管清工業、令和5年度 国土交通大臣賞(循環のみち下水道賞)「イノベーション部門」受賞

東ティモールにおける下水道ビジネス市場の創出が評価

管清工業株式会社

管清工業株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役:長谷川 健司、以下 管清工業)は、一般社団法人CWP(本社:福井県大野市、代表理事:今 洋佑、以下 一社CWP)とともに応募した、国土交通省 水管理・国土保全局下水道部 下水道企画課企画調整係が執り行う「令和5年度(第16回)国土交通大臣賞(循環のみち下水道賞)」において、両者が取り組む『技術人材の育成及び活用を通じた、東ティモールにおける下水道ビジネス市場の創出』が評価され、このたび「イノベーション部門」を受賞することになりましたのでお知らせ致します。また表彰式は9月8日(金)に開催されます。



  • 受賞案件について

 

【受賞部門】

イノベーション部門

【受賞件名】

技術人材の育成及び活用を通じた、東ティモールにおける下水道ビジネスの創出

【取組概要】

現地で水道人材育成や水関連ビジネスを実施するため「CWP GLOBAL株式会社」を共同で設立。東ティモールの国立雇用能力開発センター(CNEFP-Tibar)との間で5年間の協力覚書(MOU)を締結し、これより管清工業の研修施設「厚木の杜環境リサーチセンター」での研修等を通じ技術人材を育成させます。援助等に依存せずとも、インフラの維持管理が民間ベースで可能となる基盤の構築を目指します。

【ポイント】

・メンテナンスビジネスそのものの創出という、本質的な国力の向上を目指した取組

・日本のインフラ業界が築き上げた精神そのものを提供

・日本の企業や地方部において活躍できる素地づくり

・途上国での日本企業のビジネス展開に向けた知見の獲得

【イメージ図】

日本での人材育成~現地での下水メンテナンスビジネス実践の流れ日本での人材育成~現地での下水メンテナンスビジネス実践の流れ


  • 国土交通大臣賞「循環のみち下水道賞」について

健全な水環境、資源・エネルギー循環を生み出す21世紀の下水道のコンセプト「循環のみち下水道」に基づく優れた取組に対し、平成20年度に創設された国土交通大臣賞です。社会経済情勢の変化に対応し、多様な面から社会に貢献した優れた事例を表彰し広く発信することで、受賞者の功績を称えるとともに、他の多くの団体等でも同じ取組が行われ、全国的に「循環のみち下水道」が実現することを目指しています。

(部門)

・イノベーション部門   :現場における創意工夫や新技術の活用等の取組

・防災・減災部門     :災害対策におけるソフト・ハード面の取組

・アセットマネジメント部門:施設の長寿命化や計画的な維持修繕、事業運営、人材育成に貢献する取組

・広報・教育部門     :効果的な広報活動や環境・防災教育等の取組


表彰式、その他詳細については下記URLをご参照ください。

https://www.mlit.go.jp/report/press/mizukokudo13_hh_000536.html

(表彰式)

日時:9月8日(金)

場所:中央合同庁舎3号館10階


  • 今後の活動について

本年秋頃、現地の国立職業訓練校(以下、CNEFP-Tibar)の学生が来日し、当社の下水道研修研究施設「厚木の杜環境リサーチセンター」で技術研修や、CWPG本社がある福井県大野市での実地研修を行います。期間は2か月を予定しており、この期間に水道に関する技術や知識を習得します。ここで得た知識を東ティモールに持ちかえり、水環境改善や衛生面の向上、自立した水道ビジネスの確立に向けた活躍を期待します。


  • 各機関のご紹介

■CWP GLOBAL株式会社
2022年8月設立。管清工業とCWP、個人出資者による新会社。最初の活動国として東ティモール民主共和国への支援に着手。現地の水環境の向上、人材育成、雇用の創出や、日本国内における技術人材の確保などに繋げることを目指し活動を開始している。
■一般社団法人 CWP

2021年4月に設立。CWP(Carrying Water Project)は元々福井県大野市の事業として行われていた、水と通じた人口減少対策・地域活性化のプロジェクトの名称。元・同市副市長で現CWP代表の今氏をはじめとしたプロジェクトに関わったメンバーが中心となり、民間団体として更なる発展に取り組むべく一般社団法人を設立。



■管清⼯業について
1962年設⽴。以来約60年にわたり、⼀貫して「管」(パイプ)の維持・管理を⾏い、半世紀にわたり⽇本の下⽔道インフラを⽀えてまいりました。下⽔道の管路網を専⾨的に管理、清掃することが当社の社名=管清⼯業の由来となっています。下⽔道点検・調査・清掃の分野で、上下⽔道施設の基盤維持管理を軸に、KPRO®、グランドビーバー、グランドスウィーパーなどの機材を⾃社で開発、事業展開し、下⽔道における問題解決を提供しています。管清⼯業は、“常に上下⽔道を使⽤するお客様の⽬線に⽴ち、”300年継続する企業を⽬指す”を掲げ、未来へ向けて持続可能な社会の実現に貢献 していきます。


社名:管清工業株式会社
代表者:代表取締役 長谷川 健司
本社所在地:東京都世田谷区上用賀1丁目7番3号
設立:1962年10月4日
事業:上下水道施設の維持管理業及びコンサルタントに関する事業
   上水・下水の給排水設備及び空調設備の設計、施工に関する事業
HP URL:https://www.kansei-pipe.co.jp/




※国交省リンク表記は、ルールにそっています。

※記載されている内容は発表時点の最新の情報とは内容が異なっている場合がありますのでご了承願います。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

管清工業株式会社

1フォロワー

RSS
URL
https://www.kansei-pipe.co.jp/
業種
建設業
本社所在地
東京都世田谷区上用賀 1丁目7番3号
電話番号
03-3709-5151
代表者名
長谷川 健司
上場
未上場
資本金
2億5000万円
設立
1962年10月