完全招待制イベント「Beyond Connection:ローカル5G映像ソリューションハンズオンセミナー」開催報告

京セラみらいエンビジョン

                                       2025年4月10日

                              京セラみらいエンビジョン株式会社

 京セラみらいエンビジョン株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:金 炯培)は、2025年2月19日(水)、アイベックステクノロジー株式会社(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長:森田 年一)、エレマテック株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:大越 浩一)、三信電気株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:鈴木 俊郎)と共同で、ローカル5G関連ソリューションに関する完全招待制イベント「Beyond Connection:ローカル5G映像ソリューションハンズオンセミナー」を開催いたしました。

■ イベント概要

本イベントは、ローカル5Gの特長である「超高速」「超低遅延」「多数同時接続」を活かしたネットワーク通信を実際に体験し、今後のローカル5Gの活用について考える機会として初開催されました。 

当日は、アイベックステクノロジー株式会社および三信電気株式会社の映像伝送ソリューションとローカル5Gを組み合わせ、通信速度や遅延の違いを実際に体感いただきました。また、エレマテック株式会社のショールームを訪問し、3DホログラムやARグラスなどの最新テクノロジーを見学。その後、参加者同士でネットワークに関する課題や新技術の活用可能性について活発なディスカッションを行いました。

■ 展示ソリューション

OmniPOD(京セラみらいエンビジョン)

「QCT OmniPOD エンタープライズ5G」は、SA方式のローカル5Gを検討する企業に最適なソリューションです。本ソリューションにより、eMBB(高速大容量)、mMTC(多数同時接続)、uRLLC(高信頼・低遅延通信)といった新しい5Gサービスの実現が可能となります。「QCT OmniPOD」は、用途や規模に応じてシングルサイト/マルチサイト構成が柔軟に選択可能です。ネットワーク機能アーキテクチャはCUPS(C/U分離)に対応しており、ユーザーデータをエッジで処理することで、データ伝送遅延を低減し、ローカル基地局の運用・管理効率を向上させます。

HLD-5000E/HLD-5000D(アイベックステクノロジー提供)

超低遅延対応の4Kコーデック「HLD-5000E/HLD-5000D」を使用し、ローカル5G環境下で離れた場所に設置した4Kカメラのリモート操作を実施。コーデック遅延は驚異の0.02秒であり、付属アプリケーション「HLD Watcher」により、ジッター、パケットロス、遅延時間の可視化が可能です。

※画像はHLD-300C

ARグラス「Rokid Max」(エレマテック提供)

215インチ相当の大画面を提供するARグラス「Rokid Max」は、シアター級の没入感を実現。専用レンズを必要とせず、本体のダイヤル調整機能により、0.00Dから-6.00Dまでの近視補正が可能で、異なる視力のユーザー間で手軽にクリアなAR体験を共有できます。

3D通信機(エレマテック提供)

大型透明液晶ディスプレイを活用し、2D動画やライブ映像を立体的に投影。さらに、画面タッチ操作で360度自由に映像を回転可能。イベントでは、参加者を撮影し、話した言葉をAIで自動翻訳するデモを体験いただきました。

LiveU(三信電気提供)

無線映像伝送装置「LiveU」をローカル5Gネットワークに接続し、映像伝送デモを実施。「LiveU」はローカル5Gやキャリア5G/LTE、衛星回線を利用し、複数回線を束ねることでスムーズな回線切り替えと補完を実現。キャリア5Gの混雑する箇所や電波が届かない場所でも、ローカル5Gと併用することで、高画質かつ途切れにくい映像伝送を可能にします。

PDCE避雷球(三信電気提供)

従来の避雷針は落雷を誘導することで雷電流の影響を受けやすくなりますが、「PDCE避雷球」は、落雷そのものを抑制する技術を搭載。18世紀に発明された従来型の避雷針とは異なり、21世紀の最新技術で資産や安全を守る新しい雷対策を実現します。

