株式会社チャーム・ケア・コーポレーション、人材不足への対応。シフト作成のDX推進が選択的週休三日制度の導入に貢献
AIでシフト作成の課題を克服
株式会社シフトメーション(本社:東京都千代田区、代表取締役:能塚 正基、以下、当社)は、株式会社チャーム・ケア・コーポレーション(本社:大阪市北区、代表取締役会長兼CEO:下村 隆彦、以下、チャーム・ケア・コーポレーション)の全事業所に対し、当社の提供する勤務シフト自動作成サービス「Shiftmation」により、週休二日制と選択的週休三日制の混在シフトを効率的に運用できる環境を整備し、選択的週休三日制度の実行に貢献いたしました。

■Shiftmation導入の背景
近年、超少子高齢化やライフスタイルの変化を受け、全産業で柔軟な働き方が求められています。副業や家族との時間確保、自己啓発といった個人のニーズに応えることが、人材確保や企業競争力の向上に直結します。特に介護業界では、2040年には約272万人の職員が必要とされる中、厚生労働省の調査によると2023年時点で介護保険制度制定以降はじめて職員が減少(28万人)するという深刻な人材不足の状況です。チャーム・ケア・コーポレーションはこの課題に対応するため、選択的週休三日制の試験導入を開始。スタッフのワークライフバランスを向上させ、採用や定着率の改善を目指しています。しかし、週休二日制と三日制が混在することでシフト作成は複雑化します。そこで、当社の勤務シフト自動作成サービス「Shiftmation」を導入し、効率的かつ公平なシフト作成が可能になりました。
■選択的週休三日制を取り入れたシフト作成の課題と解決策
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課題:複数の勤務形態が混在するシフト作成の負担増加
週休二日制のスタッフと週休三日制のスタッフが混在すると、休日数・勤務時間などに差が生じ、手作業でのシフト作成には膨大な労力がかかります。さらに公平性の担保やスタッフの体力、シフト希望の考慮なども加わるため、シフト作成に関わる管理者の負担はより大きくなります。
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解決策:多様な条件を考慮したシフト自動作成サービス導入による最適化および作成負担の軽減
「Shiftmation」は、スタッフごとの働き方・休暇希望・労務管理などの複雑な条件を考慮し、効率的なシフト案を自動作成します。これにより、管理者の作業時間を大幅に削減できるだけでなく、公平な勤務シフト作成が実現可能になりました。


■試験導入の成果
2024年7月から試験導入された週休三日制は、パイロット施設で運用し、導入初期段階で以下の成果が確認できました。
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シフト作成時間の削減
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従来の手作業と比較し、約90%の作成時間の短縮を実現
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管理者がシフト作成に費やす工数を大幅に削減し、本来の業務であるスタッフ指導や施設運営に集中できる時間を確保
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採用応募数の増加
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応募者数が増加し、人材流入が促進
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多様な働き方の実現
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副業や自己啓発、家族との時間を確保するスタッフが増え、「選択できる働き方」としての魅力が向上
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スタッフ間の公平感アップ
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希望休や体力面をAIが考慮しながら自動作成するため、一部の人だけが負担を強いられることを回避
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サービス品質の向上
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シフト調整に割かれていた管理者の時間が削減され、スタッフとのコミュニケーションやご入居者様へのケアなどの対人業務への注力が可能に
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試験導入の成功を受け、チャーム・ケア・コーポレーションでは全事業所で「Shiftmation」の導入を完了。週休二日制と週休三日制の混在シフトを本格運用しています。
■導入企業コメント:株式会社チャーム・ケア・コーポレーション
教育研修部 介護DX推進課 増澤様
当初、有料老人ホーム運営のデジタルトランスフォーメーション推進に際し、施設管理者(ホーム長)および現場責任者(統括リーダー)の業務の中で大きな負担となっていたシフト作成業務の削減を目指して、自動シフト作成システムを検討していました。
特に当社では、週休三日制の導入に伴い、週休二日の「8時間×5日」勤務と週休三日の「10時間×4日」勤務が混在することで、シフト作成の難易度が大幅に上がっていました。
試験導入事業所からも「シフトが人の手では作れない」との声が上がるなど、導入にあたって大きなハードルを感じていました。
市場には多くの自動シフト作成ソリューションが存在し、複数の企業から話を伺い検証を行いました。しかし、有料老人ホームにおける多様な勤務形態と夜勤業務を包括的に自動化できるシステムがなかなか見つかりませんでした。その中で出会ったのがShiftmationです。
Shiftmationは、介護施設特有の勤務形態に対応可能であり、特に週休三日制と週休二日制の混在にも柔軟に対応しつつ、夜勤・夜勤明け業務の組み込みもスムーズに行える点、および自動生成されるシフトの正確性が導入の決め手となりました。一定の慣れ期間は必要とされましたが、シフト作成時間の大幅な削減効果があり、現場のスタッフからも高評価を得ています。「このシステムなしでは元の状態に戻れない」との声も上がっています。
今回、全社導入に伴い、今後は勤怠管理システムとの連携も計画しており、ホームだけでなく、本社管理部門の業務効率化にも寄与することが期待されます。
■株式会社チャーム・ケア・コーポレーションについて
名称 :株式会社チャーム・ケア・コーポレーション
所在地:大阪本社:大阪市北区中之島3丁目6番32号ダイビル本館21階
東京本社:東京都渋谷区渋谷3丁目28番15号 渋谷S.野口Bldg.5F
代表者:代表取締役会長兼 CEO下村 隆彦
資本金:2,759百万円
事業内容:介護付有料老人ホーム・住宅型有料老人ホームの運営ほか
■勤務シフト自動作成サービスShiftmationについて
Shiftmationは、複雑な勤務シフトを自動作成できるサービスです。
介護・医療業界を中心として、専門職の夜勤を伴うような複雑なシフトを圧倒的な短時間で作成。きめ細やかな条件設定で、事業運営とスタッフの皆様の希望を両立するシフトを作成していきます。
Shiftmationを通じて、今までシフト作成にかけていた時間を削減し、貴重な時間を利用者様・スタッフの皆様など、人と向き合いより良い事業所を作るために活用していただきたいと考えております。
■サービスサイト
■運営会社:株式会社シフトメーションについて
名称:株式会社シフトメーション
所在地:東京都千代田区神田神保町2-2神田神保町二丁目ビル701
代表者:代表取締役 能塚 正基
資本金:100百万円
事業内容:勤務シフト自動作成サービスShiftmationの運営
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