大垣ケーブルテレビ様事例|地域放送局の現場課題にフィットする“本当に使える”アーカイブ環境を提供
放送日・地域名・番組カテゴリで絞り込み可能に。ネクフルの映像アーカイブ環境で、制作業務の効率化を実現。

株式会社ネクフル(本社:東京都中央区、代表取締役:草薙 俊介、以下「ネクフル」)は、株式会社大垣ケーブルテレビ(本社:岐阜県大垣市、代表取締役社長:五十川智宣、以下「OCT」)様に、映像素材の管理・共有に特化したnecfru MAMをカスタマイズ導入いたしました。
本プロジェクトは、OCT様の制作現場におけるコンテンツ管理や情報共有に関する課題をもとに、2024年4月より継続的なヒアリングと検証を重ねながら実現に至ったものです。
導入の背景と課題
OCT様では、ニュースや地域番組など日々増え続ける自社制作映像コンテンツのアーカイブ・活用に向け、より実務に即したファイル管理の方法を模索していました。
従来の一般的なファイル共有ソフトでは、
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番組カテゴリーや放送日などによる絞り込みが困難
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動画の中身を確認しづらい
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社内限定での安全な共有体制の構築が難しい
といった課題があり、制作スタッフの業務負荷の増大や、過去素材の活用機会の損失につながっていました。
そこで、メディア素材の一元管理と検索・プレビュー・共有を可能にする「MAM(Media Asset Management)」という仕組みに注目。ネクフルでは、OCT様のご要望に応じてMAMを柔軟にカスタマイズすることで、現場のリアルな課題に対応しました。
necfru MAMのカスタマイズ内容
今回導入されたシステムには、以下のようなOCT様専用の仕様が含まれています。
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ニュース・中継などの制作カテゴリ、地域名、放送日などによる詳細検索機能
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動画を開かずに中身を確認できるプレビュー機能、メタ情報管項目
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IP制限による社内限定利用(外部アカウント不要)
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必要に応じて、外部共有用の期限付きURLを発行可能

導入後の効果
MAM導入により、制作現場では以下のような変化がありました。
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コンテンツの検索や共有がスムーズになり、業務効率が大幅に向上
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必要な素材にすぐアクセスできるため、過去映像の再利用も促進
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セキュリティを確保しながら、ストレスの少ない運用が可能に
ご担当者様 コメント(放送部 井口卓也様)
アーカイブをクラウドでやりたいと思い、いろいろと検討してきましたが、ベンダーからは物理メディアの提案が多く、またクラウドサービスも金額や仕様が合わないものばかりでした。
そんな中、「necfru」様よりAWS上に独自アカウントで構築・カスタマイズするご提案をいただきました。
クラウドの懸念点であるデータ量の増加にも柔軟に対応でき、機能もアーカイブと活用に絞った必要十分なMAMシステムを一緒に構築することができました。
今後、アーカイブの活用方法を広げていくことを検討していますが、引き続きnecfru様のAWS上での開発に期待しています。
necfru MAM(ネクフル マム)とは
放送局や映像制作現場における動画素材の「管理」「検索」「共有」を一元化するクラウドベースのアーカイブ管理システムです。
制作カテゴリ、放送日、タグなどでの詳細検索や、動画のプレビュー確認、社内外の安全な共有を可能にし、現場に即したカスタマイズにも柔軟に対応します。
一般的なファイル共有ソフトではカバーしきれない「制作現場ならではの運用ニーズ」に応える設計となっており、必要な素材にすぐアクセスできる環境を提供します。
会社概要
【株式会社大垣ケーブルテレビ】
所在地:岐阜県大垣市中野町3-31
事業内容:ケーブルテレビ放送・通信サービス
URL:https://www.ogaki-tv.ne.jp/
【株式会社ネクフル】
所在地:104-0041 東京都中央区新富2-4-4 ソーエイBLDG 9F
事業内容:動画配信・管理システムの開発提供
URL:https://necfru.com/
お問い合わせ先
株式会社ネクフル 向井ちひろ
TEL:03-6260-6809
Email:info@necfru.com
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