「The Canmaker Cans of the Year Awards 2022」でダブル受賞 ~「Finger Fitting Tab」、「aTULCネックエンボス缶」~
2022年10月5日~6日にチェコ プラハで開催された「The Can Maker Summit 2022」において「Cans of the Year Awards 2022」の受賞式が執り行われ、当社の連結子会社である東洋製罐株式会社が、食缶向けの開封性を飛躍的に向上させた蓋「Finger Fitting Tab」、E. & J. Gallo Winery社(以下、「Gallo社」と言います。)のダークホースワイン375ml向け飲料缶としてワインの風味と保存寿命を延ばし、缶の肩部(ネック部)にエンボス装飾により加飾性も高めた「aTULCネックエンボス缶」にて、それぞれ銀賞と銅賞を受賞いたしました。
なお、今月の当社グループの受賞については、「組立式ダンボールテント「DAN DAN DOME」が 2022年度グッドデザイン賞を受賞」に次ぐ2件目となります。
なお、今月の当社グループの受賞については、「組立式ダンボールテント「DAN DAN DOME」が 2022年度グッドデザイン賞を受賞」に次ぐ2件目となります。
1.「Finger Fitting Tab」 Ends, Caps & Closures部門 銀賞受賞
「Finger Fitting Tab」は、開封性を飛躍的に向上させた食缶向けの蓋で、指にフィットするタブで開封性を向上しただけでなく、本人の意図に反して蓋が開口してしまうリスクも低減させています。これにより、「Cans of the Year Awards 2022」 Ends, Caps & Closures部門において銀賞を受賞しました。
なお、「Finger Fitting Tab」は、日本国内向けの製品として、2022年に上市しております。
【特徴】
①指がかけやすいタブ
→指にフィットする凹形状のタブを採用することで、強い指掛けが可能となるとともに、指の接触面が増えることで指先の痛みや違和感を低減します。
②正確に開口できるように促します
→タブが凹形状をしていることから、タブの中心に自然と指が誘導されます。これにより、斜め方向からの指掛けを防止し、開口ミスの発生を抑制します。
③不意に開いてしまうリスクの低減
→タブの先端を凹形状にすることで、タブの下に他の製品等が入り込むことによる意図しない開口を防止します。
2.「aTULCネックエンボス缶」 Beverage Two-Piece部門 銅賞受賞
「aTULCネックエンボス缶」は、世界最大のワイン生産者であるGallo社のダークホースワイン375ml向けに開発された飲料缶です。ポリエステルが内外面にラミネートされたアルミニウム缶「aTULC」と、BPAを含まない(BPA-NI)特別な蓋が採用され、ワインの風味を保存し、従来のアルミニウムDI缶の2倍以上の保存寿命を提供することを可能としています。また、缶の肩部(ネック部)にエンボス装飾できる「FINE (Fantastic and Impressive Neck shaped can)」の技術を採用することにより、人目を引く装飾付きパッケージを提供することを可能としています。
【aTULCにおける今後の取り組みについて】
当社グループは、「The Can Maker Summit 2022」における基調講演のとおり、生産性と環境保全性を飛躍的に高めたaTULCの、製造における材料販売から設備の販売・インストール、空缶製造技術支援までを総合的に提供する「aTULCコンパクト製缶システム」の展開を進めております。全米の飲料ブランドに缶などの包装資材や充填設備・サービスを販売する米国のAmerican Canning LLCに導入することを決定し、2023年1月の本格稼働に向けて準備を進めております。この取り組みにより、昨今の缶供給が逼迫(ひっぱく)する中で小規模な飲料缶需要者が生産対応しやすくなり、循環型社会への貢献と、製造時や輸送時にかかるCO2の削減にもつながることが期待できます(詳細は、「統合報告書2022」P.28~29をご参照ください。)。
統合報告書2022:https://ssl4.eir-parts.net/doc/5901/ir_material_for_fiscal_ym7/124159/00.pdf
当社グループは、環境に優しいアルミ缶の製缶技術やエンジニアリング技術を広げることで、持続可能な社会の実現に貢献します。
当社グループは、社会や地球環境について長期的な視点で考え、すべてのステークホルダーの皆さまに提供する価値が最大化するよう、2050年を見据えた「長期経営ビジョン2050『未来をつつむ』」を2021年5月に策定しました。当社グループの目指す姿・ありたい姿を「世界中のあらゆる人びとを安心・安全・豊かさでつつむ『くらしのプラットフォーム』」と位置づけ、「多様性が受け入れられ、一人ひとりがより自分らしく生活できる社会の実現」「地球環境に負荷を与えずに、人々の幸せなくらしがずっと未来へ受け継がれる社会の実現」を目指し、事業活動を推進してまいります。
