人材コーディネーターをシニア求職者支援と企業・求職者間の調整とに再編

新入社員教育やテレワーク強化で組織体制変更、シニア転職支援のシニアジョブ

50歳以上のシニア人材に特化した人材紹介と人材派遣を提供する（株）シニアジョブ（本社：東京都新宿区／代表取締役　中島康恵／以下、シニアジョブ）は、4月10日より組織体制およびシニア求職者のサポート体制を変更し、これまでの2部門体制から3部門体制へと改めました。
従来、シニア求職者と求人企業の窓口は、営業部（人材コーディネーター）とカスタマーセクション（カスタマーサポート）の2部門だったものを、人材コーディネーターを「フロント」と「バック」に分けて編成し直すことで、体制変更から約1ヶ月経った現在、効果が得られています。

4月10日に変更したシニアジョブの新たな組織体制の関係図

■組織体制を変更した理由と変更内容
シニアジョブでは下記に挙げた複数の理由により、組織体制を見直しました。

1. 新卒社員が入社し、教育の効率を考え業務を細分化した
2. シニア求職者や求人企業の意見を調査し、業務の専門性と効率向上を目指した
3. 新型コロナによるテレワーク強化のため、分担範囲を明確化した

シニアジョブはもともと人材コーディネーターの業務を分担せず、基本的に1人のコーディネーターが求職者も企業も一貫して担当する体制を取ることで、すべての業務に習熟し、マッチングまで成し遂げる達成感を得られることを重視していました。
しかし、この４月、創業以来初となる新卒新入社員の入社を迎えたことで、新入社員がすべての業務に習熟するには一定期間を要すること、新型コロナウイルス感染防止のためのテレワーク強化によってオフィス窓口担当者と在宅勤務者の負担の平均化が必要になったことを受け、体制の見直しを図りました。また、以前から求職者や求人企業から寄せられていた意見によって、さらなる専門性と効率の向上を目指していました。
4月10日からの新体制では、営業部（人材コーディネーター）を主に企業と求職者の間を調整する「フロント」と、主に求職者を支援する「バック」の2職種に分解し、専門性と効率の向上を図っています。「フロント」は主に企業の求人条件をヒアリングし、求職者と企業間の条件交渉や選考の進行を行います。「バック」は主に求職者との電話面談・経歴ヒアリングを行い、履歴書・職務経歴書の作成代行や面接アドバイスなどを担当します。企業への営業電話や求人情報の整理・サイト掲載などは「バック」「フロント」どちらも担当します。また、カスタマーセクションはこれまでどおり、求職者や企業からの連絡の一次対応を中心に担当します。

シニア求職者の方が求人に応募した場合、まずはカスタマーセクションがご連絡を行い、電話面談の設定を行います。その後、「バック」の人材コーディネーターが電話面談などを行って経歴を伺ったのち、「フロント」の人材コーディネーターと共同して求人企業への応募や選考を進めていくこととなります。
より丁寧で迅速な対応を実現しているため、シニア求職者の方は安心して専用求人情報サイト（https://senior-job.co.jp/）よりご応募ください。


■組織体制の変更による効果
シニアジョブでは今回、4月10日より組織体制およびシニア求職者のサポート体制を変更した結果、下記のような効果が見られました。

• 緊急事態宣言に基づく「出社7割減」を達成しつつ、サービスを完全維持
• 緊急事態宣言下であったものの、営業接触件数を維持
• 緊急事態宣言下であったものの、登録求職者数を維持
• 緊急事態宣言下であったものの、求職者の電話面談件数を維持

※上記はいずれも2020年4月の状況と、同3月の比較によります。


■組織体制の変更を経験した社員の声
シニアジョブが組織体制およびシニア求職者のサポート体制を変更し、約1ヶ月が経過した結果、社内からは次のような声が聞かれました。

＜20代人材コーディネーター・バック担当・女性＞
2つの役割に分けられて、担う業務内容がシンプルになったので、各業務に今まで以上に集中して取り組みスピードアップが図れるようになりました。

＜20代人材コーディネーター・フロント担当・男性＞
それぞれが専門的に担当する業務の効率も上がりましたが、それだけでなく、役割がはっきりしたことで共通して行う求人情報の整理やサイト掲載の業務の効率も上がりました。


【会社概要】
社名 ： 株式会社 シニアジョブ
代表 ： 代表取締役 中島 康恵
本社 ： 東京都新宿区大久保1-14-15 三辰ビル7F TEL ： [phone]
URL  ： https://corp.senior-job.co.jp/
事業内容 ： シニアの人材ビジネス提供