IBM、Instana社を買収し、ハイブリッドクラウドとAI戦略を継続的に推進
• 企業がAIを活用し、複雑なハイブリッドクラウド環境全体にわたるモダン・アプリケーションの管理機能を向上するための買収
• IBMの業界最高レベルのAIによる自動化機能を強化
• IBMの業界最高レベルのAIによる自動化機能を強化
[米国ニューヨーク州アーモンク – 2020年11月18日(現地時間)発]
IBMは本日、アプリケーション・パフォーマンス・モニタリングおよび可観測性(オブザーバビリティー)企業であるInstanaの買収の最終合意を発表しました。この買収により、企業は、複雑なハイブリッドクラウド環境全体にわたるモダン・アプリケーションの管理機能の向上が可能になります。本日の発表により、IBMのハイブリッドクラウドとAI戦略が一層前進し、IBMのAIによる自動化機能が強化されます。買収価格などは開示していません。
Instanaの買収により、IBMは、企業が抱える複数のチームおよび平均2~15のクラウドにわたってアプリケーションのパフォーマンスを管理しなければならないという課題の克服を支援します。本発表は、IBMのAIによる自動化機能の強化に向けた以下一連の取り組みの一環です。
「今日、弊社のお客様は、パブリッククラウドからプライベートクラウド、オンプレミスにおよぶ多様なハイブリッドクラウド環境で稼働している基幹業務アプリケーションやデータを扱う複雑なテクノロジーの管理に直面しています。IBMによるInstana社の買収は、このような課題の解決に向けて、IBMが企業に包括的なAI自動化ソリューションのポートフォリオを提供し、収益や評判の低下につながるITインシデントを防ぐさらなる重要な一歩となります。」
シカゴに本社を置き、ドイツに開発センターを持つInstanaは、モバイル・デバイス、パブリッククラウドやプライベートクラウド、IBM Zを含むオンプレミスなど、アプリケーションやデータがどこにあるかを問わず、最新の複雑なクラウドネイティブ・アプリケーションのパフォーマンス管理機能を提供しています。Instanaのエンタープライズ向け可観測性(オブザーバビリティー)・プラットフォームは、クラウド・アプリケーションに対し自動的に文脈を理解し、ビジネスに損害を与えたり、顧客満足度を低下させたりする可能性のあるITインシデント(応答の遅延、機能停止状態のサービスやインフラストラクチャーなど)に対して最善の予防・改善策を示す実用的な洞察を提供します。
Instanaが提供する機能をIBM のAIを活用したハイブリッドクラウド環境での自動化機能に統合すると、企業はこれらの洞察をWatson AIOpsと連携できるようになります。そして、その情報を通常の運用アプリケーションのベースラインと比較して、AIがアラートを起動し、トランザクションやアクティビティーに悪影響が及ぶ前に迅速に問題を解決することができます。それにより、IT担当者はアプリケーションを手動で監視・管理する必要がなくなり、イノベーションや付加価値の高い仕事に専念できるようになります。
Instanaの共同創立者兼CEOのミルコ・ノバコビッチ(Mirko Novakovic)氏は次のように述べています。
「開発するソフトウェアのビルドや実行品質を保証する責任が一層増えるなかでDevOpsチームが成功を収めるには、新世代のアプリケーション・パフォーマンス監視機能や可観測性(オブザーバビリティー)機能が必要です。Instanaの可観測性(オブザーバビリティー)機能とIBMのAIを活用したハイブリッドクラウド環境での自動化機能を組み合わせることで、お客様はアプリケーション・パフォーマンスを完全に把握でき、運用を最適化できるようになります。」
Instanaは、お客様独自のニーズに合わせて、SaaSとオンプレミスの両方のソリューションを提供します。
開発者は、InstanaのWebサイトですでに提供されている無償のサンドボックスやトライアルを利用してInstanaを試すことができます。
この無償提供は慣習的な完了条件に従い、数ヶ月以内に終了する予定です。
本発表に関する詳細はこちらをご確認ください:https:/www.ibm.com/blogs/solutions/jp-ja/ibm-and-instana/
IBMのAIを活用した自動化機能の詳細については、https://www.ibm.com/jp-ja/products/watson-aiopsをご覧ください。
Blog : -可観測性(オブザーバビリティー)の重要性 -IBMのInstana買収がAIOpsのゲームチェンジャーとなる理由
https:/www.ibm.com/blogs/solutions/jp-ja/ibm-and-instana/
「クラウド・オーケストラを編成する:マルチクラウド管理のためのフィールド・ガイド」IBM Institute for Business Value 2018年10月https://www.ibm.com/downloads/cas/EXLAL23W
当報道資料は、2020年11月18日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。https://newsroom.ibm.com/2020-11-18-IBM-to-Acquire-Instana-as-Company-Continues-to-Advance-its-Hybrid-Cloud-and-AI-Strategy (英語)
IBM、ibm.com、IBM Cloud Pak、IBM Watson、IBM zならびにWatsonは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、https://www.ibm.com/legal(US)をご覧ください。
IBMは本日、アプリケーション・パフォーマンス・モニタリングおよび可観測性(オブザーバビリティー)企業であるInstanaの買収の最終合意を発表しました。この買収により、企業は、複雑なハイブリッドクラウド環境全体にわたるモダン・アプリケーションの管理機能の向上が可能になります。本日の発表により、IBMのハイブリッドクラウドとAI戦略が一層前進し、IBMのAIによる自動化機能が強化されます。買収価格などは開示していません。
