【慶應義塾】自動化ソフトウェアとテレワークは代替的か？

－日本における予備的証拠についての研究－

慶應義塾大学経済学部の大久保敏弘教授はジュネーブ高等国際問題・開発研究所のRichard Baldwin 教授との共同研究により、人工知能(AI)と空間に縛られずどこでも働けるリモートインテリジェンス（RI）が、サービス産業の文脈において、代替関係にあるのか補完関係にあるのかを、日本のデータを用いて実証分析しました。

結果、AIとRIは代替関係にはなく、補完関係であることを示唆する予備的結果が得られました。

自動化とテレワークが多くの職業で技術的に可能になる中、本結果は、労働の将来に対する貴重な洞察を提供するものです。本研究成果は、2023年9月20日に、国際的な査証付きジャーナルThe World Economy（オンライン）に掲載されました。

 ▼全文は本学のプレスリリースをご参照ください。

https://www.keio.ac.jp/ja/press-releases/files/2023/9/22/230922-1.pdf