BTM ヘッドウォータースと資本業務提携

AIを活用したDX推進を加速

BTM

株式会社BTM(グロース市場:5247、以下「 BTM」)は株式会社ヘッドウォータース(グロース市場:4011、以下「ヘッドウォータース」)との資本業務提携により、IT人材調達力(提供力)及び地方人財活用力の強みを有するBTM がAI領域の強みを有するヘッドウォータースの技術支援を受け、AIを活用したDXを日本全国で推進します。

 BTMは、「日本の全世代を活性化する」をミッションに掲げ、ITを活用して地方を活性化したいという思いから、地方に拠点を展開してDX推進事業を行っています。BTMは創業以来、同業者であるビジネスパートナーの営業担当とのネットワーク構築に注力しており、その連絡先の数を示すアカウント数は2024年9月末において日本全国で約8,000件まで拡大しております。その様々な領域・専門性を持つ企業から日々大量に空きエンジニア情報が送られてくるため、BTMは案件に最適な人材を継続的に提供することが可能であり、その人材調達力(提供力)を強みとしています。また、BTMは短期間でエンジニアを育成することが可能なプログラムを有しており、地方に設立するラボ拠点で地元企業の開拓、未・微経験者を採用・育成するなど、地方企業との連携・地方人財の活用についても強みを有しております。

 近年、AI技術が急速に発展し、AI技術はDXを推進していくために欠かせない要素となっており、国内のAI関連市場においても2028年には2兆5000億円超(令和6年版 情報通信白書(総務省))まで拡大すると予測されております。

上記の潮流を鑑み、地方企業・自治体のDXを加速させるため並びにAI市場へ新規参入するため、AI技術領域に特化した子会社(株式会社BTMAIZ(ビーティーエムアイズ)、以下「BTMAIZ」)(https://pdf.irpocket.com/C5247/Bv1s/ngiX/IkVe.pdf)を設立するとともにAI技術領域に強みを有するヘッドウォータースとの資本業務提携により、AIを活用したDXを加速させていきます。

  • ヘッドウォータースについて

ヘッドウォータースは、創業以来「エンジニアからビジネスパーソンへ」を基軸にAIの社会実装を目指し、AIの利活用を中心としたAIソリューション事業を展開しております。顧客と対話を重ね、一気通貫で実用性の高い先端テクノロジーを活用したシステムを提供することで、企業の発展に貢献することを志向しています。また、同社は日本マイクロソフト株式会社からAI分野において最も優れた実績をあげたパートナーとして表彰されるなどAI領域における高度な技術と豊富な実績を有し、それらを成長の源泉としたアライアンス戦略を掲げて、急成長を遂げております。

  • 経緯

両社は2023年2月16日付で協業強化を公表して以来、スマートシティ推進支援サービスの拡大、地方企業のDX推進等について連携を深めてまいりました。

そのような中、DX市場においても生成AIを活用した業務効率化のニーズが広がり、全国の大手金融、製造、交通、建設業界からMicrosoft Azure OpenAI Serviceを中心としたAI案件が殺到し、AIエージェント、プロンプトエンジニアリング、RAG(検索拡張型生成AI)、マルチモーダルAI、AIロボティクス、生成AIプラットフォーム構築の案件連携が急拡大しております。

その結果、AI領域の強みを有するヘッドウォータースとIT人材調達力(提供力)及び地方人財活用力の強みを有するBTMの提携を深化・拡大させることが両社の業績向上及び企業価値増大により資するものと判断いたしました。

  • 業務提携の内容

BTM、ヘッドウォータース双方の業績向上及び企業価値増大を目的とし、市場の急拡大が予想されているAI技術を中心とした先端テクノロジーの活用を基に両社が協力して以下の内容を推進いたします。

  1. AI技術 ✕ 地方企業DX推進:

    ヘッドウォータースが保有するAI技術を中心とした先端テクノロジーの知見・実績とBTMが有する日本の各地との繋がりを組み合わせ、地方企業及び地方自治体のDX推進を加速させる取り組みを推進します。

  2. エンジニアの採用・育成・調達強化:

    両社の強みを活かし、広範囲な採用活動や高度人材の育成を展開することにより、専門性の高い技術・知見を必要とする先端テクノロジー✕DX推進に対して、調達力を高めより多くの顧客へ対応可能な体制構築を目指します。

  3. Microsoftの技術分野に関する人材育成:

    ヘッドウォータースが強みとするMicrosoft Azure及びAzure AIサービスに関してBTMへ技術支援を行い、対応可能な人員を両社で増員する活動を展開することにより、拡大を続けるMicrosoft Azure及びAzure AI市場へサービス提供をより充実させる活動を強化して参ります。

  4. 両社による既存業務提携の深化:

