「新型コロナ療養者向けオンライン診療システム」、 自治体からの要請に対応し、利用対象施設を保健所や宿泊療養施設へも拡大
2ヶ月で約200施設が導入、電話診療からの移行や有事の際の体制整備として普及が進む
株式会社メドレー(代表取締役社長:瀧口 浩平、以下「メドレー」)が提供している「新型コロナ療養者向けオンライン診療システム」(以下、本システム)は、自治体からの要請に応えるため、医療機関に加えて保健所や宿泊療養施設へも利用対象を拡大します。保健所や宿泊療養施設では、保健師や看護師などによる医療相談や経過観察を目的に利用されます。
本システムは、新型コロナの感染拡大による自宅療養者の増加という社会的な要請を受けて、2021年9月から無償提供が開始されました。医療機関と患者の双方における操作の簡便性、音声電話と比較した際に得られる情報量の多さ、医療者の感染リスクの低下などを理由に、これまで電話診療からの移行を中心に導入が進み、提供開始から2ヶ月で約200施設に導入されています。
また2021年10月以降は、厚生労働省の事務連絡(※)によって各都道府県に「保健・医療提供体制の整備」が求められたことなどを受け、今後の新型コロナの感染再拡大や新興感染症への備えとして、自治体からお問い合わせをいただくようになりました。これらの要請に対応するために、医療機関に加え保健所や宿泊療養施設も無償提供の対象に拡大することとしました。
※参考:「今夏の感染拡大を踏まえた今後の新型コロナウイルス感染症に対応する 保健・医療提供体制の整備について」(厚生労働省、令和3年10月1日)
【活用事例の紹介(一部)】
■宮崎県 福祉保健部 医療薬務課
・用途:看護師による宿泊療養者へのオンライン容態観察
・宮崎県 福祉保健部 医療薬務課 看護担当 主査 津隈祐喜様のコメント:
「宮崎県では、宿泊療養施設を5施設(全450室)運営しています。療養者の健康観察は主に施設に常駐する看護師が電話で行っていますが、療養者の容態が変化した際など、より的確に、より多くの患者の身体所見を医師や医療機関へ共有する必要があるため、療養者であっても簡単な操作でビデオ通話が開始できる当システムを活用することとしました。限られた医療リソースで効率的な対応を行ううえでも、施設従事者の感染防止の点でも有用だと感じています。新型コロナの感染再拡大時に備え、オンラインを踏まえた体制を構築していきたいと考えています」
■埼玉県産婦人科医会
・用途:かかりつけ医による新型コロナ陽性妊婦への健康観察
・埼玉県産婦人科医会 会長 平田善康先生のコメント:
「埼玉県産婦人科医会が構築した産科リエゾンシステムのなかで、約30施設の医療機関が活用しており、これまで全体で100回以上利用しています。医療者側としては電話よりも多くの身体的所見を得られますし、患者側はかかりつけ医の顔を見られることで安心感にもつながっています」
■新型コロナ訪問診療チーム KISA2(きさつ)隊大阪
・用途:オンラインチームによるビデオ通話での問診、および往診後の健康観察
・KISA2隊大阪 奥内科・循環器科 奥 知久先生のコメント:
「KISA2隊大阪では、コロナ療養者へのビデオ通話を2つの目的で使用しています。1つ目は巡回チームの往診前に問診情報や保険証の写真情報を得るため。それによって往診医は処置や患者へ安心感を与えることに集中し、接触を短時間にすることができます。遠隔で得られた情報はリアルタイムに巡回チームへ共有し効果的・効率的な体制構築の手段としています。2つ目はアフターフォロー利用です。顔を見ることで呼吸状態の把握や安心感を確保することにつながります。また、個人としては、オンライン診療システムの利用は今回が初めてでしたが、このシステムであれば医療者側も患者側も事前知識がなくても十分利用できると感じています。アプリDLや入力事項がないので、容態が芳しくない患者にとっても負担が少なくて済むのがよいです。さらに、電話よりもビデオ通話の方が患者との信頼形成が早いというのも利点に感じています」
メドレーは引き続き、自治体・医師会などと連携し、医療現場への貢献を継続してまいります。
システムや活用事例などに関するお問い合わせは、以下の窓口にご連絡ください。
<導入相談窓口>
株式会社メドレー 事業連携推進室 山下・佐藤
E-mail:online-for-covid@medley.jp(営業時間:平日10:00-19:00)
■「新型コロナ療養者向けオンライン診療システム」について
医療機関が新型コロナ療養者の携帯電話番号宛にオンライン診療用のURLをSMS送信し、患者がスマートフォンやタブレット端末で届いたURLをクリックするだけで、オンライン診療を利用することが可能なシステムです。
※関連プレスリリース https://www.medley.jp/release/20210820.html(2021年8月20日)
■株式会社メドレー 会社概要
【代表】代表取締役社長:瀧口 浩平
【所在地】東京都港区六本木 3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー22F
【URL】https://www.medley.jp
■株式会社メドレーについて
メドレーは、エンジニアと医師・医療従事者を含む開発チームを有し、「医療ヘルスケアの未来をつくる」というミッションのもと、インターネットサービスを提供しています。現在、より良い医療・介護の実現に向けて、以下のサービスを展開しています。
・患者向け「オンライン診療・服薬指導アプリ CLINICS」 https://clinics.medley.life
・診療所・病院向け「クラウド診療支援システムCLINICS」 https://clinics-cloud.com