■本リリースに関するお問い合わせ先
サステナビリティ推進部 コーポレートコミュニケーショングループ
TEL:03-4514-2026
「Finger Fitting Tab」は、開封性を飛躍的に向上させた食缶向けの蓋で、指にフィットするタブで開封性を向上しただけでなく、本人の意図に反して蓋が開口してしまうリスクも低減させています。これにより、「Cans of the Year Awards 2022」 Ends, Caps & Closures部門において銀賞を受賞しました。
なお、「Finger Fitting Tab」は、日本国内向けの製品として、2022年に上市しております。
【特徴】
①指がかけやすいタブ
→指にフィットする凹形状のタブを採用することで、強い指掛けが可能となるとともに、指の接触面が増えることで指先の痛みや違和感を低減します。
②正確に開口できるように促します
→タブが凹形状をしていることから、タブの中心に自然と指が誘導されます。これにより、斜め方向からの指掛けを防止し、開口ミスの発生を抑制します。
③不意に開いてしまうリスクの低減
→タブの先端を凹形状にすることで、タブの下に他の製品等が入り込むことによる意図しない開口を防止します。
2.「aTULCネックエンボス缶」 Beverage Two-Piece部門 銅賞受賞
「aTULCネックエンボス缶」は、世界最大のワイン生産者であるGallo社のダークホースワイン375ml向けに開発された飲料缶です。ポリエステルが内外面にラミネートされたアルミニウム缶「aTULC」と、BPAを含まない(BPA-NI)特別な蓋が採用され、ワインの風味を保存し、従来のアルミニウムDI缶の2倍以上の保存寿命を提供することを可能としています。また、缶の肩部(ネック部)にエンボス装飾できる「FINE (Fantastic and Impressive Neck shaped can)」の技術を採用することにより、人目を引く装飾付きパッケージを提供することを可能としています。
2019年10月に開催された「The Can Maker Summit 2019」において、Gallo社と共同で応募したaTULC375mlダークホースワイン缶が2ピース飲料缶部門で金賞を受賞したほか、「FINE」は開発品としてプロトタイプ部門で銅賞を受賞しました。aTULC375mlダークホースワイン缶と「FINE」の技術が融合した「aTULCネックエンボス缶」が、2021年にGallo社のダークホースワインに採用・全米で上市され、このたび、「Cans of the Year Awards 2022」 Beverage Two-Piece部門において銅賞を受賞しました。
【aTULCにおける今後の取り組みについて】
当社グループは、「The Can Maker Summit 2022」における基調講演のとおり、生産性と環境保全性を飛躍的に高めたaTULCの、製造における材料販売から設備の販売・インストール、空缶製造技術支援までを総合的に提供する「aTULCコンパクト製缶システム」の展開を進めております。全米の飲料ブランドに缶などの包装資材や充填設備・サービスを販売する米国のAmerican Canning LLCに導入することを決定し、2023年1月の本格稼働に向けて準備を進めております。この取り組みにより、昨今の缶供給が逼迫(ひっぱく)する中で小規模な飲料缶需要者が生産対応しやすくなり、循環型社会への貢献と、製造時や輸送時にかかるCO2の削減にもつながることが期待できます(詳細は、「統合報告書2022」P.28~29をご参照ください。)。
統合報告書2022:https://ssl4.eir-parts.net/doc/5901/ir_material_for_fiscal_ym7/124159/00.pdf
当社グループは、環境に優しいアルミ缶の製缶技術やエンジニアリング技術を広げることで、持続可能な社会の実現に貢献します。
当社グループは、社会や地球環境について長期的な視点で考え、すべてのステークホルダーの皆さまに提供する価値が最大化するよう、2050年を見据えた「長期経営ビジョン2050『未来をつつむ』」を2021年5月に策定しました。当社グループの目指す姿・ありたい姿を「世界中のあらゆる人びとを安心・安全・豊かさでつつむ『くらしのプラットフォーム』」と位置づけ、「多様性が受け入れられ、一人ひとりがより自分らしく生活できる社会の実現」「地球環境に負荷を与えずに、人々の幸せなくらしがずっと未来へ受け継がれる社会の実現」を目指し、事業活動を推進してまいります。
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