銀座髙木ビル/SALON 91° が 「2024 年度グッドデザイン賞」を受賞

株式会社髙木ビル

オフィスビル・レジデンス・コワーキングスペース等を都内に展開し、不動産の新しい価値づくりを目指す株式会社髙木ビル(本社:東京都港区西新橋  代表取締役:髙木秀邦)が事業主体を務める「銀座髙木ビル/SALON 91°」が、2024年度グッドデザイン賞(主催:公益財団法人日本デザイン振興会)を受賞しました。
「銀座髙木ビル/SALON 91°」は、都市における木造建築の可能性を追求し、その優れたデザインと環境配慮が評価されました。当社では、引き続き木造化建築による脱炭素社会の実現など、不動産の新しい価値づくりを目指してまいります。

■受賞概要

銀座髙木ビルは、12階建ての複合商業ビルです。特徴として、ビルの上層階9〜12Fがまるで銀座の街に浮かぶツリーハウスのような木造と鉄骨造のハイブリッドビルとなっており、都市における木材利用の可能性を拡大しています。なお、この木造4層では標準的な在来工法を応用し、特殊な認定工法を使わずに木造化を実現。これにより、建築による脱炭素社会の実現を目指しています。また、外壁を中心に東京都多摩産木材を活用し、地域循環型の地産地消木材利用の一例となっています。


■グッドデザイン賞受賞ポイント/審査委員による評価コメント

銀座上空に、木造の小屋が出現した。そのキャッチーな外観に目を奪われがちだが、非常に合理的な考えに基づいたプロジェクトだ。都市を木造化する際に、最も大きなハードルは耐火の制約だ。高層になればなおのこと、低層階を木造化するのは特に難しい。ここでは1時間耐火の上部4層のみを木造の混構造とするという割り切りの良い選択をすることで、在来工法を応用して作ることができ、大手ゼネコンでなくても実現可能という意味で汎用性が高い。コンクリートジャングルの中での軽やかな表れと、都市の木造化を加速させる可能性という両側面から評価した。

URL:https://www.g-mark.org/gallery/winners/24189

■髙木ビル代表取締役 髙木秀邦コメント

銀座髙木ビル/SALON91°は、ハードとしての「ビルの設計建築」から、ソフトとしての「ビルのブランディングから運用」まで一貫して挑戦した、当社初のプロジェクトです。単なる建築としてのハード造りに留まらず、そこに集う人々の感動創出やコミュニティの醸成などソフト面を含めた価値づくりこそ「ビルづくり」であるというフィロソフィーを体現するビルです。コロナ禍を経て、人々がより有意義で充実した時間を過ごすことができる場所として、私たちはこのプロジェクトを推進してきました。

この度のグッドデザイン賞受賞は、私たちの挑戦が評価され、目指したビジョンが実を結んだ証であると感じております。銀座という特別な場所において、訪れる人々に安らぎや喜びを届ける場を提供できることに、大きな喜びを感じています。

中小ビル事業者として我々は、次世代へと繋がる持続可能なビル運営の重要性を痛感しています。私たちのビルプロジェクトは、ただの物理的な建物ではなく、その先にいる人々や地域、さらには未来の世代を見据えた価値を創造することを目的としています。地域社会に根ざし、人々に愛される存在になることこそが、新しい不動産価値創出につながると信じています。

受賞にあたりましては、プロジェクトパートナーの皆様をはじめ、プロジェクトに関わった全ての方々に心より感謝申し上げます。この成果を励みに、これからも挑戦を続けて参ります。これからもどうぞご期待ください。


■銀座髙木ビル/SALON 91°について

銀座髙木ビルでは、”銀座の泊まらないホテル”と銘打った複合施設「SALON 91°(サロン・ナインティワン、以下「本プロジェクト」)」を運営しています。「SALON 91°」は、髙木ビルが事業主体となり、設計・飲食・クリエイティブなどそれぞれのプロフェッショナルがパートナーに加わり、進行しているプロジェクトです。

