【2025年最新調査】70代以上の検索行動と情報収集のリアルとは？～70代以上が狙う検索タイミングとテーマの全貌～

https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ 【SEO対策】で検索順位No.1を獲得した（注１）ランクエストが70代以上150名対象に検索行動を調査

株式会社eclore

2025年1月25日 22時32分

70代以上の人々は普段、どの時間帯に、どこで、どのような情報を求め、どんなキーワードを使って検索をしているのでしょうか？

【SEO対策】で検索順位No.1を獲得した（注１）ランクエスト（https://rank-quest.jp/column/column/how-to-seo/ ）は、2025年1月7日に「70代以上の情報収集と検索行動」に関する独自調査を実施しました。本調査では、70代以上の男女150名を対象にアンケートを行い、以下の4点について多角的に分析しています。

【調査①】検索を行う時間帯

【調査➁】検索を行う場所

【調査③】検索する情報の種類やジャンル

【調査④】検索キーワードの特徴

最新データから見えてきた70代以上の検索習慣の“今”を深堀りし、その背景にある理由や特徴を詳しく解説していきます。

（注１）2025年1月9日に東京都新宿区で、PCブラウザーからGoogle検索を行い、その結果を測定しました。検索キーワードは「SEO対策」で、クッキーや履歴を削除した上で計測しています。なお、他の地域やデバイス、検索タイミング、検索エンジンのアルゴリズムの変更などによって、順位が変動する場合があります。

調査結果①：1日のうち最も検索を行う時間帯はいつですか？

最も多かった回答は「午前（8時～11時）」の32％でした。70歳以上の方々は、朝食や家事を一通り済ませて落ち着いた午前帯に情報収集を行う傾向がうかがえます。

次いで多いのは「午後（14時～16時）」の28％で、昼食後に時間のゆとりができる午後のひとときに検索を活用する様子が見られます。

一方で「夜間（20時～23時）」13.3％や「早朝（5時～7時）」9.3％といった時間帯も一定数選択されており、体調や生活リズムに合わせて好きな時間にゆっくり検索するスタイルがあると言えそうです。「深夜（24時以降）」は0.7％とごく少数で、やはり夜遅くに活発に活動する人は少ない印象を受けます。

総じて、70歳以上の方々は午前中から日中にかけての行動が活発で、その時間帯に余裕を持って情報を得たいというニーズが反映されているようです。

調査結果➁：検索を行う場所はどこが多いですか？ ※複数選択可（注２）

（注２）本設問は複数選択可能ですが、回答を2つまでに制限しています。これにより、回答者が主に検索を行う場所を絞り込み、日常的にどこで検索しているかの優先度を、より明確に把握することを意図しています。

最も多かった回答は「自宅」で97.3％という圧倒的な結果でした。70歳以上の方々にとっては、自宅で落ち着いた環境の中で検索するのが主流と言えます。

次点としては「外出先（買い物中や移動中）」4％と少数ながら、外出時にもスマートフォンなどで手軽に情報を調べる人がいることがうかがえます。

一方で、「職場（オフィス）」2％や「通勤・通学中（電車、バスなど）」0.7％、「カフェや飲食店」0.7％は極めて少なく、70歳以上の方々は外出時に頻繁に検索を行う傾向は少ないようです。

総じて見ると、高齢世代では自宅でじっくりと調べものをするスタイルが圧倒的に主流であり、必要に応じて外出時にも検索する人がわずかに存在することが分かります。

調査結果➂：どのような情報を検索することが多いですか？※複数選択可（注３）

（注３）本設問は複数選択可能ですが、回答を2つまでに制限しています。これにより、回答者が主に検索する情報の種類を絞り込み、日常的にどのようなジャンルが重視されているのかを、より明確に把握することを意図しています。

最も多かった回答は「ニュース・トレンド情報」54％でした。70歳以上の方々は世の中の出来事や最新の話題への関心が高く、日々のニュースをチェックしている様子がうかがえます。

次いで「生活関連の情報」46％をよく検索しており、レシピや健康、家事のコツなど日常生活を支える情報を積極的に取り入れているようです。

また、「趣味・娯楽」38％も一定の割合を占め、音楽や映画などを通して日々の楽しみを探している様子が見られます。

一方、「買い物関連の情報」16.7％と「仕事関連の情報」10％は比較的少数で、現役を離れている方が多いことや、普段の買い物はリアル店舗を中心に行うスタイルが根強いことが影響していると考えられます。

総じて、70歳以上の方々は社会とのつながりや日常生活を円滑にする情報を重視しながら、自分の趣味や興味のある分野についても意欲的に調べる傾向があると言えます。

調査結果④：検索の際、どのようなキーワードを使うことが多いですか？

最も多かった回答は「単語だけの簡単なキーワード」42.7％でした。70歳以上の方々はシンプルな単語を使って検索を始めるケースが多いようです。

次いで多かったのは「具体的なニーズを含むキーワード」25.3％で、目的や条件を明確に入れて一度に情報を絞り込みたい人も一定数いる様子がうかがえます。

三番目は「質問形式のキーワード」14.7％で、素朴な疑問を直接問いかける形で検索するパターンも見られます。

一方で、「レビューや評判を含むキーワード」2％や「比較や対立を示すキーワード」1.3％など、購入検討や情報比較を意識した検索は少数派にとどまりました。

総じて、70歳以上の方々はまず単語中心に手軽に調べ始め、必要に応じてもう少し絞り込むスタイルが主流と考えられます。口コミ重視や価格比較などの慎重な買い物スタイルよりも、日々の疑問や興味に応じたシンプルな検索が主体であることがうかがえる結果となりました。

まとめ：70歳以上の検索行動日中・自宅中心の生活重視スタイル

今回のアンケート調査からは、70歳以上の方々の検索行動に以下のような特徴が見受けられます。まず、検索を行う時間帯は朝から午後にかけてが中心で、比較的余裕のある時間に情報収集をする傾向があります。

また、自宅で落ち着いて検索を行う割合が非常に高く、外出先や移動中にスマートフォンを活用するスタイルは少数派となっています。

検索する情報としては、最新のニュースやトレンド、健康・家事など生活に役立つ内容が多く、趣味や娯楽も相応のニーズがあるようです。

キーワードの使い方は、まずシンプルな単語から検索を始め、必要に応じて条件を付けて絞り込むスタイルが主流で、口コミや比較を含む詳細な検索はやや少数にとどまりました。

総じて、70歳以上の方々には、分かりやすく生活に寄り添った情報を提供し、気軽に検索できる環境を整えることが重要だと考えられます。

執筆者：城下透子

ランクエストライティングチーム編集長

東北芸術工科大学芸術学部文芸学科を卒業後、雑誌・書籍編集プロダクションに入社し、紙媒体での編集業務に携わる。その後、株式会社ecloreに入社。SEOコラムやインタビュー記事、サービスページなどを執筆し、【SEO対策】で検索順位No.1を獲得した実績（注１）を持つ。座右の銘は、「“言う”と“伝える”は異なる」。

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