オフィスにおける郵便物・配達物管理SaaS「トドケール」を運営するトドケールがWiLをリード投資家として3億円をシリーズAラウンドにて調達！

株式会社トドケール（本社：東京都千代⽥区、代表取締役：野島剛、以下トドケール）はWiLをリード投資家として3億円の資金調達を実施いたしました。

トドケール

2024年12月13日 11時00分

　本ラウンドでは、新規投資家としてグローバルベンチャーキャピタルであるWiLを加え、WiL及び既存株主であるジェネシア・ベンチャーズ引受先として、3億円を調達しました。なお、低い解約率を維持し、安定したキャッシュフローを獲得できるという弊社のビジネスモデルを勘案して、エクイティによる調達を最低限に抑え、デットを利用したブートストラップを目指し、デット調達も同時に進めており、総額としての調達額はより大きな金額となります。

資金調達の背景と今後の展望

　今回の資金調達では、すでに多くの大手企業に導入されているクラウド配達物・郵便物管理アプリケーション「トドケール」を中核サービスと定め、さらなる顧客基盤拡大に向けて営業・カスタマーサクセス（CS）の人材の採用強化を行い、物流との連携・周辺総務領域への拡大を含めた機能開発に向けた開発チームの採用の強化を行います。

　トドケールは受け取り荷物のデジタル管理という総務周辺領域をから発送から物流機能への連携までを事業ドメインとして定め、さらなる利便性の向上およびサービスの拡充を目指します。

ミッション・サービス特徴

　当社は、ミッションに「人とモノをつなぐ」を掲げ、「オフィス領域におけるモノのデータへのアクセス性向上」を目指すスタートアップ企業です。これまでテレワークやハイブリッドワークの導入、フリーアドレス制のオフィス、店舗・工場・研究所など、複数拠点を持つ大企業など新しい形の働き方とオフィス運営を目指す企業に向けた拠点に届いた荷物の管理とスムーズな受け渡しを実現するサービスの充実に注力してきました。

　その一方で利用する顧客の皆様より「受け取るもののみではなく、発送物の管理や社内便の管理、そして物流機能との直接的な接続といったオフィス周辺の物流管理機能の拡充をしてほしい」との要望を受け、「人とモノをつなぐ」のミッションの元、法人向けサービスのさらなる拡充に取り組むことといたしました。

　サービス全体の利用顧客数は大手企業を中心に70社を超え、システム内取り扱い荷物数の成長率はこの4年間において、年平均417%を超えております。

積極採用中及びオンラインイベント開催

<積極採用中！>

　ミッションである「人とモノをつなぐ」を様々な形で実現するため、営業・カスタマーサクセス・マーケティング・エンジニア・デザイナー等のポジションの採用を強化しています。

面白いフェーズに入ったトドケールにご興味ある方からのお問い合わせをお待ちしております。

【トドケール採用サイト】
https://www.notion.so/todoker/15a15f603fd2809987f1d0b73a2d6dbc

採用イベントのお知らせ

　トドケールはこのシリーズA調達を機に、多くのポジションの募集を開始しております。トドケールからはPMF完了までの苦難やこれからの事業の方向性や戦略、10月に移転したオフィスのご紹介、働く社員の声のほか、本ラウンドでリードをとった新規株主であるWiLのトドケール担当キャピタリスト笹川氏からは投資家からみたトドケールの魅力などなど、公にはしていない多くの内容を皆様におトドけしたいと思っています。

少しでもトドケールに興味がある方は、お気軽にお越しください。

お申し込みはこちら

【イベントサイト】
https://www.todoker.com/blog/meetup_todoker

各投資家からのコメント

WiL　Principal　笹川大和氏

　この度、プレシリーズAラウンドをリードさせていただき、トドケールチームの一員になれたことを大変嬉しく思います。
　トドケールは、煩雑な郵便・配達物の受取業務をAIを活用してクラウド管理することで、従来ブラックボックスだった企業間の物流データのデジタル化を実現するユニークな企業です。多くの大企業から高い評価をいただき、問い合わせや口コミをベースに着実に顧客基盤を拡大しています。
　創業者の野島さんは、米国で物流関連ファンドや物流スタートアップでの経験を経て、日本で起業した、物流業界を知り尽くした経営者です。企業の物流業務のデジタル化に貢献し、次世代の企業間物流のスタンダードを築くべく、トドケールの挑戦に私も全力で取り組んでまいります。

