「地域の木質資源を活用したコンパクトで持続可能なエネルギーと経済の循環モデル事業」が、コージェネ大賞2024民生用部門特別賞を受賞
財団法人コージェネレーション・エネルギー高度利用センター(以下、コージェネ財団)が主催する「コージェネ大賞2024」民生用部門において、「地域の木質資源を活用したコンパクトで持続可能なエネルギーと経済の循環モデル事業」が、特別賞を受賞しました。
なお、株式会社内子龍王バイオマスエネルギーが愛媛県内子町に建設した「内子龍王バイオマス発電所」は、「ウッドデザイン賞2023」(主催:一般社団法人 日本ウッドデザイン協会)において奨励賞(審査委員長賞)を受賞しています。
応募案件名:
「地域の木質資源を活用した コンパクトで持続可能なエネルギーと経済の循環モデル事業」
応募申請者:
株式会社内子龍王バイオマスエネルギー、有限会社内藤鋼業、株式会社竹中工務店、株式会社サイプレス・スナダヤ、三洋貿易株式会社、大日本ダイヤコンサルタント株式会社
コージェネ大賞について (コージェネ財団ホームページより)
新規性・先導性・新規技術および省エネルギー性などにおいて優れたコージェネレーションシステム(以下、「コージェネ」)を表彰することにより、コージェネの社会的認知を図るとともに、より優れたコージェネの普及促進につなげることを目的に2012年度より開始した表彰制度です。
内子龍王バイオマス発電所について
内子龍王バイオマス発電所は、内子町森林組合に出材された原木約3,600t/年の間伐未利用材により製造されたペレットを燃料に用いて発電します。発電した電力はFIT制度を利用して四国電力送配電へ全量売電するとともに、発電の際に発生する熱は隣接2施設へ供給する計画です。これによりエネルギー効率を75%に高めます。
発電システムは、ブルクハルト社(独)製の小型高効率木質バイオマス熱電併給装置を採用します。木質ペレットについては内藤鋼業小田ペレット工場より調達する計画で、その稼働実績を活かした安定的かつ確実な施設運営を目指しています。
発電所建屋は、町産材による木造建築とし、内子町景観まちづくり条例に配慮したデザインにより「観光資源として見せる発電所」となるよう計画しました。事業主体は、2021年9月に5社(竹中工務店、三洋貿易、内藤鋼業、サイプレス・スナダヤ、当社)の共同出資で設立した「株式会社内子龍王バイオマスエネルギー」とし、「内子町龍王地区の木質バイオマス熱電併給に関する基本協定書」を締結した同町からの各種支援に加え、地元企業20社からの優先出資など地域が一体となって事業実現に関与する仕組みを導入することで、地域内に新たなエネルギーと経済の循環を構築します。
今後、本事業を通じ、地域の脱炭素化や防災力強化に寄与する木質バイオマス発電事業として、地方公共団体や地元企業と連携した「木質バイオマスによる持続可能なまちづくり」の先導モデルとなるよう取り組んでまいります。
大日本ダイヤコンサルタント|実績紹介(エネルギー)
このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります
メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。
すべての画像