く範囲からスモールスタートするなど、DX化推進のポイントについてもご説明いただきました。


日本マイクロソフト株式会社 様 展示の様子
同社のブースでは、6月に発売予定であるエプソンのCopilot+ PCを先行展示していただきました。製造業の現場ではまだ多く活用されているとは言えませんが、やはり現場でAIを使って何ができるのかという点に注目されている方は大変多くいらっしゃるようでした。
インターネットに接続せずともAI処理を行うことができるCopilot+ PCの特長、高性能で効率的なNPU(Neural Processing Unit)のご説明、またCopilot+ PCの展示品を実際に使用しながらオフラインでAI処理を行うデモ等を行っていただきました。通常のオフィス向け業務だけでなく、製造業の現場でもAIを活用するシナリオ、可能性は徐々に広がってきているといえそうです。


※エプソンのCopilot+ PCは参考展示品のため、外観は今後変更となる可能性があります。
ショートセミナーの様子

各社様、どのような課題に対して有効なソリューションなのか、スムーズにDXへ移行する方法などについてご紹介をいただきました。エプソンPCのセミナーでは、特定業務用途向けのIoT OSであるWindows 11/10 IoT Enterprise LTSCを選択するメリットや、エプソンならではの長期保守やPC無料貸し出しプログラムのご紹介などを行いました。なかなかDXに踏み出せない企業の推進ご担当者様にも、一歩踏み出すためのヒントを得たセミナーとなっていたのではないでしょうか。
製造業向けパッケージモデル 展示の様子


エプソンPCは、これまでも工場の制御端末や入力端末として、製造業における様々な用途で採用されてきました。製造DX向けにパッケージ化することで、用途に合ったPCをより選択しやすく、課題解決への近道をご提供できると製品化されたのが、製造業向けパッケージモデルです。

パッケージ名 |
モデル説明 |
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外観検査AI向け NVIDIA搭載パッケージ |
AIによる外観検査やCUDAプログラミングを 最適に行うための高性能GPUを搭載 |
ペーパーレス化向け Windowsタブレット |
ペーパーレス化向けタブレット。 10.1型/11.6型から選択可能。 Windows 10 IoT Enterprise 2021 LTSC搭載 |
装置組み込み向け 長期運用パッケージ |
装置組み込みに適したウルトラコンパクトPC。 Windows 10 IoT Enterprise 2021 LTSC搭載 |
製造業向けパッケージモデルについてはこちら
エプソンのブースにお立ち寄りいただきました皆様、誠にありがとうございました。今回の出展を通じて、エプソンが共創パートナー様と行う製造業DX化のための取り組みについて、しっかりとお伝えできていれば幸いです。今後も「製造業はエプソンPC」と多くの企業様に想起していただけるよう、高品質の製品をお届けしてまいります。
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