スペースシードホールディングスは、AAI （アジア・アフリカ リサーチ・コンサルティング ＆インベストメント）グループに資本参加しました
AAIグループに資本参加することで、インドネシアならびにバングラデシュの社会課題解決につがなる技術の実装を加速
スペースシードホールディングス株式会社（本社：東京都港区、代表：鈴木健吾、以下スペースシードホールディングス）は、2024年12月にAAI 株式会社 （アジア・アフリカ リサーチ・コンサルティング ＆インベストメント）（本社：福岡県久留米市、代表：小野孝仁、以下AAI）ならびにAAIの子会社であるA-WING International 株式会社の発行する株式のそれぞれ一部を取得しました。本提携により、特にインドネシア市場における発酵分野の産業振興、既存産業におけるアップサイクル、発酵技術の環境分野への応用等に注力して取り組んでいく予定です。
資本参画の背景
スペースシードホールディングスは創業以来、人類の宇宙進出や地球環境の保全に寄与する技術の開発を目的に、革新的なスタートアップへの投資を行ってきました。2024年11月には、発酵技術と健康寿命延伸に焦点を当てた投資プログラム「Fermentation and Longevity Fund」（発酵長寿ファンド）を立ち上げ、スタートアップ投資を通じた発酵とロンジェビティ（長寿）分野における新たに価値創造を開始しました。
一方で、インドネシアは発酵技術が貢献する余地が大きい地域として注目されています。同国の豊かな一次産業関連資源に対して、日本などが保有する先端の発酵関連技術を活用することで、新たな市場価値を創出することが可能と考えられます。今回のAAIグループへの資本参画は、スペースシードホールディングスが掲げる持続可能な社会構築のビジョンを世界的に実現することに繋がると判断しました。
資本参画の目的
スペースシードホールディングスは、発酵技術を活用した持続可能な社会の構築をビジョンに掲げ、これまで数々のスタートアップへの投資を通じてイノベーションを支援してきました。今回のAAI社への資本参画では、以下の分野に注目してインドネシア市場における可能性を模索します。
発酵産業のアップデート
インドネシアは豊富な天然資源や独自の食文化を背景に、発酵技術を活用した産業の潜在性が非常に高い地域です。伝統的な発酵技術の応用範囲を広げることで、新たな価値を創出します。
既存産業におけるアップサイクル
発酵技術を活用して食品廃棄物や農業副産物をリサイクル・アップサイクルすることで、持続可能な産業モデルを構築します。これにより、地域経済の発展と環境負荷軽減を両立させる取り組みを強化します。
環境技術の応用
インドネシアにおける環境課題に対して、発酵技術を含む環境技術を活用した解決策を提供します。廃棄物の分解や再利用、新エネルギー源の開発など、幅広い分野での応用を進めます。
AAI株式会社について
AAI株式会社は日本国内の福岡県久留米に本拠地を構え、コンサルタント及び事業開発を行い、資本関係のある会社のトータルマネジメントと支援を行うホールディングス機能を有する会社です。AAIが関係する会社として、日本国内には完全子会社として小型風力発電と再生エネルギーに関する企画と事業開発を行うA-WING International 株式会社、インドネシアには現地法人であるPT. AWINA SINERGI INTERNATIONAL社がインドネシア国内の企業の設立支援などを実施してマネジメントを行っています。その他にもAAIの傘下にバングラデシュにAWING Bangladesh株式会社などが存在します。
AAIグループにおける直近の代表的な動きの一つに、北陸電工に対するインドネシア現地子会社の設立支援などがあります。支援の結果として、2023年4月7日にインドネシア国内に北陸電工初の海外子会社「PT AWINA RIKUDENKO SOLAR ENGINEERING INDONESIA（略称：ARISE)」 が設立され、現在もAAIグループは同社に対して継続的な支援を行っています。
https://ariseindonesia.co.id/id/home/
AAI社基本情報
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会社名 AAI株式会社
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設立日 2007年5月25日
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住所 〒830-0018福岡県久留米市通町356番地1ジャムビル2F
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代表取締役社長 小野 孝仁
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事業内容 各種コンサルティング（インドネシア進出サポート、事業化に向けた助言、調査、出資、情報提供など）
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WEBページ https://www.aai-jp.com/
AAI株式会社 小野代表取締役社長からのコメント
グローバルな視点で世界を見渡した際に地球環境の維持等に技術が必要とされるシーンは、アジア・アフリカ地域などに多様な形で潜在的に存在しています。当社は、再生可能エネルギーからヘルスケア関連事業に至るまで、世の中の課題解決のための解決策を調査して提案してきました。今後も、提案する内容をスムーズに社会に実施させるために、有識者とのネットワーク構築とファイナンススキームの整備が必要だと考えております。
この度のスペースシードホールディングスからの出資を受け入れさせていただくことで、資金の調達のみならず同社が保有する技術とネットワークを活用してさらに事業を加速させ、世界が抱える課題に対する解決策を実装していきたいと考えています。
スペースシードホールディングスについて
スペースシードホールディングス株式会社は、「SFをノンフィクションにする」をミッションとして、投資活動、研究活動ならびに事業創出を行う宇宙系ディープテックベンチャービルダーです。発酵とロンジェビティー技術の社会実装を支援する「Fermentation and Longevity Fund」プログラムの運用などを軸に、社会課題を解決する事業の創出に取り組んでいます。2040年までに各種ステークホルダーとともに、人類が宇宙空間で居住するのに必要な技術を揃えることを目指しています。
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