【キャステム×インターステラテクノロジズ】「宇宙から紙ヒコーキを飛ばす」プロジェクト、1年越しの再始動!新たな挑戦への参画者を募集!

~今度は世界中の人の夢をのせて宇宙へ!民間ロケットで紙ヒコーキを宇宙に放出する世界初の挑戦~

株式会社キャステム

株式会社キャステム(広島県福山市、代表取締役:戸田拓夫、以下キャステム)とインターステラテクノロジズ株式会社(北海道広尾郡大樹町、代表取締役社長:稲川貴大、以下IST)は協同し、2019年7月にISTが開発した観測ロケットMOMOを使い、「宇宙から紙ヒコーキを飛ばす」プロジェクトを実施しました。結果は、ミッション未達に終わりましたが、叶わなかったこの夢を成功させる為、1年越しに再始動することが決定しました。それに伴い、本プロジェクトのSTEP2(プロジェクト概要参照)で新たな挑戦となる「超小型カメラ」「通信機器」「軽量バッテリー」「遠隔操縦」の4つの開発の支援をしていただける参画企業・教育機関・個人の募集を行います。
募集期間:2020年8月19日(水)~2020年10月31日(土)(URL: https://www.castem.co.jp/ist.html

 

「宇宙から紙ヒコーキを飛ばす」プロジェクトは、キャステムの代表取締役であり、折り紙ヒコーキ協会の会長も務める戸田拓夫が40年以上抱き続けてきた長年の夢でした。“折り紙ヒコーキは宇宙空間から地上に降り立つのか”という、たった一人の疑問から始まった夢が、民間のロケット開発を行うISTとの出会いにより夢から現実へと動き始めています。ISTは「誰もが宇宙に手が届く未来をつくる」ことを目指し、お客様からお預かりした様々な荷物、夢や想いを宇宙に届ける“みんなのロケット”を掲げており、戸田が発案した本プロジェクトに共感し、2019年にプロジェクトを実施、そして今回の再挑戦に至りました。また、本プロジェクトでは、世界の子供たちに平和を願うメッセージを書いてもらうことも計画しています。一人の夢ではなく、世界中の人々の夢や想いをのせたロケットの打ち上げとなります。

【協同プロジェクトの体制】
プロジェクトの発起人・主体:キャステム
技術協力:インターステラテクノロジズ

【プロジェクト概要】
今回のプロジェクトは、3つのSTEPで行われます。

<STEP1> 
2021年~2022年で実施予定
■搭載予定ロケット:観測ロケット「MOMO」(高度100㎞の宇宙空間まで打ち上げ可能)
■搭載予定紙ヒコーキ:「うちゅう扇」(※前回より大型のものを使用予定)
■放出口:直径約4cm、全長:約15cm (予定)
■目標:ロケット搭載の2台のカメラで撮影(※前回と同様の条件)
「MOMO」:http://www.istellartech.com/technology/momo
 

<STEP2> 
2023年頃~実施予定
■搭載予定ロケット:観測ロケット「MOMO」(高度100㎞の宇宙空間まで打ち上げ可能)
■搭載予定紙ヒコーキ:「シャトル型」(全長約30cm)
■目標:
1. 紙ヒコーキへカメラを搭載し、宇宙空間を飛んでいる紙ヒコーキから見た地球を見ること
2. 地上へ降りてきた紙ヒコーキの回収
■開発の要件
この挑戦には、以下4つの開発が必要となります。
1. 紙ヒコーキに搭載する超小型カメラの開発
2. 撮影した映像をロケットへ転送する通信機器の開発
3. 太陽光で蓄電可能な軽量バッテリーの開発
4. 宇宙空間で紙ヒコーキを操作できる遠隔操縦の開発
これら4つの開発を行い、紙ヒコーキへ搭載する為には、合計重量3gでの機器開発が必要です。
これらの開発・技術支援をしていただける企業・教育機関・個人の募集を行います。
 

<STEP3> 
2023年以降に実施予定
■搭載予定ロケット:軌道投入ロケット「ZERO」(高度500㎞程度の軌道上まで到達予定のロケット)
■搭載予定紙ヒコーキ:「シャトル型」(全長約70cm)
■目標:※STEP2と同様
「ZERO」:http://www.istellartech.com/technology/zero

【キャステム代表 戸田拓夫のメッセージ】
夢を抱き続けて40年の時が経過していた。
ふと、折り紙ヒコーキは宇宙空間から地上に降り立つことはできないものだろうかと考えた。
この企画をまずJAXAに持ち込んだのは2007年。1年で終了を言い渡された。

