マルチメディアアーティスト・佐藤理の最新個展 「マルチプル・パーソナリティー(多重人格)」12月13日~1月19日開催。2年ぶりとなる待望の新作音楽アルバムも展示会場で先行販売
マルチメディアアーティストと呼ばれる佐藤理が本当の意味でマルチな創作を始めた。あなたは何人の佐藤理に出会えるか?
研美株式会社(本社:東京都渋谷区 代表取締役:厳研)が運営するクリエイターズユニット兼ギャラリー機能を有する「SOMSOC GALLERY(ソムソクギャラリー)」は、マルチメディアアーティスト・佐藤理の個展 「マルチプル・パーソナリティー(多重人格)」を2024年12月13日(金)~2025年1月19日(日)まで開催します。ギャラリー併設のストアでは、個展と同名の新作アルバム『MULTIPLE PERSONALITY(多重人格)』の先行販売や、90年代に出版された伝説の『Art of Computer Designing』再版の独占販売も行います。
個展情報 「マルチプル・パーソナリティー(多重人格)」
■作家:佐藤理(SATO OSAMU)
■開催期間:2024年12月13日(金) ~2025年1月19日(日)
■営業時間:12:00~20:00 ※年末年始も営業します
■住所:東京都渋谷区神宮前3-22-11
■キュレーター:宮崎壮玄
■主催:SOMSOC GALLERY
メッセージ
「マルチプル・パーソナリティー(多重人格)。
僕はいまだに、マルチメディアアーティストと呼ばれる事も多い。
90年代にソニーミュージックのマルチメディアのオーディションではグランプリを頂戴し、結果、『東脳』や『中天』が生まれた。
また、その作品をもって、通産省のマルチメディアグランプリでもアーティスト賞というものもいただき、その後はプレイステーションで、そのメディアを使い現代美術を発表するつもりで『LSD』をプロデュースした。ゲームとして発売はされたが、宣伝キャッチコピーは「こんなのゲームじゃない。」と書いた。
確かにいわゆるマルチメディアアーティスト的である。
その後は、写真、グラフィック、動画、絵画、音楽とマルチなメディアを行き来して作品を制作してきた。
ある意味、僕自身が何人かいるように、多重人格的にさまざまな作品を作っている。
ただ、僕は、どの作品も僕自身ともいえる。
是非、実際、見て、さまざまな作品がある中に潜んでいる僕というパーソナルを見つけてほしい。」
--佐藤理(Sato Osamu)
「建築物。細胞。果ては大宇宙。私たちの住む世界は一見無秩序に見えて、秩序のある細部から成り立っています。
カオスの中に潜む合理的な法則、ある種の黄金比。それを見つけ出した時に私たちは世界の美しさを発見するのかもしれません。
佐藤理は、秩序によって成り立つカオスな外部の世界をあらゆる手法を使って見せてくれます。
写真、ゲーム、グラフィック、動画、絵画、音楽。
彼を因数分解していくとこれらの要素によって成り立っていることがわかります。
今回の展示では、佐藤理というカオスな創造主が持つ、多重な細部の秩序と、彼が作る大きな作品世界を存分に味わって欲しいと思います。」
--宮崎壮玄
音楽情報
佐藤理の新作アルバムMULTIPLE PERSONALITY(多重人格)/OSAMU SATO(佐藤 理)
アメリカ、ドイツ、フランスなど多くの国のレーベルからアナログ盤、CDなどがリリースされる佐藤理による待望の音楽アルバム最新作『MULTIPLE PERSONALITY(多重人格)』の先行販売を行います。一般販売は2024年12月25日(水)です。
アーティスト活動40年を超える佐藤理の最新作は、プロデュースや作曲はもちろん、プログラム、録音、ミックス、マスタリング、カバーアート、グラフィックデザイン、ミュージックビデオまで、全てをひとりで作り込んだ、妥協なしの超絶多機能多重人格的独自アルバムです。
本展会期中、12月21日(土)には、映像を用いたライブインスタレーション「佐藤理独演会」も開催予定です(詳細下記)。
収録曲
1.IMMUSICAL HARMONY (03:46)