(プロジェクトパートナー 一覧)※順不同

株式会社PLEIN 代表取締役社長 中尾 太一

1992年1月30日生まれ。2017 年 25 歳の時に株式会社PLEINを設立する形で独立起業。自身がオーナーシェフとしてBistro plein 表参道を開業し、現在は東京・京都にて飲食店・小売店を展開。2021 年経済産業省選定 「はばたく日本の中小企業 300 」にレストラン業界唯一、最年少社長として受賞 。

株式会社 food o’clock 代表など兼務。

https://plein-group.com/

京都 やま岸グループ 代表 山岸 隆博

1975年生まれ、京都府出身。高校卒業後、懐石料理「たん熊 北店本店」「京都一の傳」などの名店で研鑽を積み、2015年に独立し「富小路 やま岸」を創業。茶道裏千家講師、華道嵯峨御流華範という文化人の一面も。「二条 やま岸」「呑小路 やま岸」など様々なコンセプトの店を手掛ける。

http://www.tominokoji-yamagishi.com/

山路哲生建築設計事務所 一級建築士 山路 哲生

1980年生まれ、香川県出身。芝浦工業大学工学部建築学科を卒業後、Architect Christian Karez、横浜国立大学工学府社会空間システム学科建築学コースを修了。SAKO建築設計工社、隈研吾建築都市設計事務所 主任技師を経て、2015年に山路哲生建築設計事務所を主宰。芝浦工業大学 非常勤講師。

https://www.ymja.jp/

株式会社スティーブアスタリスク / Steve* inc.

ブランディングや商品開発を、その瞬間だけではなく「未来にどのような影響を与えるか」を考えてお客様と共に併走することを目指すクリエイティブカンパニー。CI/VI開発からWebサイトや名刺・グッズなどのプロジェクト立ち上げに必要な制作物もワークショップを含めたコンサルティングから関与。時代の潮流を研究し続け、長期的な企業成長を共に考えるクリエイティブパートナーとして、多くのお客様から信頼を得ています。

音楽レーベル「Steve* Music」空間デザインレーベル「Steve* House」も展開しながら、2021年からはPRのあたらしい形を探求するPRレーベル「Steve* P.R.」も創設。

https://steveinc.jp/

 
■グッドデザイン賞とは

1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーシ ョンの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上 を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。 受賞のシンボルである「G マーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。 https://www.g-mark.org/

■株式会社髙木ビルについて

1961(昭和36)年に創業。スタートは、駐車場・貸家管理会社で、第一号の旧虎の門髙木ビルを皮切りに、オフィスビル建設・管理を手がけてきました。
戦後の高度成長期、昭和のバブル期を経て、平成、令和と激変する時代とともに、不動産への価値観も変化しています。ビルオーナーとして、どう応えていくのか。賃料で稼ぐ不動産業界において、古くからの慣習や固定概念にとらわれるのではなく、「不動産の新たな価値を」追求する中で、私たちが大切にしたいと考えるのが「人」です。オフィスビルなど「場」に集まる人たちのチャレンジや、より良い人生に伴走することが、私たちの使命だと考えています。

“LIVE&BIRTH”2本柱の事業構造

オフィスビル事業を「LIVE事業」、コワーキングオフィスを主軸にしたBIRTHプロジェクトを「BIRTH事業」と定義し、両輪で人々のライフスタイルに寄り添い、不動産の新たな価値づくりを推進しています。また、BIRTH事業においては、人とコミュニティを起点に、地方活性化を目的とした官民連携事業にも積極的に取り組んでいます。

代表者:代表取締役 髙⽊ 秀邦
本社住所:東京都港区⻄新橋一丁目7番2号
事業内容:オフィスビル・マンション・駐車場の開発・賃貸ならびにその管理運営業務
URL:https://t-bldg.jp/

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会社概要

株式会社髙木ビル

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URL
http://t-bldg.jp
業種
不動産業
本社所在地
西新橋一丁目7番2号
電話番号
03-3595-1221
代表者名
髙木 秀邦
上場
未上場
資本金
9600万円
設立
1961年04月