株式会社ジェネシア・ベンチャーズ　代表取締役 / General Partner　田島聡一氏

　ヒトとモノを繋ぎ、ウケワタシのあり方から働き方そのものを変革するのがトドケールの挑戦です。

リモートワークやシェアオフィス、自宅勤務など、働き方が多様化する一方で、企業に届く荷物や郵便物の量は増加の一途をたどっています。その一方で、人材不足という課題も深刻化しています。こうした需要と供給のギャップが拡大する中、トドケールはこの新たな市場に果敢に挑んでいます。すでに多くの大企業で採用され、高い評価を得ているトドケールですが、彼らの目指す先には物流という更に広大な可能性が広がっており、野島さんを中心としたチームトドケールとともに、ビジョンの実現に向かっていきたいと思います。GO トドケール！

代表からのコメント

　WiLを新しく株主に迎え、トドケールは受け取り配達物や郵便物の管理アプリケーションというポジションから物流機能への直接的な接続をよりスムーズにするToB物流管理のアプリケーションへの進化を目指します。ポストコロナの時代における働く環境の変化により、オフィスという1拠点集約型の労働環境が在宅勤務も含むハイブリッドワークにより分散型に変化する社会で、オフィスに届く物理的なモノや書類の情報が社内で共有されることは、これまでよりもさらに重要になりました。

　その環境の変化の中で配達物・郵便物管理アプリケーション「トドケール」は、大企業を中心に多くの企業様にご利用いただき、働く社員の方々のモノの確認作業を削減し、どこからでもスムーズに働くことができる環境の整備に大きな成果を残してきました。同時にユーザー企業の皆様からは社内便など企業内で利用される物流との直接的な接続を求めるリクエストを多くいただき、より高い利便性を求めるお声をいただいてきました。

　トドケールはこのシリーズA調達をもって、企業向け物流とのよりダイレクトな接続を目指し、オフィスのおける企業と物流の接続をよりスマートにすることで、多くの自動化を進め、総務・メール室の工数削減とそれを利用する社員の利便性向上を実現します。

「トドケール」について

株式会社トドケールは「人とモノをつなぐ」をミッションに、人とモノの情報をデータ化し、「ウケワタシをカンタンに」することで、柔軟な働き方の推進と新しいオフィスの形を実現することを目指しています。特に近年、ハイブリッドワークやリモートワークという新しい働き方を取り入れる会社にとって、物理的なモノやモノに関係するアナログな情報はそれを取り扱う社員の足かせとなり、柔軟な働き方の阻害要因となっています。トドケールは総務領域のデジタル化を推進することで、より自由な働き方と効率的なオフィス運営を実現します。

【サービスページ】
https://www.todoker.com/

郵便物・配達物管理クラウドアプリケーション「トドケール」

「トドケール」はスマートな総務・メール室のための郵便物・配達物管理クラウドアプリケーションです。大きな設備投資なく、スマートフォンとPCで手軽に郵便物や配達物のデジタル管理及び処理の自動化を始めることができます。障害者で運用するメール室のハイブリッドワーク適応化や受け取る社員のリモートワーク効率化とそれに伴うオフィス面積の最適化など、多くの効果を期待することができます。

【トドケールサービスページ】
https://www.todoker.com/product_office

郵便物・配達物管理ミニBPOサービス「クラウドメール室」

「クラウドメール室」はオフィスに届く郵便物を電子化して配布する郵便物管理に特化したミニBPOサービスです。周囲がリモートワークの恩恵を享受する中、郵便物を確認、配布するために出社していた総務の方の業務をクラウドメール室が代行します。郵便物は画像形式で従業員のもとへ通知され、PDFスキャンや転送など、必要な処理をボタン一つで依頼することができます。総務の人材不足解消、社内の労働環境格差の解消に貢献します。

【クラウドメール室サービスページ】
https://www.todoker.com/product-cloudmail