■ 参加者の声

・ローカル5G機器やエンコーダなどの実機を間近で確認でき、具体的な活用イメージが湧いた。

・実際にソリューションを体験できたことで、非常に有意義な時間を過ごせた。

・異なる技術を組み合わせることで、新たなビジネスが生まれる可能性を感じた。

・このようなイベントの機会が少ないため、今後も継続開催を希望する。

京セラみらいエンビジョンでは、今後もローカル5Gと多様なソリューションを組み合わせ、企業の課題解決に貢献してまいります。

■京セラみらいエンビジョン株式会社について

 京セラグループである京セラみらいエンビジョン株式会社は、まちづくりの課題である7分野(通信、安全、医療・介護、教育、交通・物流、人口減少、地域経済)の解決をミッションに、ネットワーク構築、ソリューションプロダクト・デバイスの提供を行っております。今まで培ってきた通信エンジニアリングの技術×最新のICTテクノロジーによる独自ソリューションを開発し、企業、自治体、通信キャリアのお客様へ貢献します。
公式ホームページ: https://www.kcme.jp/

公式Facebook:https://www.facebook.com/kcme.nw/

【関連製品】

ローカル5G:https://www.kcme.jp/product/local5g/


■アイベックステクノロジー株式会社について

 アイベックステクノロジー株式会社は、オリジナルIP(Intellectual Property)を、マーケットニーズに対応したLSI、ボード、システム製品に提供するファブレスカンパニーです。

冠たる成果物である超低遅延対応の画像圧縮伸張技術IPは、放送市場において映像伝送装置HLDシリーズに搭載され、スポーツ中継や情報カメラなどで豊富な運用実績があります。

ローカル5Gの超低遅延通信環境にてほぼリアルタイムの映像伝送が可能であり、リモート操作等での超低遅延技術が必要とされる社会インフラ市場への展開にも注力しております。

公式ホームページ:https://www.ibextech.jp/

【関連製品】

HLD-5000E:https://www.ibextech.jp/product-solution/hw-product/hld-5000e/

HLD-5000D:https://www.ibextech.jp/product-solution/hw-product/hld-5000d/

■エレマテック株式会社について

 エレマテック株式会社は、1947年4月に設立された豊田通商グループのエレクトロニクス専門商社です。電子材料や電子部品、設備の販売、加工・組立、設計、製造受託などを手掛け、スマートフォンやタブレット等の最新のエレクトロニクス製品をはじめ、家電、自動車、OA機器、産業機器等、幅広い分野に商材を提供しております。

 6,000社を超える取引先、世界70拠点以上のネットワーク、開発・技術・環境品質部門を活用した企画開発・設計機能等を強みに、製品の設計・試作、量産、納品までのワンストップソリューションを提供しております。 

公式ホームページ:https://www.elematec.com/

 

■三信電気株式会社について

 1951年の設立以来、ラジオ・テレビ放送局のシステム設計・施工をはじめ、映像の制作・編集システム提案にいたるまで各種映像設備をトータルソリューションとしてご提供してまいりました。

 永年の経験と豊富な実績に加え、マルチベンダーSIerである強みを活かし、国内外の最新テクノロジーをいち早く導入することにより、高度化するお客様のご要望に、信頼性の高さはもちろん、コストパフォーマンスに優れた映像システムの設計・構築・サポートをワンストップにてご提供いたします。

公式ホームページ:https://www.sanshin.co.jp/

【関連製品】

LiveU:https://www.sanshin.co.jp/solution/video/liveu/

落雷抑制装置【PDCE】:https://www.sanshin.co.jp/solution/video/rakurai-yokusei/

【本件に関するお問い合わせ】

京セラみらいエンビジョン株式会社 営業統括部

TEL:03-3455-4110 

E-mail:public-relations@kcme.jp

※記載の製品・サービス名および会社名は、それぞれ各社の商標または登録商標です。製品の仕様・サービス内容は予告なく変更となる場合があります。

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会社概要

URL
https://www.kcme.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区三田三丁目5番19号 住友不動産東京三田ガーデンタワー 20F
電話番号
03-3455-4110
代表者名
金 炯培
上場
未上場
資本金
4億9398万円
設立
2011年04月