「HDマップを活用した小型SAR衛星データ位置情報の高精度化による道路管理の効率化」がSBIRに採択

当プレスリリースは株式会社Synspectiveとの連名になります。

ダイナミックマッププラットフォーム株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長CEO:吉村 修一、以下「ダイナミックマッププラットフォーム」)と、株式会社Synspective(本社:東京都江東区、代表取締役社長CEO:新井 元行、以下「Synspective」)は、国土交通省中小企業イノベーション創出推進事業(SBIR:Small Business Innovation Research)に採択されました。

             
今回採択された事業は、公募テーマ「次世代機器等を活用した道路管理の監視・観測の高度化に資する技術開発」において、ダイナミックマッププラットフォームを代表スタートアップとする、Synspectiveとのコンソーシアムが提案した「HDマップを活用した小型SAR衛星データ位置情報の高精度化による道路管理の効率化」で、交付上限額3.5億円の補助対象事業として採択されました。

小型SAR衛星イメージ

                
今回採択されたプロジェクトでは、小型SAR衛星*による天候・日夜に影響されない観測と地盤変動モニタリングで活用されているソリューション、及び高位置精度3次元データである自動運転用HDマップ(High definition マップ)との連携をベースに、道路インフラ管理への適用を検討します。開発においては、HDマップの活用によりSARデータの高位置精度化を実現し、道路インフラの監視・保全に資するデータセットの開発を実施します。また、高位置精度化されたSARデータを軸とした道路維持管理向けデータ連携システムとビューワーを構築し、災害状況の可視化や他システムとのAPI連携によるデータ提供などを可能とし、道路インフラ管理の更なる高度化を目指します。         

HDマップイメージ図

             
(*)SAR衛星とは:SARは、日本語では「合成開口レーダー」と言い、“Synthetic Aperture Radar”の略語で、SAR(サー)と呼びます。電波の一種であるマイクロ波を地球に向かって照射し、反射波を受信し、地表面の物性や形状などを観測します。この技術を搭載した衛星を”SAR衛星”と呼びます。SAR衛星の特徴は、自らが雲を透過する波長の電波を照射し、地上からの反射波を観測するため、天候や時間帯に依存せず、いつでもどんな時でもデータ取得が可能です。

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Synspectiveの提供する地盤変動モニタリングサービス図(例)

<ダイナミックマッププラットフォーム株式会社について>

設立:2016年6月

本社:東京都渋谷区

代表者:吉村 修一

事業内容:自動運転・ADASをはじめ多様な産業を対象とした高精度3次元データの提供

企業URL: https://www.dynamic-maps.co.jp/

 

<株式会社Synspectiveについて>

設立:2018年2月

本社:東京都江東区

代表者:新井 元行

事業内容:小型SAR衛星の開発・運用から、SAR画像データ販売と衛星データを利用したソリューションサービスの提供

 企業URL:https://synspective.com/jp/

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会社概要

URL
https://www.dynamic-maps.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区渋谷2-12-4 ネクストサイト渋谷ビル12階
電話番号
03-6459-3445
代表者名
吉村 修一 
上場
未上場
資本金
1億円
設立
2016年06月