第105回草月いけばな展「遊べ、もっと!」

自由な創造と個性が融合した花々の世界

一般財団法人草月会

いけばな草月流は、日本橋髙島屋において、第105回草月いけばな展「遊べ、もっと!」を開催いたします。本展は、初代家元・勅使河原蒼風の時代より続く、草月流の年間最大の展覧会であり、全国の代表作家が一堂に会する貴重な機会となります。

105回目を迎える本展では、第三代家元・勅使河原宏の“遊び” の精神に焦点を当て、出品者一人ひとりのワクワクした気持ちをありのままに表現する、個性豊かな作品が展示されます。現家元である勅使河原茜による大作をはじめ、前期・後期を通じて474点の作品が会場を彩り、さらに宏が作陶した貴重な花器にいける特別エリアも設けられます。草月流の多彩な魅力を存分にご堪能いただけることでしょう。

また、草月流は3年後の2027年に創流100周年を迎え、その記念すべき節目を目前に控えた本展は、次世代へと受け継がれる草月の精神と革新を改めてご紹介する機会でもあります。伝統を重んじながらも、常に新しい挑戦を続けてきた草月流の歴史と未来への展望を象徴する作品の数々を、どうぞお楽しみください。

第104回草月いけばな展 勅使河原茜家元作品 Photo:Yoshiki Nakano
第104回草月いけばな展 会場風景 Photo:Yoshiki Nakano

概要

会期:2024年10 月23 日(水)~ 28 日(月)

前期:10月23 日(水)~ 25 日(金)/ 後期:10月26日(土)~ 28 日(月)

時間:午前10:30~午後7:30

※25日(金)は午後3:30 まで(午後4:00 閉場)、28 日(月)は午後4:30まで(午後5:00 閉場)

会場:日本橋髙島屋ホール 本館8 階催会場(東京都中央区日本橋2-4-1)

入場料:1,200 円 中学生以下無料

主催:一般財団法人草月会

運営・お問合わせ:一般財団法人 草月会

TEL:03-3408-1154(代) FAX:03-3405-4947

同時開催

勅使河原 茜による特別展示

10 月16 日(水)~ 28 日(月) 本館1 階正面ステージ

※会場の混雑状況により、入場制限をさせていただく場合がございます。

※都合により草月いけばな展の内容・会期等が変更または中止になる場合がございます。

 最新の情報は日本橋髙島屋S.C.、もしくはいけばな草月流公式ホームページをご覧ください。

 日本橋髙島屋S.C. https://www.takashimaya.co.jp/nihombashi/departmentstore/

 いけばな草月流公式ホームページ https://www.sogetsu.or.jp/


勅使河原茜家元からのメッセージ

「創造の源泉は遊びの精神である」

と先代家元・勅使河原宏が語ったように、私たちは“遊ぶ” ことによって、常識の束縛を逃れ、心を解放し、豊かな創造へと繋がる新たな視点を獲得することができるのではないでしょうか。

本展は、生涯にわたり“もっと自由に、もっと豊かに” と自らと周囲を鼓舞し続けた宏の精神を基軸にして開催されます。

3年後に控えた草月創流100周年を前に、創流以来受け継がれてきた自由と個性を尊ぶ草月の精神を今一度心に刻みながら、悠々と伸び伸びと創造の世界を飛び回ってみたいと思います。

会場を満たす“遊び” のエネルギーを一人でも多くの方にお楽しみいただきたいと心から願っています。

草月流家元 勅使河原 茜

草月流第四代家元 勅使河原茜(てしがはら あかね)

2001年第四代家元就任。自由な創造を大切にする草月のリーダーとして、国内外さまざまな場所でみずみずしく大胆ないけばな作品を発表する。他分野のアーティストとのコラボレーションにも積極的に取り組むとともに、いけばなを通じて子どもたちの感性と自主性を育む「茜ジュニアクラス」を主宰し指導にも力を注ぐ。

2020年、コロナ禍の花卉業界を応援するため、クラウドファンディングの支援をもとにグロリオーサインスタレーションを制作。2021 年には家元継承20 周年を記念した2つの個展「むすぶ」(京都・草月WEST)・「ひらく」(東京・草月会館別館アトリエ)が行われ、多くの反響を呼んだ。

【花卉業界応援プロジェクト】一輪の花が、明日を変える(2020年/東京・草月会館)Photo:Naoki Fujioka
家元継承20 周年記念 勅使河原茜展 むすぶ(2021年/京都・草月WEST)Photo:Naoki Fujioka
家元継承20 周年記念 勅使河原茜展 ひらく(2021年/東京・草月会館別館アトリエ)Photo:Naoki Fujioka

いけばな草月流について

1927年、初代家元・勅使河原蒼風が形式主体のいけばなに疑問を持ち、個性を尊重した自由な表現を求めたことから草月のいけばなは始まりました。草月のいけばなは「型」にとらわれることなく、常に新しく、自由にその人の個性を映し出します。いつでも、どこでも、だれにでも、そして、どのような素材を使ってもいけられるのが草月流。いけ手の自由な思いを花に託して、自分らしく、のびやかに花をいけていきます。

また、時代とともに変化してきた草月のいけばなは、それぞれのご家庭で楽しむことはもちろん、ウインドーディスプレーや舞台美術など、社会のあらゆる空間に植物表現の美と安らぎをもたらしています。

ご取材について

草月会広報部までご連絡ください。

一般財団法人草月会 広報部

TEL:03-5411-5100  FAX:03-3405-4947

E-mail : pr@sogetsu.or.jp

公式ホームページ https://www.sogetsu.or.jp/

Facebook https://www.facebook.com/ikebana.sogetsu

Instagram https://www.instagram.com/ikebana.sogetsu/

勅使河原茜家元作品 Photo: Chukyo Ozawa

すべての画像


ダウンロード
プレスリリース素材

このプレスリリース内で使われている画像ファイルがダウンロードできます

会社概要

一般財団法人草月会

1フォロワー

RSS
URL
http://www.sogetsu.or.jp/
業種
サービス業
本社所在地
東京都港区赤坂7-2-21 草月会館
電話番号
03-3408-1154
代表者名
勅使河原茜
上場
未上場
資本金
-
設立
-