それから十数年後、民間ロケットの開発を進めるインターステラテクノロジズの若い技術者たちと出会った。宇宙から紙ヒコーキを飛ばす夢に純粋に賛同し、2019年7月ついに紙ヒコーキを搭載したロケットが発射の時を迎えた。
ロケットは高度1万メートル過ぎた地点で落下した。
次の目標は宇宙から飛ばす紙ヒコーキに小さなカメラを搭載して紙ヒコーキから見える地球の姿を世界中に配信したい。垂直尾翼を地上から操作し、目的地に着陸させたい。
紛争の絶えないパレスチナ、イスラエルの子供たちに平和を願うメッセージをその紙ヒコーキに書かせたい。
これらに賛同する人々の協力と想いをのせてこの企画はいつか必ず成功するだろう。

40年前のあの日、大学を中退し、下宿の端に置いてきた紙ヒコーキ。
夢を果たせたその日も静かに、さも宇宙から降りてきたように、そこにあるような気がする。

 
【IST代表 稲川貴大のメッセージ】
「宇宙の新たな使い道を増やす」
従来国家事業であったロケット開発を民間企業として進めるために、当社では市場拡大のために様々な取り組みをしています。観測ロケットとして王道の使い方である科学実験のほかにも、ロケットの機体広告のスポンサーやネーミングライツ、コーヒーやバラの花を宇宙に届ける取り組みも行い、みんなの想いをのせた「みんなのロケット」で宇宙を目指しています。
宇宙でこんなことがやりたいけれどチャンスが無い・お金が高すぎる、そんな理由でなかなか手が届かないのが、宇宙空間です。その敷居を下げ、宇宙を身近なものにすることで人類に貢献しよう、そのような気持ちで私たちは事業を行っています。
戸田社長から紙ヒコーキプロジェクトのお話を伺った時も、「これは新しい宇宙の可能性だ」と感じました。当社は民間のロケット開発企業だからこそ、国のロケットではできないことが実現可能です。
2019年のミッション未達では大変悔しい想いをしましたが、この度1年越しにプロジェクトを再始動させることができました。今度こそプロジェクトを成功させるために、研究開発を進めていきます。
 


【募集詳細】
■プロジェクトの期間:2020年8月~2023年頃を予定
■プロジェクトの目標:
1. ロケットに紙ヒコーキを搭載し、宇宙空間で紙ヒコーキを飛ばす
2. 宇宙空間で飛ばす紙ヒコーキにカメラを搭載し、紙ヒコーキからの映像を地上へ送る
3. カメラを搭載した紙ヒコーキを遠隔操縦して地球上(目的地)に着陸させる
■募集期限:2020年8月19日(水)~2020年10月31日(土)
■募集事項:
1. 超小型カメラの開発
2. 通信機器の開発
3. 太陽光で蓄電可能な軽量バッテリーの開発
4. 宇宙空間で操作可能な遠隔操縦の開発
機器類の合計重量3gでの機器開発支援をしていただける方
■募集対象
1. 無線機器メーカー
2. 電子機器メーカー
3. 大学、高等専門学校の教育研究機関又は、機器開発支援が可能な技術を有する学生
4. 機器開発支援が可能な技術・能力のある個人
以上の条件に関わらず、開発の専門知識・技能を有する企業や研究機関、大学等も募集条件に含みます。
※当社の基準に基づき選考をさせていただく場合もございます。
※個人での応募の方に関しては、後日ご提供いただける技術・能力等を資料提出やプレゼン等を行っていただく予定です。
今回のプロジェクトへ賛同いただき、募集事項に沿った技術等を有した、熱意のある方を募集しています。

■応募フォーム
下記の応募フォーム(PDF)をダウンロードしていただき、必要事項を記入してください。
記載した応募フォームは、メールまたはファックスにて下記までお送りください。
※ご応募された方には、後日担当者よりご連絡いたします。
応募フォーム(PDF):https://prtimes.jp/a/?f=d35017-20200806-7238.pdf
<送付先>
株式会社キャステム 担当者:広報セクション
FAX:084-955-2065  
E-mail: koho@castem.co.jp

■詳細ページ
1. WEBサイト:https://www.castem.co.jp/ist.html
2.「宇宙から紙ヒコーキを飛ばす」プロジェクト公式ツイッター:https://twitter.com/castem_IST


【本件に関するお問合せ先】
株式会社キャステム 担当者:広報セクション
TEL:084-955-2221 FAX:084-955-2065
E-mail: koho@castem.co.jp

【ロケットに関するお問合せ先】
インターステラテクノロジズ 株式会社 担当者:小林 / 中神(なかがみ)
Mail : press@istellartech.com Tel : 01558-7-7330
Web:http://www.istellartech.com/

 

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会社概要

株式会社キャステム

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URL
http://www.castem.co.jp/
業種
製造業
本社所在地
広島県福山市御幸町中津原1808ー1
電話番号
084-955-2221
代表者名
戸田拓夫
上場
未上場
資本金
7996万円
設立
1970年02月