子どもたちからの質問コーナーも!アフリカで活動する日本人医師と教員の皆さまとで創る「アフリカから学ぶ国際教育プロジェクト」報告会を福岡で開催
認定NPO法人ロシナンテス(福岡県北九州市、理事長:川原尚行)は、福岡県北九州市内の小中学校で出前授業を実施する「アフリカから学ぶ国際教育プロジェクト」の振り返りを行う報告会を開催します。
2025年3月8日(土)に、2024年度「アフリカから学ぶ国際教育プロジェクト」報告会を開催します。
「アフリカから学ぶ国際教育プロジェクト」は、アフリカの生活や文化、NPOの活動を教材とし、現地に滞在経験のある元教諭や講師による出前授業を実施する取り組みです。北九州市の企業版ふるさと納税による協働事業として、2023年に始まりました。
2024年度はこれまでに、小学校6校、中学校1校で出前授業を実施しています。準備にあたっては、カリキュラムと児童の学習内容に沿った授業にするため、担当の先生と打ち合わせの時間をもち、授業の時期や教科、内容の選定を行っています。またアフリカの民族衣装や民芸品なども使って子どもたちの関心を惹くように心がけました。
「アフリカから学ぶ国際教育プロジェクト」報告会 in 北九州
この度の報告会では、教員や児童の皆さまにもご参加いただき、プロジェクトを通じて得た学びを共有します。
前半では、授業実施校の教員の皆さまと理事長川原によるトークセッションを行います。授業の進め方や実施した感想、児童たちに得られた学びについて対談形式でお話しします。
後半では、アフリカやロシナンテスの活動について理事長川原へ直接質問できるコーナーを設けます。児童の参加を受け入れ、授業を通じて得た学びや考えを深める場を目指します。
児童、保護者、教育関係者の皆さまのほか、どなたでもご参加いただけます。
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日程:2025/3/8(土)
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時間:10:30開始 / 12:00終了(10:20開場)
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【第1部】10:30ー 教員の皆さまと理事長川原によるトークセッション
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【第2部】11:20ー 児童も参加する川原への質問コーナー
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場所:北九州市立商工貿易会館 多目的ホール
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住所:福岡県北九州市小倉北区古船場町1番35号 2F
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アクセス:JR小倉駅から徒歩10分 / モノレール旦過駅から徒歩1分
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定員:100人
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参加費:無料
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お申し込み込みはこちらから
▼一般の方、教育関係者様のお申込み
https://forms.gle/hSYjJCUJwwhsRcqQA
▼児童、保護者様のお申込み
児童のお申込みは、保護者の方よりお願いいたします
https://forms.gle/CAJtBtov7uzUeU1YA
※締切:2025/3/7 12:00
お問い合わせ
認定NPO法人ロシナンテス
お問い合わせフォーム:https://www.rocinantes.org/contact/
TEL: 093-521-6470
(電話受付:平日10:00-17:00)
参加者の声
児童・教員の皆さまの声(昨年度)
昨年度は北九州市内の小学校9校で授業を実施しました。授業中だけでなく、休憩中にも質問をしにくる子や実際に民族衣装を着てみる子もいるなど、子どもたちや先生の関心の高さに驚かされました。
児童たちの声
・私が安全安心にこのプリントを書けることや、学校の友達や家族といっしょにいられることが幸せなことなんだと思いました。日本は平和なんだとしみじみ感じました。そして日本が平和になるよう助けてくれた方々に感謝したいと思います。
・世の中には自分の名前が書けない人がいるから、自分の名前を綺麗に大切に書きたいなと思いました。
・これからぼくは、当たり前という言葉に感謝して人の役に立てるおとなになっていきたいです。
学校(担当教員、校長先生)からの声
・子ども達にとって貴重で大切な時間となりました。あれから、日本の生活をあたり前とは思わず感謝して過ごしたい、ドクター川原のように医者になりたいと言う子ども達が出てきました。
・今回、授業をしていただいたことで、世界で起きていることを身近に感じることができるようになったと思います。「教科書に載っている」からではなく、「実際に今も地球のどこかで」と考えながら、学習を進めることができています。
アフリカから学ぶ国際教育プロジェクトとは
変化の厳しい現代に適応し、国際社会で活躍できる人材を育てることを目指すプロジェクト。認定NPO法人ロシナンテスと学校等が連携し、子どもたちや市民がグローバルな視野を育むための学びの場を提供している。「SDGs未来都市」である北九州市において、国際問題や国際協力について学習する機会を充実させる一助となることを目指す。
市内の小中学校で、アフリカの生活・文化、NPOの活動を教材とした出前授業を実施している。
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2023年 小学校9校(実施期間:2023年10月~2024年3月)
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2024年 小学校11校、中学校1校(実施期間:2024年7月~2025年3月) ※現時点見込み
本プロジェクトは、北九州市の「ふるさと納税を活用した協働のまちづくり推進事業」として採択され、2023年より企業版ふるさと納税による北九州市からの補助金で実施されている。
ロシナンテスとは
内戦中のスーダンに外務省医務官として赴任した川原尚行が、外務省を辞して2006年に立ち上げた国際NGO。病院が無いなどの理由で必要な保健医療が受けられない地域に、医療が届く仕組みを整備することで、誰もが健やかに生きることができる環境を作ることを目指して活動する。アフリカのスーダン・ザンビアを中心に、巡回診療や診療所建設、給水所建設などを実施している。
団体概要
団体名 :認定NPO法人ロシナンテス
代表者 :理事長 川原尚行
所在地 :〒802-0082 福岡県北九州市小倉北区古船場町1番35号
設立 :2006年5月1日
ウェブサイト :https://www.rocinantes.org/
【受賞歴】
2007年3月 財団法人 大山健康財団 「大山激励賞」
2007年10月 財団法人 ソロプチミスト日本財団 「国際奉仕賞」
2010年2月 第6回ヘルシーソサエティ賞 「国際ボランティア部門」
2010年11月 公益財団法人 社会貢献支援財団 「社会貢献者表彰」
2013年11月 福岡県文化賞 「社会部門」
2015年3月 公益財団法人 大山健康財団 「大山健康財団賞」
2018年11月 公益財団法人 ソロプチミスト日本財団 「千嘉代子賞」
2021年7月 公益財団法人 社会貢献支援財団 「創立50周年記念表彰」
2023年12月 読売新聞「第30回 読売国際協力賞」
理事長 川原尚行プロフィール
1965年福岡県北九州市生まれ。1984年福岡県立小倉高等学校卒。
1992年九州大学医学部を卒業後、九州大学第二外科(現:消化器・総合外科)に入局し同外科および広島赤十字・原爆病院で研修を行う。
九州大学大学院修了ののち、1998年外務省入省。在タンザニア日本大使館に二等書記官兼医務官として着任。その後ロンドン大学(イギリス)で熱帯医学を履修し、2002年在スーダン日本大使館に一等書記官兼医務官として着任。2005年1月、外務省を辞職し同年4月よりスーダン国内での医療活動を開始。翌2006年5月、北九州市に「NPO法人ロシナンテス」を設立。
【その他】
2012年4月から 徳島大学医学部非常勤講師
2013年4月から 熊本大学薬学部および熊本大学大学院薬学教育部臨床教授
2017年4月から 長崎大学客員教授
2022年12月から 九州大学客員教授
【著書】
『もうひとつのスーダン 日本人医師 川原尚行の挑戦』 主婦の友社 2010年(共著)
『行くぞ!ロシナンテス 日本発 国際医療NGOの挑戦』 山川出版社 2015年
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