株式会社コエルワ、「企業版ふるさと納税」を活用し小規模自治体の教育活動を支援

~太陽工業株式会社が寄付企業として参加、北海道の3町に寄付~

コエルワ

北海道の小規模自治体を中心に、地域特性に応じた学習支援事業「まなび場」を展開してきた株式会社コエルワ(本社:北海道札幌市、代表取締役:阿曽沼 陽登、以下:コエルワ)は、新たに、企業と自治体をつなぐ資金調達スキームの開発・運用事業を進めています。

本事業は「企業版ふるさと納税」の制度を活用したもので、このたび、初の寄付企業として太陽工業株式会社(東京本社:東京都世田谷区、大阪本社:大阪市淀川区、社長:能村祐己、以下:太陽工業)によって、北海道南幌町・比布町・上川町の3町への寄付が行われました。

寄付金は、弊社が提供する学習支援事業「まなび場」の運用を含む、地域の学習活動・文化活動に充てられます。

■寄付の概要

 【寄付先】 北海道 南幌町・北海道 比布町・北海道 上川町

 【用途】「まなび場」事業を中心としたキャリア教育事業への活用


■実施背景

コエルワはこれまで、小規模自治体(人口1万人以下)から受託を受け、学習支援事業「まなび場」を提供してきました。

「まなび場」では、全国から集まる大学生スタッフとコエルワのスタッフが協力し、地域ごとの教育課題に応じた教科学習や探究学習を提供しています。地域の小中高生を対象に、これまで13の拠点で実施。地域特性を生かしたワークショップや対話型プログラムを通じて、生徒の思考力や表現力の育成に取り組むとともに、学校や教育委員会とも協力することで、地域の教育環境の向上にも貢献してきました。

しかし、人口減少や少子高齢化による財源不足の影響を受け、小規模自治体では教育事業や文化事業の継続が困難なケースが増えています。このような背景を踏まえ、コエルワは新たに「企業版ふるさと納税」を活用した資金調達スキームの開発・運用事業を進めることと致しました。

企業からの寄付金を小規模自治体の教育活動全般に広く活用することで、財源確保が難しい自治体に対し、持続可能な教育支援の仕組みを提供する新たな取り組みとなっております。

まなび場でのワークショップの様子
まなび場で交流する大学生と生徒

■実施内容と今後に向けて

本事業、初の寄付企業としてご参加頂いた太陽工業は「世界を、やわらかく。未来を、あたたかく。」というグループ理念のもと、「地域を超えた越境や世界を拡げる体験を、自治体規模にとらわれず隅々まで届けていく」ことを目指した弊社の活動にご共感頂き、寄付を決定していただきました。

寄付金は「まなび場」事業のほか、各自治体が独自に計画する教育プログラムや文化活動にも役立てられます。

このスキームでは、コエルワが企業と自治体の橋渡し役を担い、支援に関する手続きのサポートなどを行います。自治体の教育課題や地域特性を熟知している弊社が伴走することで、双方にとって満足度の高いマッチングを実現することを目指します。

コエルワは今後も、この資金調達スキームを通じて、北海道、ひいては全国の小規模自治体における持続可能な教育環境の実現を目指してまいります。

■寄付企業代表者からのコメント

太陽工業株式会社 代表取締役社長 能村祐己さん

当社はこのたび、コエルワ様の「まなびの場」事業ならびに企業版ふるさと納税を活用した教育支援スキームの開発と普及活動に賛同して寄付を行いました。

人口小規模地域において、教育事業や文化事業に対する財源確保が難しい状況のなか、太陽グループがつくりたい、「やわらかく、あたたかい」未来社会を目指し、微力ながら次世代人財の育成を支援いたします。

■寄付企業のご紹介

太陽工業株式会社について

 太陽工業は、経済性、施工性、透光性、デザイン性に優れた大型膜面構造物のリーディン グカンパニーです。「膜の無限の可能性を引き出し、お客さまに感動と快適な環境をお届 けします。」の企業理念のもと、軽くて丈夫な素材の特性を活かし、巨大ドームの屋根に 象徴される各種建築事業をはじめ、土木や物流、さらには環境分野などにも事業を展開し 社会の安全・安心を支えています。

 イベントコンサルティングのTSP太陽株式会社ならびに施設運営のアクティオ株式会社を はじめとするグループ会社とともに「世界を、やわらかく。未来を、あたたかく。」する ことを目指しています。公式HP:https://www.taiyokogyo.co.jp/


