PUDU、ネコ型配膳ロボットの次世代モデル「BellaBot Pro」を発表

最新AI、最新カメラなどを搭載し、より魅力的で安全な接客を実現 大型ディスプレイ新搭載で広告・販促・マーケティングにも活用可能に

Pudu Robotics

商用サービスロボットにおけるグローバルリーダーであるPudu Robotics(本社:中国深セン、日本法人Pudu Robotics Japan 株式会社 代表取締役社長:張涛、以下、PUDU)は、レストランをはじめ様々な場所で導入され、”ネコ型配膳ロボット“としても広く親しまれている主力製品「BellaBot」の次世代モデル「BellaBot Pro」を発表しました。

 「BellaBot Pro」は、18.5インチのディスプレイ、最新AI、最新カメラなどを搭載しています。これにより、広告や販促としての使用、新たな音声や挨拶、料理の識別、客のボタン操作なしでの料理受取の認識などが可能になりました。効率性、接客、安全性の面において、従来モデル「BellaBot」からさらに進化しました。
 アメリカやヨーロッパなどではすでに販売されており、日本での販売開始時期は現在調整中です。販売に先立ち、7月3日(水)、4日(木)の2日間、神戸国際展示場1号館・2号館にて開催の「FOOD WAVE 2024 KOBE」リテールメディアゾーンに登場予定です。皆様のご期待に応えるべく、最新の技術とサービスをご紹介する準備を進めております。どうぞご注目ください。



 2019年の発売以来、「BellaBot」は世界中で導入が進み、PizzaHut、KFC、ウォルマートなどのグローバルブランドにおいても導入されてきました。日本国内においては、すかいらーくグループで一斉導入されたことにより大きく認知度を高めました。これらの企業では、料理や商品の配膳・運搬、お客様の受付などにロボットを使用しています。

 日本の飲食店では、グランドメニューのリニューアルや期間限定メニューの実施が頻繁にあり、メニュー表の作成・取り換えに多くのコストがかかっています。「BellaBot Pro」は、人手不足の解決、業務効率化だけでなく、新搭載のディスプレイにメニューやクーポンなどを表示することで、こうしたコストの削減や販売促進にも寄与します。

 また、最新AIを搭載したことで、より自然で魅力的な接客を実現し、PUDUロボットの特徴である“親しみやすさ”をさらに向上させました。

 PUDUの創業者兼CEOの張涛は次のように述べています。「私たちは、あらゆる業界において、自動化とロボット導入の転換点にいます。PUDUは、人間の生産と生活の効率を向上させるロボットの開発を目指しており、当社のサービスロボットは世界中で使用されています。BellaBot ProのAI およびマーケティング機能は、PUDUだけでなく、ロボット業界全体にとっても大きな前進です。本製品は、世界中の何千もの顧客からのフィードバックに基づいて開発しました。」



 PUDUの最新製品である「BellaBot Pro」は、「BellaBot」と比較し、次のような機能で進化を遂げました。


●ディスプレイ新搭載で広告・販促・マーケティングの機能を強化

 ボディに新たに18.5インチのディスプレイが組み込まれ、顧客の注目を集める“動くプロモーションプラットフォーム”としても使用可能になります。さまざまな表情や音声、また、環境に合わせてカスタマイズ可能な外観などを持つマルチメディア広告として高い販促効果が期待されます。これらの機能により、企業は周囲の環境や客層などに応じたプロモーション・キャンペーン情報を表示させ、消費者にとって魅力的で価値のある情報を提供できるようになります。


●高度なPUDU VSLAM+テクノロジーにより、マッピング作業の簡素化・時間短縮が可能に

 レーザーとビジョンの融合により、マーカー不要の簡単なマッピング設定を実現し、高い天井(最大30 メートル)や広いエリア(最大200,000平方メートル)などのさまざまな環境で使用できるようになりました。また、マッピング設定に要する時間が平均 75%短縮されました。


●フロントカメラの進化で客のジェスチャーを検出

「BellaBot Pro」のフロントカメラは、手を振るなどの特定の客のジェスチャーを瞬時に検出できるようになりました。

 これにより、接客時にさらに適切な応答ができるようになります。


●新カメラと新ライトにより、客のボタン操作なしで料理の受取を自動認識

 トレイの上に配置された魚眼カメラとライトにより、トレイ上の物体の有無を検出できるようになりました。従来の「BellaBot」は、料理の受取後に客のボタン操作が必要でしたが、「BellaBot Pro」は、客がトレイから料理を受け取ると、タスクが完了したことを自動的に認識し、ボタン操作なしで次のタスクに進むことができます。配達にかかるプロセスを効率化することができ、客の操作を減らしたり、配膳にかかる時間を短縮したりすることで、全体的なお客様満足度を向上させることができます。


●新AIにより料理を認識し音声によるメニュー紹介も可能に

 トレイ上の料理を認識し、音声案内を通じて料理の紹介をすることができるようになりました。これにより、客の取り間違えを防止できます。AIにより、トレイ上の料理の形状、色、輪郭などの視覚的特徴を正確に学習することで、新たなレベルの接客を生み出し、お客様満足度を向上させます。


●全方向性障害物回避で安全性が向上

 3台のRGBDカメラや1台のレーザー光センサーに加え、新搭載の2台のフロントビューカメラによって、全方位を認識するようになりました。車輪部の死角が減ったことで、安全性がさらに向上しました。


●地面を投影するライトにより接近を警告

 ロボットの進路を地上投影照明で照らし、接近を歩行者に警告することで、安全性を高め、衝突のリスクを軽減します。


●自動車に匹敵するサスペンションをさらに改良し安定性が向上

 サスペンションの進化により、安定性がさらに向上しました。


  • 「BellaBot Pro」と「BellaBot」の製品概要


  • 「FOOD WAVE 2024 KOBE」について

「FOOD WAVE 2024 KOBE」は、伊藤忠食品株式会社 西日本営業本部が主催する総合食品展示会です。


会期    :2024年7月3日(水)~4日(木)

会場    :神戸国際展示場1号館・2号館(住所:神戸市中央区港島中町6-11-1)

主催    :伊藤忠食品株式会社 西日本営業本部


  • Pudu Roboticsについて

 Pudu Roboticsは、商用サービスロボットの設計、研究開発、生産、販売の世界的メーカーであり、60か国以上で約80,000 台のロボットを出荷しています。当社のロボットは現在、レストラン、小売、接客業、ヘルスケア、エンターテイメント、製造など幅広い業界で使用されています。また、研究開発、製造、販売に重点を置いており、幅広いコア技術や約1,000件の認定特許を保有しています。2016年に設立され、中国の深センに本社を置く当社の使命は、ロボットを使用して人間の生産と生活の効率を向上させることです。ビジネスの展開と最新情報の詳細については、PUDUの公式Facebook 、 YouTube 、 LinkedIn 、 X(旧Twitter) 、 Instagramをご確認ください。


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会社概要

Pudu Technology Inc.

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URL
https://www.pudurobotics.com/jp
業種
製造業
本社所在地
東京都中央区入船1丁目9-8 ピエノアーク入船8F
電話番号
03-6262-8308
代表者名
張涛
上場
未上場
資本金
-
設立
2016年01月