ナレッジワーク、シリーズBで45億円の資金調達を実施。3年で10個の新プロダクトをリリース予定

マルチプロダクト展開に向けて人材採用を強化

株式会社ナレッジワーク

2023年11月29日 10時00分

「できる喜びが巡る日々を届ける」をミッションに掲げる株式会社ナレッジワーク（本社：東京都港区、CEO 麻野耕司）は、World Innovation Lab（WiL）、グロービス・キャピタル・パートナーズ（GCP）をリード投資家とするシリーズBラウンドにて、45億円の資金調達を実施いたしました。今回のシリーズBラウンドにて、これまでの累計の調達金額は61.2億円となります。

また、社外取締役としてWiLパートナーの難波俊充氏、Fond創業者の福山太郎氏の就任も併せて発表いたします。

今回調達した資金をマルチプロダクト展開に投資してまいります。今後3年で10個の新プロダクトの開発・提供を予定しております。

シリーズBラウンドについて

株式会社ナレッジワークはシリーズBラウンドにて、第三者割当増資により、WiL、GCPをリード投資家として、既存投資家およびフォースタートアップスキャピタル等から45億円の資金調達を完了いたしました。

ナレッジワークのマルチプロダクト展開について

■セールス職向けナレッジ領域が急成長

ナレッジワークは2022年4月にセールス職向けナレッジ領域をリリースしました。リリースからわずか1年半で数多くの大手企業への導入が進みました。

■3年で10個の新プロダクトをリリース予定

ナレッジワークはあらゆる仕事のイネーブルメントの実現に向けて、マルチプロダクト戦略に取り組んでまいります。具体的には、現在提供しているセールス職向けのナレッジ領域のプロダクトに加え、3年で10個の新プロダクトをリリースしていく予定です。

直近では、2024年4月にセールス職向けのワーク領域の新プロダクト、2024年7月にセールス職向けのラーニング領域の新プロダクトをリリース予定しています。

今後プロダクトを通じて届けたい体験についてはプロダクトムービーをご覧ください。

■マルチプロダクト展開を実現する組織づくり

ナレッジワークは、プロダクトセントリックカンパニーとして、プロダクトづくりを会社運営の中心においています。ユーザーにとって価値のあるプロダクトを開発・提供することこそがナレッジワークの存在意義であり、プロダクト部門やエンジニアリング部門だけではなく、ビジネス部門やコーポレート部門などのすべてのメンバーがより良いプロダクトづくりのために日々業務に取り組んでいます。

今回調達した資金は主にプロダクト開発へ投資し、マルチプロダクト展開に向けた組織体制を強化するため、人材採用を加速させます。現在採用している職種はこちらをご覧ください。

