ハイクラス転職支援のクライス&カンパニー 「志あるハイクラス人材のキャリア意識調査」を実施 リモート勤務を週1日以上実施している人は昨年から約6%減少し、約7割に
これからの働き方でリモートワークを希望する割合は54%と高水準を維持
ハイクラス転職支援の株式会社クライス&カンパニー(本社所在地:東京都港区、代表取締役社長:丸山 貴宏)は、当社のキャリアカウンセリングを受けていただいた転職希望者に対するアンケート「ハイクラス人材のキャリア意識調査」を実施しております。その結果として、今回は「ハイクラス人材のリモート勤務の実態調査結果」をお知らせいたします。
アンケートは当社のキャリアカウンセリングを受けた方へ任意回答で実施しており、回答者の平均年収は1,051万円、平均年齢は35歳となっています。
今回、週1日以上リモート勤務を導入している人の割合は69%で約7割となりました。前年同時期の調査では75%だったため、約6%減少しています。「稼働日はすべて出社」が前年比で4%増加して26%で首位となった結果からも、コロナ禍からの働き方の揺り戻しや、改めて働き方制度の見直しを社内で行っている様子がうかがえる結果となりました。
本調査は2022年より3年連続で実施しており、今後も継続的にハイクラス層の働き方の変化を分析してまいります。
リモートワークの状況は「稼働日すべて出社」が26%で最多 「フルリモート」は21%に
リモートワークの状況について、「稼働日はすべて出社(5日以上)」が26%で最多となりました。次いで「週1~2日出社」が24%、「フルリモート勤務でほぼ出社していない」が21%と続きます。昨年同時期と比較すると、「稼働日はすべて出社(5日以上)」も「フルリモート勤務でほぼ出社していない」も、同様に4%増加しており、一方でハイブリッド出社の割合が減っていることがわかります。コロナ禍以降の働き方のゆり戻しが見られますが、業種や職種、そして企業のスタンスにより出社への考え方が明確に分かれてきていると言えそうです。
※2022年のリモートワーク勤務に関するアンケート調査結果のプレスリリースはこちら
https://www.kandc.com/news/news/7343/
※2023年のリモートワーク勤務に関するアンケート調査結果のプレスリリースはこちら
https://www.kandc.com/news/news/8179/
リモートワークの希望は半数以上で高水準となるも、「どちらでもいい」も44%
リモートワークを希望すると回答した人は半数以上となり、実態としては出社が増えているものの、依然として希望は強いことが明らかになりました。一方で「どちらでもいい」と回答した割合は44%となり、仕事の内容や会社のルールにしたがって柔軟に勤務する姿勢はむしろ強まっていると考えられます。
今回の結果などから、コロナ禍において急速に普及したリモートワークは、その取り入れ方に企業ごとに明確な変化が起きていることがわかりました。具体的には、企業や業界ごとの戦略に基づき、リモートワークの位置づけや実施方法が多様化しています。
例えば、自律性や専門性の高い組織では、通勤時間を無くすことで生産性が上がり、フルリモート勤務を維持・拡張する傾向が維持されており、リモートワークを支えるためのツールやシステムの整備もさらに進んでいます。基本的には出社を推奨しながらも、オフィスでの対面勤務とリモート勤務を柔軟に組み合わせた「ハイブリッド勤務」を導入して、リモート勤務を希望する個人のニーズに応える企業も増えています。
一方で、新人育成などの課題があったり、対面でのコミュニケーションやチームビルディングを重視する企業では、オフィス出社を推進する動きが加速し、今回の結果のように26%は週5日出社しているという実態もうかがえます。さらに、ハイクラス層の方々はこのような働き方や出社頻度を見直し、制度を作る側にいるマネジメント層も多数いらっしゃいます。自社に最適な制度を作るために必然的に出社が増えた、といった要因も、面談時の声から浮かび上がってきました。
リモートワークの取り入れ方は、単に「継続する」か「廃止する」かという二者択一ではなく、各企業の業務内容や文化、そして今後の成長戦略に応じた柔軟な選択肢が求められていると言えるでしょう。ハイクラス層の働き方にも、企業ごとの成長戦略に沿った多様な働き方が浸透していることがわかる調査結果となりました。
今後も「志あるハイクラス人材のキャリア意識調査」では、ハイクラス層が仕事に関してどのような価値観を持つのか調査し、発表してまいります。
「志あるハイクラス人材」とは?
当社は、心から頑張りたいと思える仕事には、「年収」や「ポジション」に加え、「志」が必要だと考えています。ビジョンを描き、やりがいを生む源泉となる「志」を持って働くビジネスパーソンたちは、多くの企業から必要とされ、重要な役割を担い、ご自身と企業の成長を通じて社会に貢献しています。収入が高いだけではない、熱い想いを持って日々働く方々を、「志あるハイクラス人材」と呼んでいます。
今回のアンケート回答者の平均年収は1,051万円、平均年齢は35歳となりました。
クライス&カンパニーの「志あるハイクラス人材のキャリア意識調査」について
・アンケート調査期間:2024年9月30日~2024年11月1日
・回答者数:112名
・調査手法:当社のキャリアカウンセリングを受けた方への任意オンラインアンケートにて実施。本設問は複数回答可。
株式会社クライス&カンパニー
株式会社クライス&カンパニーは、「志あるハイクラス転職を、クライスと」をビジョンに掲げ、転職において重要な年収、ポジションに加えて、個人がやりがいを生む源泉となる「志」を重視した転職支援事業を展開しています。これからも、志あるハイクラス人材と、志ある企業とが出会うきっかけを創り出す存在として、日本の転職市場をリード、変革していくことを目指します。
https://www.kandc.com/
会社名:株式会社クライス&カンパニー
所在地:〒105-0021 東京都港区東新橋2-4-1 サンマリーノ汐留2F
代表取締役社長:丸山 貴宏
事業内容:ヘッドハンティング事業、人材紹介事業(厚生労働大臣許可番号13-ユ-040184)、人事・採用のコンサルティング事業
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像