宇宙戦略基金が公募する技術開発テーマ「衛星データ利用システム海外実証(フィージビリティスタディ)」にて当社が連携機関を務める技術開発課題が採択されました
株式会社Gaia Vision(住所:東京都渋谷区、代表取締役:北祐樹)は、国立研究開発法人宇宙航空研究開発機構(JAXA)が実施する令和6年度宇宙戦略基金*1の公募テーマの一つである「衛星データ利用システム海外実証(フィージビリティスタディ)」*2にて、パシフィックコンサルタンツ株式会社(住所:東京都千代田区、代表取締役社長執行役員:大本修)が代表機関を務める技術開発課題が採択されたことをお知らせいたします。
採択された技術開発課題「衛星データを活用した全球洪⽔被害の即時3次元解析情報提供サービスの実証」では、近年世界各地で頻発する洪水に対応するため、空間解析・水理解析の融合による全球的な洪水被害の3次元解析・評価システムを開発します。発災初動段階で、迅速に、必要な精度、かつ遠隔・オフサイトにて、氾濫状況、被災人口・家屋数、被災額等の被害状況、被災要因の推定・把握を可能とし、必要な復旧・復興対応等の提案を支援することができるサービスを目指します。
*1宇宙戦略基金の詳細については公式HPをご覧ください
*2技術開発テーマ衛星データ利用システム海外実証(フィージビリティスタディ)」について
https://fund.jaxa.jp/techlist/theme19/
■技術開発の目的
世界各地で頻発する洪水に対応するため、空間解析・水理解析の融合による全球的な洪水被害の3次元解析・評価システムを開発します。現在、浸水範囲は衛星画像解析等により様々な企業・機関から提供されています。一方、被災人口・家屋数等の被害状況、被災要因の把握は、通信・交通等インフラの被災により迅速な情報取得が困難となり、現地実地調査を実施する必要があるものの、情報収集に時間と労力がかかり、被害が拡大し復旧・復興に遅延が生じる等の問題が生じています。そのため、発災初動段階で、迅速に、必要な精度、かつ遠隔・オフサイトにて、氾濫状況、被災人口・家屋数、被災額等の被害状況、被災要因の推定・把握を可能とし、必要な復旧・復興対応等の提案を支援することができるサービスの開発を目指します。
■期待される効果
衛星データ等に基づき被災状況を解析・提供するサービスは他にも存在しますが、被害状況、被災要因を分析し、被災後の復旧・復興事業まで活用する事例はほとんど見られません。本サービスの特徴は、①全球を対象としていること、②1-2週間程度で迅速に結果を出すこと、③浸水状況のみならず、被害状況、被災要因まで分析できることです。発災初動段階で氾濫・浸水状況に加え、被害状況、被災要因を把握できるため、行政機関等が必要な復旧・復興対応等の提案を支援することが可能となります。加えて、浸水域内のインフラ事業者(鉄道等)、事業運営者(工場等)の復旧・早期事業再開にも資するものとなります。
■今後の展望
当社は、これまで企業や地方自治体が取り組む気候変動対策や洪水対策を、シミュレーションとソフトウェアにより支援してきました。本技術開発により当社のソリューションに新たな価値を付与することで、サービスを世界へ展開するための契機とし、お客様のサステナビリティとレジリエンス向上の支援拡充を目指します。
■株式会社Gaia Visionについて
当社は2021年に設立された、気候科学・水文学を専門とする東大発ベンチャー企業です。生産技術研究所などの研究成果である高精度洪水シミュレーション技術と気候ビッグデータ分析技術を用いて、気候物理リスク分析アプリケーションClimate Visionや、洪水予報ソリューションWater Visionを提供しています。気候・水分野での専門知見を活かした高度なデータソリューションで、お客様の保有資産の気候変動による物理リスクを定量的に評価し、サステナビリティとレジリエンス向上に貢献します。
【会社概要】
代表取締役:北祐樹
所在地:東京都渋谷区
設立:2021年9月