世界初の定常核融合炉実現を目指すHelical Fusion、経済産業省が運営するスタートアップ支援プログラム「J-Startup」の第5次選定企業に選出
政府の各種支援施策や民間サポーターズの成長支援を最大限活用し、日本発の核融合エネルギー実用化へ加速
株式会社Helical Fusion(本社:東京都中央区、代表取締役CEO:田口昂哉、以下「Helical Fusion」)は、経済産業省が運営するスタートアップ支援プログラム「J-Startup」の第5次選定企業に選出されました。

今回、「J-Startup」第5次選定企業として、実績あるベンチャーキャピタリストや大企業の新事業担当者等の外部有識者からの推薦に基づき、潜在力のある企業として、Helical Fusionを含む31社が選定されました。選定企業は、政府機関と民間の「J-Startup Supporters」による集中支援を受けることができます。
Helical Fusionは、「人類は核融合で進化する」をビジョンとして掲げ、日本生まれの「ヘリカル方式」で、世界初の定常核融合炉を2034年に実現することを目指しています。
今回の選定を受け、政府や民間サポーターによる強力な支援を活用し、挑戦を加速してまいります。


「J-Startup」について
日本では約1万社のスタートアップが日々新しい挑戦をしています。しかし、グローバルに活躍する企業はまだ一部。革新的な技術やビジネスモデルで世界に新しい価値を提供するスタートアップを創出するため、経済産業省・日本貿易振興機構(JETRO)・新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)が事務局となり、「J-Startup」プログラムが2018年6月に立ち上がりました。
「J-Startup」として選定された企業は、海外・国内大規模イベントへの出展支援、海外現地支援、研究開発支援、規制改革対応、入札機会拡大、民間企業「J-Startup Supporters」との連携支援など、様々な支援を受けることができます。

株式会社Helical Fusion
Helical Fusionは、日本生まれの「ヘリカル式」核融合炉で世界初の核融合エネルギー(フュージョンエネルギー)の社会実装を目指すスタートアップです。
核融合エネルギーは、高効率で安全・安定的な供給が可能かつCO2を排出せず、21世紀を生きる我々が直面する環境課題を抜本的に解決しうる技術です。
弊社は、国立研究所のスピンアウトベンチャーとして、日本で数十年かけた膨大な核融合研究の成果を引継ぎつつ、日本の技術力をフル活用して、世界初の核融合プラント実現を目指しています。
世界でも稀有な炉全体の開発・設計技術だけでなく、要素技術の開発力も高く評価されており、核融合用の先端技術(超伝導)では、文部科学省から20億円の補助を受けて開発を加速しています。
物理と炉工学の分野における世界トップの研究者と、事業開発に強みを持つメンバーが融合したチームで、メンテナンスまで見通した商用炉をいち早く実用化します。
<概要>
・事業内容:商⽤核融合炉および関連技術の開発
・設⽴: 2021年10⽉
・Webサイト: https://www.helicalfusion.com
・Youtube:https://www.youtube.com/@HelicalFusion
<本件に関するお問合せ>
・担当:株式会社Helical Fusion 広報担当
・連絡先:contact@helicalfusion.com
<株式会社Helical Fusionのプレスリリース⼀覧 >
https://prtimes.jp/main/html/searchrlp/company_id/89262
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