テーマは「出発・再出発」!「第8回 日本女性学習財団 未来大賞」受賞レポート決定:(公財)日本女性学習財団
(公財)日本女性学習財団が「出発・再出発」をテーマにレポートを募集し、優秀作を表彰する「日本女性学習財団 未来大賞」。第8回の受賞レポートが決定しました!
(公財)日本女性学習財団は、「出発・再出発」をテーマに、男女共同参画、多様な人々が生きやすい社会の実現に向けて、次への一歩を踏みだしたい/踏みだした人(支援する人・グループを含む)の思いやその過程をまとめたレポートを募集し、優秀作を「日本女性学習財団 未来大賞」として表彰しています。
今年度も厳正な選考の結果、佐藤 有理さんのレポート「『産まなければならない』呪縛への道のりと解放 ―次世代の女性たちへのメッセージ―」が「第8回 日本女性学習財団 未来大賞」に決定しました。
■「第8回 日本女性学習財団 未来大賞」全体講評
・受賞レポート全文は、当財団が発行している、月刊『We learn』2025年3月号(3月1日発行)に掲載します。
「第8回 日本女性学習財団 未来大賞」受賞レポート
佐藤 有理さん
「『産まなければならない』呪縛への道のりと解放 ―次世代の女性たちへのメッセージ―」
〔要旨〕
「子供はもし縁があれば」と思っていたはずの私は、いつの間にか「産まなければならない」と思い込むようになってしまっていた。本レポートは、なぜ私がそのような呪縛にとらわれるようになったのかという過程と、その呪縛からどのように解放されたのかについて、ジェンダー視点をもちながら自身の経験を振り返り考察する。次世代の女性たちが、「~なければならない」と思い込んでしまうことで苦しみを感じる時、それは生まれながらに与えられた「女性」という性別も影響している可能性があることを認識できれば、その苦しみから解放されることがあると考える。このレポートがその解放の道へ何らかの貢献ができることを願っている。
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