【開催レポート】研究者と産業界のマッチングを 国際学術論文ジャーナル「Journal of Digital Life」がカンファレンス開催

株式会社産経デジタル

日本発の国際学術論文ジャーナル「Journal of Digital Life」(JDL、https://journal-digitallife.com/、運営:株式会社産経デジタル、代表取締役社長:土井達士)は9月16日(土)、福岡市の九州産業大学で初の本格的なカンファレンスとなる「The Conference of Digital Life vol.1」を開催しました。「デジタル」をキーワードに様々な分野の研究者ら40名以上が参加、ショートピッチ大会や講演論文発表が行われ、活発な討議や意見交換がなされました。また聴講者はオンラインを含めると70名を超え、研究者と産業界のニーズをマッチングする場として注目度の高さがうかがわれました。

カンファレンス参加者の質問に答える研究者ら

優秀な発表者には賞状と副賞の盾が贈られた


■「産学官」連携の一助に

実行委員長を務めた九州産業大学教授・磯貝浩久氏は「研究者と産業界のマッチングを掲げるJDLが『産学一如』を理念とする当大学でカンファレンスを開くことを大変うれしく思います」と開会の挨拶。同大の津上賢治理事長、福岡市長の高島宗一郎氏からも産学官の連携が重要だとするメッセージが送られました。続く基調講演では、総務省国際戦略局技術政策課の清重典宏氏が第5世代(5G)移動通信システムに続いて登場すると予想される「Beyond 5G(6G)」について解説。Beyond 5Gが「社会の神経」として生活に深くかかわる可能性がある一方、通信基地局の機器において日本メーカーのシェアはわずか約1.5%だと指摘、国際競争力の強化だけでなく経済安保の観点からも海外メーカーの後塵を拝する現状を変えたいと語りました。


■分野の垣根を超え研究者が交流

昨年度にJDLに掲載された論文から最も優れたものを表彰する「アウトスタンディングペーパーアワード」では、上海交通大学のシー・モンイャォ氏が受賞しました。また当日の最も優れた講演論文発表に贈られる「ベストプレゼンテーション・アワード」には、足の裏を突起物や温感で刺激することで歩行の改善を促す研究を発表した岡山県立大学・大下和茂准教授が受賞。またショートピッチ大会では、デジタル技術で都市のインフラを最適化するスマートシティや現実世界と仮想世界が高度に融合したSociety 5.0の基盤として、コンピューター上に実際の地形や都市を構築する「点群データ」という技術を活用したいと訴えた法政大学大学院の山本忍氏が最優秀賞に選ばれました。カンファレンス後には懇親会が行われ、発表を終えた研究者らが和やかに歓談、分野の垣根を超えた交流が見られました。


■Journal of Digital Life

デジタル分野に関する論文を世界に向けて発信する日本発のオンラインジャーナル。研究者と学際的研究によって証明されたエビデンスを根拠としたサービスや産業の発展促進を目指し、2021年9月1日に創刊。https://journal-digitallife.com/


運営会社

株式会社産経デジタル

https://www.sankei-digital.co.jp/

2005年11月設立。ニュースサイト/ライフスタイルメディアや産経ネットショップを運営。お客様の広告出稿やeスポーツ事業推進、イベント運営などもサポートしています。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

株式会社産経デジタル

4フォロワー

RSS
URL
https://www.sankei-digital.co.jp/
業種
情報通信
本社所在地
東京都千代田区大手町1-7-2 東京サンケイビル13階
電話番号
03-3275-8632
代表者名
土井 達士
上場
未上場
資本金
2億円
設立
2005年11月