【MIT協賛】中高生向け自動運転ロボコン(GLOBAL TECH2024年度)の日本大会、世界大会を開催しました

ICHINOYA Inc.

GLOBAL TECH世界大会の様子

株式会社ICHINOYAは、2024年2月から8月にかけてGLOBAL TECH 2024年度を開催しました。

本年度は、12校から23名の中高生が参加し、小型自動運転車を用いたプログラミングと自動運転技術の基礎を学習しました。また、6月には成蹊大学キャンパスにて日本大会を開催し、各参加チームが作成したプログラムによるレースで技術を競い合いました。

日本大会で優勝したチームは、米国マサチューセッツ州ボストンにあるマサチューセッツ工科大学(以下、MIT)で開催された世界大会に出場し、米国選抜チームおよび各国から選抜されたチームと共にレースに挑戦し、全体3位の成績を収めました。

GLOBAL TECHとは?

GLOBAL TECHで利用するマシン

GLOBAL TECHは、MITから協賛を得て、同校のカリキュラムを活用した3部構成のプログラム(スクール・日本大会・世界大会)を提供しています。このプログラムでは、小型自動運転車を使用し、プログラミングや自動運転技術の基礎を学びます。

2019年に開始したこのプログラムには、これまでに200校以上の学校から協力をいただき、150名以上の生徒が参加しました。

2024年度からは、株式会社商船三井がスポンサーとして加わり、スクール活動に加えて日本国内でのロボットコンテストも開催し、優勝チームを世界大会に派遣する形に変更いたしました。

<プログラム内容>

  • スクール(例年2月~5月):シミュレーションおよび小型自動運転車を用いて、プログラミングと自動運転技術を学習

    日本大会(例年6月):小型自動運転車レースに参加し、技術を競い合う日本大会を開催

    世界大会(例年8月):日本大会で優勝したチームが、米国ボストンのMITで開催されるレースに参加

スクール・日本大会

GLOBAL TECH日本大会閉会式

今年度の日本大会には、全国12校から23名の中高生が参加し、合計8チームが熱戦を繰り広げました。スクール期間中、参加者は約3カ月間にわたり、プログラミングや自動運転技術の基礎を学び、シミュレーションおよび小型自動運転車を用いて自動走行プログラムを作成しました。

2024年6月16日(日)、成蹊学園キャンパス内にて開催された日本大会では、株式会社商船三井のチーフ・ヒューマン・リソース・オフィサー竹崎様の開会宣言をもって大会がスタート。各チームは、自らが作成したプログラムを用いてタイムアタック形式のレースに挑み、コース内の障害物を避けながらいかに速く完走するかを競いました。

最終的に、開成高等学校1年生3名で構成されたチームが優勝し、優勝賞金100万円(渡航費用含む)と共に、MITで開催される世界大会への出場権を獲得しました。

世界大会

GLOBAL TECH世界大会の様子

世界大会は、小型自動運転車のレース(Autonomous RACECAR Grand Prix、以下RACECAR)など計16のプログラムが開催され、世界中からオンラインを含め400名以上の中高生が参加しております。

RACECARは、調整期間と大会当日を合わせ、1週間のプログラムです。この期間中、MITの学部生やアメリカ・カナダ・イタリア・ギリシャなど各国の生徒たちと、交流を深めます。また、MITの教授やスポンサー企業から、近年の研究や商品開発に関する講義も行われ、最先端の技術について学ぶ機会も提供されます。

その一環として、株式会社商船三井のチーフ・テクニカル・オフィサー川中様が「ウインドチャレンジャー」プロジェクトに関する講義を実施しました。このプロジェクトは、風力を活用して船舶の推進力を補助し、GHG(温室効果ガス)排出量や燃料消費量の削減に貢献する取り組みです。

RACECARは、MITのアイスホッケー場を使用し日本大会よりもはるかに広く障害物の種類が多いコースで行われます。アメリカ国内で選抜されたチームを対象としたアメリカ部門(全8チーム)と各国で選抜されたチームを対象としたインターナショナル部門(全7チーム)に分かれて開催。日本チームは、インターナショナル部門で第3位の成績を収めました。 

参加生徒の感想(開成高等学校の生徒様)

世界大会期間中の学習風景

中嶋君:

「これまで取り組んできたプログラミングは主にソフトウェアが中心で、実際に動くものがないことに少し物足りなさを感じていました。ハードウェアを使ったプログラムでも、ただ数値を入力するだけでは、プログラミングをしている実感が湧きませんでした。しかし、GLOBAL TECHでは本格的なプログラミングに取り組めたと感じています。」

「MITに行けたことは非常に貴重な経験でした。自分の周りでは、自動運転について本気で学びたいという人が少なかったのですが、世界大会に参加したことで、同じ熱意を持って自動運転車の開発に取り組んでいる人たちと繋がることができました。この経験は、自分にとって大きな刺激となりました。」

プログラム協力校の先生の声

開成中学校・高等学校 理科・地学教諭 有山先生

GLOBAL TECHを校内に紹介して良かったと感じることはありますか?

「最終的に世界水準の競技に挑戦できる機会を提供できるという点で、GLOBAL TECHを校内に紹介して本当に良かったと感じています。実際に自動車を動かすというリアルな体験が生徒にとって良い刺激になったと思います。参加してくれた生徒がいたことからも、その需要が確かにあったのだと思います。」

GLOBAL TECHはどんな生徒にオススメですか?

「プログラミングだけでなく、幅広い興味を持っている生徒にぜひ薦めたいです。実際に車を走らせる際に発生するさまざまな問題に対して楽しんで取り組む経験は、非常に貴重だと感じています。」

GLOBAL TECHへ生徒を参加させる方法

  1. GLOBAL TECHのポスター・パンフレットを受取

  2. ポスター掲示・関連部活動にご案内

  3. 応募終了(例年1月末締切)

例年10月から、GLOBAL TECHのポスター・パンフレットを学校様に無料配布します。追加のポスター発注や説明会の開催をご希望の場合、無料で実施しております。

ご興味ございましたら、以下リンクより資料をダウンロードください。

https://arrowsinstitute.jp/download_companygt_files/

スポンサー企業

  • 会社名:株式会社 商船三井

  • 本社所在地:東京都港区虎ノ門2丁目1−1 商船三井ビル

  • 代表取締役 社長執行役員:橋本 剛

  • 設立:1884年

  • 事業内容:世界最大規模の船隊でLNG、鉄鋼原料、木材チップ、自動車、原油などの貨物を輸送する海運事業をメインとしながら、クルーズやフェリーといったBtoC事業、洋上風力発電、物流、不動産などの社会インフラ事業も幅広く手掛ける。

  • HP:https://www.mol.co.jp/

■主催企業

会社名:株式会社ICHINOYA

本社所在地:東京都渋谷区恵比寿南2-13-9 美芳ビル4階

代表取締役:福田大記

設立:2019年10月

事業内容:企業向けリサーチサービスの提供・中高生向け学習プログラム(GLOBAL TECH)の提供など

HP:https://ichinoyallc.jp/

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会社概要

株式会社一矢

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URL
https://ichinoyallc.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿南2丁目13ー9 美芳ビル4F
電話番号
03-6455-0718
代表者名
福田大記
上場
未上場
資本金
-
設立
2019年10月