≪包装のカナエSDGs≫アルミ包装材リサイクルの取り組みのご紹介
株式会社カナエ(本社:大阪市中央区/代表取締役社長:樋高 成憲(※)、以下 カナエ)は、事業において生じるアルミニウム廃棄物のマテリアルリサイクルを2024年より自社工場で取り組んでまいりました。このたび自社以外の医薬品メーカー様で、アルミニウム廃棄物のうち、改版によって生じた在庫品やバリデーション用のテスト品残資材をカナエが回収し、協力会社がアルミ粒に再生するマテリアルリサイクルを開始したことをお知らせします。 (※)「樋高」の「高」は「はしご高」が正式表記
カナエでは、医薬品・化粧品・食品・メディカル・トイレタリー等で使用する包装材料について、販売や受託加工を行っております。販売業としては、PTP包装(※1)の販売比率が高く、受託加工業としてはPTP包装のほか、カナエの開発製品である包装形態「コスモパック」(※2)を主力としており、いずれも包装材にアルミニウムを多く使用しております。
アルミニウムの廃棄物は当社が関係するサプライチェーンにおいて環境影響が大きく、本取り組みを通じてリサイクル化を進めることで環境負荷を低減し、持続可能な社会に貢献することを目指しています。
工場でのPTP包装加工において生じる空シートや抜きカスについて、アルミニウムとプラスチックに分離しリサイクルを行う取り組みは、以前にもお知らせした通り順調に進めており、カナエと取引のある複数社の医薬品メーカー様にも拡大しています。
PTPシートのマテリアルリサイクル処理に関するニュースリリース(2023年6月1日付)
その取り組みに続き、このたびはコスモパックの加工で生じるアルミニウム廃棄物や、改版などにより使用することができなくなったアルミフィルムについて、マテリアルリサイクルを進めることにしました。

この取り組みにおいては、従来の焼却処理と比較し発生するCO2を約20%削減でき(※3)、アルミニウムを原料のボーキサイトから製造することと比較すると約97%のCO2が削減できます(※4)
2024年より自社内において取り組みを進め、協力会社との連携のもと、アルミ製品へのマテリアルリサイクル化に成功いたしました。それに続き、医薬品メーカー様から排出されるロール品についても回収からリサイクルのスキームを確立させ、このたびリサイクルをスタートすることができました。

カナエはSDGsに取り組む企業として、引き続きこのような活動を推進してまいります。
※1:Press Trough Packの略。錠剤やカプセル剤の薬を包装する方法のひとつでプラスチックシート
とアルミ箔で薬を挟んだシート形状のもの。プラスチック部分を押すことでアルミ箔が破れて
中の薬が取り出される包装体。
※2:コスモパック…カナエ独自の包装形態で、アルミを材料とした立体的な成型ができるパッケージ
として、紫外線や湿気を嫌う医薬品等で採用されるほか、意匠性から化粧品にも使用され、
ブランドイメージの向上に寄与。
※3:プラスチック樹脂を熱量ベースで重油換算した時のCO2排出量
※4:ボーキサイトからのアルミニウム製造工程をアルミ地金換算した時のCO2排出量
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