・かかりつけ薬局支援システム「Pharms」https://pharms-cloud.com
・医師たちがつくるオンライン医療事典「MEDLEY」 https://medley.life
・医療介護の求人サイト「ジョブメドレー」 https://job-medley.com
・納得できる老人ホーム探し「介護のほんね」 https://www.kaigonohonne.com
■本件に関するお問い合わせについて
株式会社メドレー 広報
【E-mail】pr@medley.jp
【TEL】03-4531-5674
また2021年10月以降は、厚生労働省の事務連絡(※)によって各都道府県に「保健・医療提供体制の整備」が求められたことなどを受け、今後の新型コロナの感染再拡大や新興感染症への備えとして、自治体からお問い合わせをいただくようになりました。これらの要請に対応するために、医療機関に加え保健所や宿泊療養施設も無償提供の対象に拡大することとしました。
※参考:「今夏の感染拡大を踏まえた今後の新型コロナウイルス感染症に対応する 保健・医療提供体制の整備について」(厚生労働省、令和3年10月1日)
【活用事例の紹介(一部)】
■宮崎県 福祉保健部 医療薬務課
・用途:看護師による宿泊療養者へのオンライン容態観察
・宮崎県 福祉保健部 医療薬務課 看護担当 主査 津隈祐喜様のコメント:
「宮崎県では、宿泊療養施設を5施設(全450室)運営しています。療養者の健康観察は主に施設に常駐する看護師が電話で行っていますが、療養者の容態が変化した際など、より的確に、より多くの患者の身体所見を医師や医療機関へ共有する必要があるため、療養者であっても簡単な操作でビデオ通話が開始できる当システムを活用することとしました。限られた医療リソースで効率的な対応を行ううえでも、施設従事者の感染防止の点でも有用だと感じています。新型コロナの感染再拡大時に備え、オンラインを踏まえた体制を構築していきたいと考えています」
■埼玉県産婦人科医会
・用途:かかりつけ医による新型コロナ陽性妊婦への健康観察
・埼玉県産婦人科医会 会長 平田善康先生のコメント:
「埼玉県産婦人科医会が構築した産科リエゾンシステムのなかで、約30施設の医療機関が活用しており、これまで全体で100回以上利用しています。医療者側としては電話よりも多くの身体的所見を得られますし、患者側はかかりつけ医の顔を見られることで安心感にもつながっています」
■新型コロナ訪問診療チーム KISA2(きさつ)隊大阪
・用途:オンラインチームによるビデオ通話での問診、および往診後の健康観察
・KISA2隊大阪 奥内科・循環器科 奥 知久先生のコメント:
「KISA2隊大阪では、コロナ療養者へのビデオ通話を2つの目的で使用しています。1つ目は巡回チームの往診前に問診情報や保険証の写真情報を得るため。それによって往診医は処置や患者へ安心感を与えることに集中し、接触を短時間にすることができます。遠隔で得られた情報はリアルタイムに巡回チームへ共有し効果的・効率的な体制構築の手段としています。2つ目はアフターフォロー利用です。顔を見ることで呼吸状態の把握や安心感を確保することにつながります。また、個人としては、オンライン診療システムの利用は今回が初めてでしたが、このシステムであれば医療者側も患者側も事前知識がなくても十分利用できると感じています。アプリDLや入力事項がないので、容態が芳しくない患者にとっても負担が少なくて済むのがよいです。さらに、電話よりもビデオ通話の方が患者との信頼形成が早いというのも利点に感じています」
メドレーは引き続き、自治体・医師会などと連携し、医療現場への貢献を継続してまいります。
システムや活用事例などに関するお問い合わせは、以下の窓口にご連絡ください。
<導入相談窓口>
株式会社メドレー 事業連携推進室 山下・佐藤
E-mail:online-for-covid@medley.jp(営業時間:平日10:00-19:00)
■「新型コロナ療養者向けオンライン診療システム」について
医療機関が新型コロナ療養者の携帯電話番号宛にオンライン診療用のURLをSMS送信し、患者がスマートフォンやタブレット端末で届いたURLをクリックするだけで、オンライン診療を利用することが可能なシステムです。
※関連プレスリリース https://www.medley.jp/release/20210820.html(2021年8月20日)
■株式会社メドレー 会社概要
【代表】代表取締役社長:瀧口 浩平
【所在地】東京都港区六本木 3-2-1 住友不動産六本木グランドタワー22F
【URL】https://www.medley.jp
■株式会社メドレーについて
メドレーは、エンジニアと医師・医療従事者を含む開発チームを有し、「医療ヘルスケアの未来をつくる」というミッションのもと、インターネットサービスを提供しています。現在、より良い医療・介護の実現に向けて、以下のサービスを展開しています。
・患者向け「オンライン診療・服薬指導アプリ CLINICS」 https://clinics.medley.life
・診療所・病院向け「クラウド診療支援システムCLINICS」 https://clinics-cloud.com
・かかりつけ薬局支援システム「Pharms」https://pharms-cloud.com
・医師たちがつくるオンライン医療事典「MEDLEY」 https://medley.life
・医療介護の求人サイト「ジョブメドレー」 https://job-medley.com
・納得できる老人ホーム探し「介護のほんね」 https://www.kaigonohonne.com
■本件に関するお問い合わせについて
株式会社メドレー 広報
【E-mail】pr@medley.jp
【TEL】03-4531-5674