    迅速な案件・エンジニア情報の交換を目的とした会議体を両社で設置し、両社に集まるDXニーズに対し、状況に応じた柔軟性の高いリソース計画を協議する環境を整えることにより受注案件の増加を図ります。

  • 今後について

BTMはヘッドウォータースとの協業強化によって、AI領域に特化したBTMAIZの事業拡大を図るとともに全国のエンジニアリングリソースを駆使して、AIイノベーションの全国展開を目指していきます。また、地方のスマートシティや企業DXの推進支援、東京に一極集中するエンジニア人材の課題解決に向け、地方における優秀なエンジニア層へのMicrosoft AzureならびにAI人材育成支援へ積極的に取り組み、日本全国の人財によるDX推進に取り組んでまいります。

【参考情報】

■AI(Artificial Intelligence 人工知能)とは

 人工的にコンピュータ上等で人間と同様の知能を実現させようとする試み、あるいはその一連の基礎技術をいいます。

■Azure OpenAI Service とは

 OpenAI社とマイクロソフト社のパートナーシップから生まれた Azure OpenAI Service は、さまざまなユースケースに応じた特定のニーズに合わせて最適化が可能な業界をリードするコーディングおよび言語 AI モデルを提供するサービスです。セキュリティー、信頼性、データプライバシー、ID認証、有害コンテンツのフィルタなどエンタープライズ企業がOpenAIを利用するためのAzureマネージドサービスです。

https://azure.microsoft.com/ja-jp/products/cognitive-services/openai-service

■AIエージェントとは

AIエージェントは、自律的に特定のタスクを実行するインテリジェントなシステムです。これらのエージェントは、複数のAIモデルを組み合わせて、単一のモデルでは困難な高度なタスクを自動で実行します。企業では、電話応対やスケジュール管理、データ入力などの業務を自動化するために利用され、効率的なビジネス成果を達成するのに役立ちます。AIエージェントの国内市場は急速に成長しており、2024年から2030年にかけての年平均成長率(CAGR)は44.8%と予測されています。

■マルチモーダルAIとは

 マルチモーダルAIとは、さまざまな種類の情報を利用して高度な判断を行うAIを指します。LLM(大規模言語モデル)は、マルチモーダルAIモデルによってテキストの枠を超え、ユーザーはテキスト、音声、画像・映像をベースに新しいコンテンツを生成できるようになりました。テキスト、音声、画像・映像などのデータを高度なアルゴリズムと組み合わせ、予測を行い、結果を生成するというアプローチです。 マルチモーダルAIの世界市場は、2023年から2028年にかけて年平均成長率(CAGR)は35.0%で成長すると予測されています。

■RAG(Retrieval Augmented Generation)とは

 Retrieval Augmented Generation(RAG)は、大規模言語モデル(LLM)と外部のデータベースや情報源を結びつけるための新しい技術です。外部の知識ソースを検索し、より強化した文章生成を行います。2024年から2030年にかけて世界のRAGの年平均成長率(CAGR)は44.7%で成長すると予測されています。

■Microsoft Azure(アジュール)とは

 Microsoft社が提供するクラウドサービスです。クラウドサービスとは、インターネットを通じてさまざまなサービスを利用できるシステムで、従来のオンプレミスとは異なり、コストを抑えて運用できる、導入しやすい等のメリットから、多くの企業で取り入れられています。Azureは2023年のクラウドインフラ市場シェアの調査においては23%と世界2位(引用:canalys estimates,May 2023)を維持し、AWS(Amazon Web Service)やGoogle Cloudと並ぶ人気のクラウドサービスとなっています。

■Azure AIサービスとは

 Microsoft社の提供する人工知能「AI」を利用したアプリケーションの構築を行えるサービスです。機械学習やナレッジマイニング、画像・音声・文字認識・検索等の機能を有しており、機械学習モデルの構築やデプロイ、ボットサービスの作成などを簡単に行えます。

■商標について

 記載されている製品名などの固有名詞は、各社の商標または登録商標です。

---------------------------------------------------------------------

【株式会社ヘッドウォータース】

代表:代表取締役 篠田 庸介

設立:2005年11月

事業内容:AIソリューション事業

本社:東京都新宿区西新宿6丁目5番1号 新宿アイランドタワー4階

URL:https://www.headwaters.co.jp/

【株式会社BTM】

代 表:代表取締役社長兼CEO 田口 雅教

設 立:2011年8月

事業内容:DX推進事業

本 社:東京都渋谷区渋谷2丁目12-19 東建インターナショナルビル別館 5階

URL:https://www.b-tm.co.jp/

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

株式会社BTM

8フォロワー

RSS
URL
https://www.b-tm.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区渋谷2丁目12番19号 東建インターナショナルビル 別館5階
電話番号
03-5784-0456
代表者名
田口雅教
上場
東証グロース
資本金
1億7483万円
設立
2011年08月