採用ページ：https://kwork.studio/recruit-product

創業からこれまでの物語（動画・記事）：https://kwork.studio/story

採用イベント（THE INSIDE KNOWLEDGEWORK）：https://knowledgework.connpass.com/

<<THE INSIDE KNOWLEDGEWORK 開催概要>>　

　◻︎CEO Session：2023/12/04(月) 12:00〜13:00

　　3年で10個のプロダクトを開発するマルチプロダクト戦略

　　https://knowledgework.connpass.com/event/303500/

　◻︎Engineering Session：2023/12/12(火) 18:00〜19:30

　　マルチプロダクト戦略を実現するナレッジワークのエンジニアリング

　　https://knowledgework.connpass.com/event/303503/

　◻︎Product Management Session：2023/12/13(水) 18:30〜20:00

　　マルチプロダクト戦略を実現するナレッジワークのプロダクトマネジメント

　　https://knowledgework.connpass.com/event/303502/

　◻︎HR Session：2023/12/18(月) 18:00〜19:30

　　T2D3を上回る事業成長を実現するナレッジワークの組織作り

　　https://knowledgework.connpass.com/event/303506/

　◻︎Business Session：2023/12/21(木) 19:00〜20:30

　　T2D3を上回る事業成長を実現するナレッジワークのビジネス戦略

　　https://knowledgework.connpass.com/event/303505/

リード投資家からのコメント

グロービス・キャピタル・パートナーズ代表パートナー今野穣氏のコメント

この度、ナレッジワーク社のシリーズBラウンドにて、今回もリード投資家として創業出資後三度目の追加出資をさせていただくことができました。この事実だけをもってしても期待の程が伝わるかと思いますが、同社は「できる喜びが巡る日々を届ける」というミッションのもと、大企業向けSaaS企業として現時点で最も高く価値提供できているスタートアップ企業の一つです。セールステック/セールスイネーブルメント領域は、近年米国でも大変ホットなテーマです。そのようなテーマに対して、ミッションを自ら体現する高い営業生産性、秀逸なプロダクト開発力や組織カルチャーを活かし、日本を代表する唯一無二の企業へと成長されることを祈念しています。

World Innovation Lab（WiL）パートナー難波俊充氏のコメント

ナレッジワークの掲げる「できる喜びが巡る日々を届ける」というミッション、投資検討を経て見返すとより強く当社の体を表していると実感します。ナレッジワークのプロダクトを見ると、触り心地の良いUIUXに、磨き込まれたナレッジ共有セオリーに基づき整理された資料群が並んでおり、直感的に必要な資料に辿り着く事ができます。加えてワーク領域やラーニング領域などイネーブルメントを体系的に実現する要素が詰まっている。これは高い開発力と、強いセールス及びカスタマーサクセスが、ミッションで一丸となり価値提供しているから実現できていることだと思います。私たちはナレッジワークと共にこのミッションを追求し、国内の生産性向上はもとより、更なる高みを目指して参ります。

新任社外取締役からのコメント

福山太郎氏のプロフィール

2012年にFondを米国にて創業。同年、シリコンバレーのインキュベーターのYcombinatorに参加。Salesforce, Facebook, Adobeを含む顧客に、福利厚生や社内リワードの管理ソフトウェアを提供。同社はDCM, Ycombinator, Andreessen Horowitzから投資を受け、FastCompanyのMost Innovative Company 50に、Google, Apple等と並んで選ばれる。2023年にReward Gatewayに売却。2023年11月、ナレッジワーク社外取締役就任。

福山太郎氏のコメント

ナレッジワーク社は、最高のメンバーが最高のプロダクトを提供し、日本トップクラスの成長を遂げているスタートアップです。私はもともと、アドバイザーとしての立場で、今年の8月から事業戦略に携わってまいりました。しかしこの度、社外取締役として経営に参画し、ナレッジワーク社のプロダクト戦略や経営戦略にさらに深く貢献することとなりました。「できる喜びが巡る日々を届ける」という最高の未来を築くお手伝いができることを心より光栄に思っております。

ナレッジワークCEO・CTOのコメント

ナレッジワーク CEO 麻野耕司のコメント

私たちナレッジワークが立ち向かっているのは「労働は苦役なり」という人類が数千年前からとらわれている考え方です。今、世の中の多くの人が「上司」「職場」「会社の仕組み」などに恵まれないという理由で、「努力しても報われない」という環境で仕事をしています。働くことは「苦しい」ことではなく「楽しい」ことだと感じられれば、人生はもっと豊かになります。今回の資金調達を皮切りに、私たちは『イネーブルメント（できるようになる）』を実現するプロダクトをマルチ展開していきます。私たちの挑戦はセールス職から始まりましたが、今後はそれ以外の職種、より多くの世の中の人たちの「仕事ができるようになること」を支援し、働く喜びが巡る日々を届けます。

ナレッジワーク CTO 川中真耶のコメント

人類は自らの苦労を解消するために様々なテクノロジーを開発してきました。テクノロジーを用いて現場で働く一人一人にユーザビリティの高いソフトウェアを提供することで、仕事の体験を大きく改善し、皆さまに働くことの期待感や喜びを届けられると信じています。今回の資金調達での大きなご期待にプレッシャーを感じつつも、あらゆる仕事に対して「できる喜びが巡る日々を届ける」ために、これから数多くのプロダクトを生み出していく勝負に挑むことが楽しみです。