■自治体代表者のコメント

南幌町 大崎貞二町長

この度は、太陽工業様より、当町の教育事業にご寄附を賜りましたこと、厚く御礼申し上げます。全国各地から集った大学生スタッフとそれを熱く導くコエルワ様が行うまなび場は、大変貴重な学習の機会となっています。コエルワ様のチャレンジと、その取り組みをご支援される太陽工業様に改めて敬意を表するとともに、引き続き教育環境の充実にご尽力賜りたく宜しくお願い申し上げます。

比布町 村中一徳町長

「スキー場といちごの町」比布町は人口約3,400人、ブランド米「ゆめぴりか」の故郷です。町内に高校はなく、学校教育環境は、完全小中一貫校の義務教育学校1校のみです。町では、縁あって比布の子になってくれた子どもたちにできることとして、「生きる力を身につけるための経験の場の提供」を目指しており、その一環として3年前から、あしてらぴっぷ(まなび場事業)を行ってきました。一方、厳しい財政状況が課題となり継続が危ぶまれていましたが、この度のご支援により開催可能となりました。心から感謝申し上げるとともに、今後も子どもたちの経験の場づくりを目指して参ります。

上川町 西木光英町長

企業版ふるさと納税へのご寄付、誠にありがとうございます。お寄せいただいたご寄付は、上川町の教育支援に大きな力となります。ご支援のおかげで、生徒たちの学びの場が一層充実し、彼らの未来を築く強力な原動力となります。私たち上川町は自然豊かな地域であり、その恵まれた環境の中で育つ子どもたちのために、教育の質向上に努めてまいります。地域全体が一つとなって取り組むことで、子どもたちの可能性を最大限に引き出す環境が整います。これからも地域と共に、教育の質向上を目指して努力してまいります。今後ともどうぞよろしくお願い申し上げます。


■事業実施企業の代表者コメント

株式会社コエルワ 代表取締役CEO 阿曽沼陽登

当社のまなび場事業の継続的な開催を目指して、太陽工業様より企業版ふるさと納税制度を活用したご協力をいただけることに、心より感謝申し上げます。

少子高齢化が進んだ現代の日本において、特に人口が少ない地域の教育をはじめとした「子どもたちの文化的インフラ」の質を維持することはますます困難になっています。これまで教育事業とほとんど関わりのなかった太陽工業様からの今回のご寄付は、この大きな社会課題に取り組む当社への力強い応援と受け止め、強い責任と共にご一緒できる心強さを感じております。

「あのまなび場事業は私達が応援しているんだ」と胸を張って語っていただけるように、そして太陽グループ様の掲げるやわらかく、あたたかい社会の実現に微力ながら貢献できるように、引き続き邁進してまいります。

■事業実施企業のご紹介

株式会社コエルワについて

 “どこからでも、「こえる」社会をつくる ”をミッションに掲げ、教育事業を軸として活動 している会社です。主に北海道の人口3万人〜数千人規模のまちを舞台に、長期休暇支援 や放課後支援・教育プログラム設計など6つの事業を通して、子どもたちが場所や環境に 関係なく世界を広げられるための学びの機会を創出しています。また、教育業界をこえた 様々な業界の民間企業との共創にも注力し、これまで教育業界で成しえなかったプログラ ムの創出などを通じて、より豊かな社会の実現を目指してまいります。

【会社概要】

-会社名  :株式会社コエルワ

-設立   :2020年10月

-代表取締役:阿曽沼 陽登

-取締役  :嶋本勇介

-本拠地  :札幌市中央区南1条西2丁目1-2木NINARUBLDG.TREEBASE FD-1

-URL   :https://coeruwa.com/

【事業内容】

(1)長期休暇支援事業

(2)放課後支援事業

(3)コンテンツ・イベント開発

(4)しくみデザイン

(5)企業共創・イノベーション

(6)コンサルティング・研修・講演

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会社概要

株式会社コエルワ

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URL
https://coeruwa.com/
業種
教育・学習支援業
本社所在地
札幌市中央区南1条西2丁目1-2 木NINARUBLDG.TREEBASE FD-1
電話番号
-
代表者名
阿曽沼 陽登
上場
未上場
資本金
-
設立
2020年10月