Instanaの買収により、IBMは、企業が抱える複数のチームおよび平均2~15のクラウドにわたってアプリケーションのパフォーマンスを管理しなければならないという課題の克服を支援します。本発表は、IBMのAIによる自動化機能の強化に向けた以下一連の取り組みの一環です。
- 本年5月に発表した、企業のIT異常時における自己検知、診断および対応を自動化しリアルタイムに実施するIBM AI製品・IBM® Watson AIOpsの展開
- ソフトウェア・ロボットによるインテリジェント・オートメーションへのより広範なアクセスをお客様に提供するためのWDG Automationの買収
- 企業がIT運用の自動化にAIを適用することで業務リスクの低減や、コスト削減を支援する共同ソリューションを開発するためのServiceNowとのパートナーシップの拡大
- 企業が自社の拡大するIT環境全体でイノベーションを推進し、デジタル・トランスフォーメーションを加速することを可能にするために設計されたIBM Cloud Pak for Automationへの継続的なアップデート
「今日、弊社のお客様は、パブリッククラウドからプライベートクラウド、オンプレミスにおよぶ多様なハイブリッドクラウド環境で稼働している基幹業務アプリケーションやデータを扱う複雑なテクノロジーの管理に直面しています。IBMによるInstana社の買収は、このような課題の解決に向けて、IBMが企業に包括的なAI自動化ソリューションのポートフォリオを提供し、収益や評判の低下につながるITインシデントを防ぐさらなる重要な一歩となります。」
シカゴに本社を置き、ドイツに開発センターを持つInstanaは、モバイル・デバイス、パブリッククラウドやプライベートクラウド、IBM Zを含むオンプレミスなど、アプリケーションやデータがどこにあるかを問わず、最新の複雑なクラウドネイティブ・アプリケーションのパフォーマンス管理機能を提供しています。Instanaのエンタープライズ向け可観測性(オブザーバビリティー)・プラットフォームは、クラウド・アプリケーションに対し自動的に文脈を理解し、ビジネスに損害を与えたり、顧客満足度を低下させたりする可能性のあるITインシデント(応答の遅延、機能停止状態のサービスやインフラストラクチャーなど)に対して最善の予防・改善策を示す実用的な洞察を提供します。
Instanaが提供する機能をIBM のAIを活用したハイブリッドクラウド環境での自動化機能に統合すると、企業はこれらの洞察をWatson AIOpsと連携できるようになります。そして、その情報を通常の運用アプリケーションのベースラインと比較して、AIがアラートを起動し、トランザクションやアクティビティーに悪影響が及ぶ前に迅速に問題を解決することができます。それにより、IT担当者はアプリケーションを手動で監視・管理する必要がなくなり、イノベーションや付加価値の高い仕事に専念できるようになります。
Instanaの共同創立者兼CEOのミルコ・ノバコビッチ(Mirko Novakovic)氏は次のように述べています。
「開発するソフトウェアのビルドや実行品質を保証する責任が一層増えるなかでDevOpsチームが成功を収めるには、新世代のアプリケーション・パフォーマンス監視機能や可観測性(オブザーバビリティー)機能が必要です。Instanaの可観測性(オブザーバビリティー)機能とIBMのAIを活用したハイブリッドクラウド環境での自動化機能を組み合わせることで、お客様はアプリケーション・パフォーマンスを完全に把握でき、運用を最適化できるようになります。」
Instanaは、お客様独自のニーズに合わせて、SaaSとオンプレミスの両方のソリューションを提供します。
開発者は、InstanaのWebサイトですでに提供されている無償のサンドボックスやトライアルを利用してInstanaを試すことができます。
この無償提供は慣習的な完了条件に従い、数ヶ月以内に終了する予定です。
本発表に関する詳細はこちらをご確認ください:https:/www.ibm.com/blogs/solutions/jp-ja/ibm-and-instana/
IBMのAIを活用した自動化機能の詳細については、https://www.ibm.com/jp-ja/products/watson-aiopsをご覧ください。
Blog : -可観測性(オブザーバビリティー)の重要性 -IBMのInstana買収がAIOpsのゲームチェンジャーとなる理由
https:/www.ibm.com/blogs/solutions/jp-ja/ibm-and-instana/
「クラウド・オーケストラを編成する:マルチクラウド管理のためのフィールド・ガイド」IBM Institute for Business Value 2018年10月https://www.ibm.com/downloads/cas/EXLAL23W
当報道資料は、2020年11月18日(現地時間)にIBM Corporationが発表したプレスリリースの抄訳です。原文は下記URLを参照ください。https://newsroom.ibm.com/2020-11-18-IBM-to-Acquire-Instana-as-Company-Continues-to-Advance-its-Hybrid-Cloud-and-AI-Strategy (英語)
IBM、ibm.com、IBM Cloud Pak、IBM Watson、IBM zならびにWatsonは、世界の多くの国で登録されたInternational Business Machines Corporationの商標です。他の製品名およびサービス名等は、それぞれIBMまたは各社の商標である場合があります。現時点での IBM の商標リストについては、https://www.ibm.com/legal(US)をご覧ください。