質量分析装置「Autof ms1600」、「Autof ms2600」新発売のお知らせ

（株）医学生物学研究所

2025年1月6日 13時00分

　JSR株式会社のライフサイエンス事業のグループ企業である株式会社医学生物学研究所（本社：東京都港区、取締役社長伊藤浩毅）は、質量分析装置「Autof ms1600」及び「Autof ms2600」を2025年1月6日に発売いたしましたので、お知らせいたします。

質量分析装置「Autof ms1600」及び「Autof ms2600」を2025年1月6日に発売
Autof msシリーズは、質量分析技術の1種であるMALDI-TOFを駆使して微生物の迅速かつ正確な同定を可能にし、これまでに全世界で800台以上販売
直感的なユーザーインターフェースで、専門知識がなくても簡単に操作可能

Autof msシリーズは、質量分析技術の1種であるMALDI-TOF（マトリックス支援レーザー脱離イオン化-飛行時間）を駆使して微生物の迅速かつ正確な同定を可能にする装置です。本製品は、医療機関、研究機関、食品業界など、さまざまな分野での微生物検査において、信頼性の高い結果を提供します。これまで全世界で800台以上販売されている実績があります。

本製品は2025年1月24日～26日に名古屋国際会議場で開催される、第36回日本臨床微生物学会総会・学術総会にて展示致します。

第36回日本臨床微生物学会総会・学術集会【2025年1月24日（金）～26日（日）名古屋国際会議場】

今後も微生物検査に関連する製品の上市を通して、人々の健康と医療の発展に貢献していきます。

【Autof MSシリーズの特長】

・広範なデータベース:

5,000種以上の菌種が同定可能な豊富なライブラリーは医療分野だけでなく研究、食品分野などでも利用可能です。

・迅速で高精度な同定能力:

サンプルを投入後、わずか数分で微生物を高精度に同定が可能です。これにより、迅速な対応が求められる現場でも大きな力を発揮します。また、大量の検体も迅速に処理することが可能です。

・使いやすさ:

直感的なユーザーインターフェースで、専門知識がなくても簡単に操作可能です。

【製品概要】

本リリースに関するお問い合わせ：

株式会社医学生物学研究所

本社所在地〒105-0012 東京都港区芝大門2丁目11番8号住友不動産芝大門二丁目ビル

電話 03-6684-6860（代表）

お問い合わせフォーム：https://ivd.mbl.co.jp/diagnostics/inq/

【株式会社医学生物学研究所について】

　1969 年に日本で最初の抗体メーカーとして設立され、現在では、免疫学的領域・遺伝子診断領域のみならず、微生物検査領域にも事業を拡大して、臨床検査薬・機器及び基礎研究用試薬の研究・開発・製造・販売を行っています。

　臨床検査薬事業では、自己免疫疾患、がん、感染症等の検査薬の開発・販売を行っています。自己抗体診断分野では日本国内トップメーカーとして製品ラインナップの充実を図り、難治性疾患の多い当該分野の医療に貢献しています。がん診断分野では医薬品の効果を予測するコンパニオン診断薬を開発し、個別化医療に貢献しています。