2.PSYCHIC TOWER (04:06)
3.AFTERNOON DELIGHT (05:54)
4.GENERAL ELECTRIC (03:44)
5.TRAIL OF ANTS (03:42)
6.JAZZ PRESIDENT (04:26)
7.SILENT GROOVE (04:50)
8.NEURONAL ORGANIZATION(04:14)
9.RECOVERY WALK(04:28)
10.CHOCOLATE NEWS(04:28)
11.THE WATER OF LIFE(05:36)
イベント情報
オープニングトークイベント
■開催日時:2024年12月14日(土)19:00~22:00
■出演:佐藤理・宮崎壮玄(SOMSOC GALLERY)
■料金:入場無料、ワンドリンクオーダー制
佐藤理独演会
佐藤理独演会では、佐藤理のライブに加え、静電場朔の新曲『地球情歌』佐藤理リミックスの公開も行います。
■開催日時:2024年12月21日(土)18:00~20:00
■出演:佐藤理・静電場朔(ゲスト)
■料金:チケット3,000円、ワンドリンクオーダー制
作家情報
佐藤理(Sato Osamu)
ゲーム、グラフィック、写真、映像、音楽など多分野で作品を発表するマルチメディア・アーティスト
略歴
京都出身、東京をベースに活動。
父、祖父とも写真家。周囲の大人が芸術関係ばかりという環境で少年期を過ごし、学生時代は、デザインと写真工学を2つの大学で学ぶ。2校の学籍及び浪人、米国遊学、留年により8年間の学生生活を送る。その間、写真やデザインの制作の傍ら電子音楽に興味を持ち始め、シンセサイザーとテープを使い様々な実験音楽、環境音楽を制作、ライブなどで発表。それらの音楽はNHKの番組BGMやテーマ曲に使用され、EP-4の佐藤薫氏のインディーズレーベル『スケーティング・ペアーズ」よりカセット+シルクスクリーンの作品『OBJECTLESS』をリリース。その作品は2017年ドイツのVODより作家自身のリミックスが施されアナログ盤で再発売される。
1991年、初の展覧会ではコンピュータグラフィックスで『アルファベチカル・オルガズム』を発表。その後も多くの作品に携わり、ソニーミュージックからPCゲーム作品『東脳』を発表。(米国ソニーからは米題『EASTERN MIND』としてリリース)そのほか音楽CD『EQUAL』などが日本、ヨーロッパのソニーからリリースされた。その後、現在もカルトクラシックとして名高いプレイステーションの『LSD / ドリーム・エミュレーター』をアスミックエースより発売。
ここ数年ではグラフィックアートの制作と並行して、音楽アルバム『ALL THINGS MUST BE EQUAL』『OBJECTLESS』『LSD REVAMPED』が日本・海外でリリース。2020年4月には、オリジナルアルバム『GRATEFUL IN ALL THINGS(感謝感激雨霰)』を同名のグラフィック作品集同時発売。その後、アナログ2枚組でも発売される。またほぼ同時期、1993年から2001年にかけて作曲された楽曲を収録した編集盤『COLLECTED AMBIENT GROOVES』がヨーロッパ、Mental Groove傘下のMusique Pour La Danseよりリリースされ、サンフランシスコの出版社コルパプレスからは、1993年にグラフィック社(東京)より発刊されたデザイン書『コンピュデザイン』の新翻訳、新装版『Art of Computer Designing』発刊。
2020年には『TRANSFORMED COLLECTION』がCD、アナログ2枚組の同時発売。 2021年には新たなプロジェクト『LSD TRANSFORMED』の第一弾を音楽とグラフィック作品をNFTにて発表。2022年には、自身のルーツを探究した音楽CD『ROOTS』発表と同時に、同タイトルの個展を開催。
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