「 PB(プライベートブランド) 」 に関する調査

株式会社マクロミル

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Yahoo!リサーチ 「 PB(プライベートブランド) 」 に関する調査

PB商品の購入頻度、「1年前より増えた」がほぼ100%。
3人に2人は「どんなに安くても味や品質が気に入らなければ購入しない」
など要求レベルも高まる。

http://www.yahoo-vi.co.jp/research/pb.html

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<調査結果トピックス>

■ PB商品の購入経験者は86%。昨年より購入が「増えた」利用者
はほぼ100%
■ PBの購入比率が最も高い食品は「牛乳」で5割弱
■ PB商品購入時の重視点は、「価格」と「味」に集中
■ PB商品の評価は「価格」「味」ともに非常に高め。「価格」は
8割、「味」は6~8割が満足
■ PBのイメージ、「信頼」「安全性」ではNB(ナショナルブランド)
に接近。味や品質面では依然NB優位
■ PB利用者の6割が 「どんなに安くても、味や品質が気に入らな
ければ次は購入しない」
■ 「トップバリュ」「セブンプレミアム」が差別化に一歩リード


Yahoo!リサーチを運営するヤフーバリューインサイト株式会社(本社/
東京都中野区、代表取締役社長:田部 信、以下ヤフー・バリュー・
インサイト)は、「PB(プライベートブランド)」に関する調査を2008年
12月15日~12月16日、自社調査専用パネルを対象に実施しました。

消費者の食への意識が厳しくなる中、昨今の食料品の値上げや金融
危機に端を発する経済不況の影響もあってか、売上が拡大している
食品・飲料のプライベートブランド(以下、PB)商品について、消費
者の購買実態、満足度や今後の期待を探るべく調査を行いました。


◇◆◇ 調査結果概要 ◇◆◇

〔1〕PB商品の購入経験者は86%。昨年より購入が「増えた」利用者は
ほぼ100%
+--------+------+------+------+------+------+------+--------+
首都圏(1都3県)、20~59歳男女におけるPBの認知率は96%で、購入
経験のある人は86%を占めました。
さらに、PB商品の購入経験がある人(以下、PB利用者)に、1年前と
比較した購入頻度の増減を尋ねたところ、全体で97%とほぼ全員が
「(かなり+やや)増えた」と回答しており、「かなり増えた」も4割
弱など、この1年ほどでPBが消費者に大きく浸透した様子がうかがえます。 


〔2〕PBの購入比率が最も高い食品は「牛乳」で5割弱
+--------+------+------+------+------+------+------+--------+
 PB利用者の過去1年間のPB商品購入比率をみると、対象カテゴリの
ほとんどのアイテムにおいて利用者の1割程度が「PB中心」で、「PB
の方が多い」まで含めると4割前後を占める結果となりました。
PB商品の購入比率が最も高いのは『牛乳』で、「PB中心」「PBの
方が多い」を合わせて 5割近くとなっており、以下『食パン』
『レトルトカレー』などが続きました。


〔3〕PB商品購入時の重視点は、「価格」と「味」に集中
+--------+------+------+------+------+------+------+--------+
PB商品を購入する際に特に重視している項目は、いずれのカテゴリ
でも「価格」と「味」に集中する結果となりました。
『牛乳』『食パン』『ハム・ソーセージ』などの消費期限が比較的
短いカテゴリでは「鮮度」の重視度も高めで、『冷凍食品』では
「産地・原産国」の重視度も高めとなっています。


〔4〕PB商品の評価は「価格」「味」ともに非常に高め。
「価格」は8割、「味」は6~8割が満足
+--------+------+------+------+------+------+------+--------+
いずれのカテゴリにおいても、価格重視者の「価格」満足度は
「(かなり+やや)満足」が8割前後と高く、一方、味重視者についても
「味」満足度は同6割~8割以上と高めでした。PB商品は今や、価格面
だけではなく味についても消費者のニーズに応えていると言えそうです。
なおカテゴリ別では、「価格」満足度では『缶チューハイ』、
「味」満足度では『ハム・ソーセージ』がもっとも高い結果となりま
した。


〔5〕PBのイメージ、「信頼」「安全性」ではNBに接近。
味や品質面では依然NB優位
+--------+------+------+------+------+------+------+--------+
PBとナショナルブランド(以下、NB)それぞれのイメージを尋ねた
ところ、PBは「気軽な」(55%)イメージが最も高く、次いで「親しみ
やすい」(47%)、「安心感がある」(36%)と続きました。また、食の
安全に関わる「信頼できる」「安全性が高い」といった項目では、NB
よりもやや低いものの、差は5~6ポイントほどにとどまっています。
一方、味に関わる「美味しい」「品質が高い」などではNBとの差が
15ポイントほどとなっており、今後の課題と言えそうです。


〔6〕PB利用者の6割が 「どんなに安くても、味や品質が気に入らな
ければ次は購入しない」
+--------+------+------+------+------+------+------+--------+
PB商品に対する要望や意識では、「どんなに安くても、味が気に入
らなければ次は購入しない」(64%)が最も高く、「どんなに安くても、
品質が良くなければ購入しない」も6割弱と高めでした。一方で、
「より低価格を追求してほしい」でも5割以上となっており、もはや
「安かろう悪かろう」ではなく「低価格かつ高品質」を求める消費者
の意識が読み取れます。
また、バリエーションの拡大や産地・原産国表示などを求める項目
も僅差で上位に並んでおり、いずれも5割を超えるなど消費者の要望
の多様化と、期待感の高さがうかがえる結果でした。


〔7〕「トップバリュ」「セブンプレミアム」が差別化に一歩リード
+--------+------+------+------+------+------+------+--------+
最もよく利用しているスーパー・コンビニの利用理由は、「自宅
(職場)から近い」(72%)が最も高く、「品揃えが豊富」(44%)、
「営業時間が長い」(38%)と続きました。「PB商品が良い」は30%で
7番手に挙がっています。
スーパー・コンビニ別の「PB商品が良い」のスコアでは、『ジャス
コ/サティ』(56%)が最も高く、『イトーヨーカ堂/ヨークマート』
(39%)が続きました。ジャスコ/サティをはじめとするイオン系の
『トップバリュ』、イトーヨーカ堂系の『セブンプレミアム』の存在
は、PBの魅力そのものによる集客力で、他チェーンとの差別化に貢献
しつつある様子がうかがえます。

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<調査概要>

◇調査方法 : インターネット定量調査
◇調査対象者 : 首都圏(東京都、神奈川県、埼玉県、千葉県)在住
20~59歳の男女1,000人
週1回以上、スーパー・コンビニで食料品または
飲料を購入しており、PB商品であるということを
理解して購入している(購入したことがある)方
◇対象割付 : 性年代10歳きざみ 各セル125s均等割付
◇調査期間 : 【予備調査】2008年12月11日(木)~12月12日(金)
【本調査】 2008年12月15日(月)~12月16日(火)
◇調査機関 : ヤフーバリューインサイト株式会社


※本調査の詳細レポートは、こちらからダウンロードいただけます。
http://www.yahoo-vi.co.jp/research/common/pdf/pb.pdf


<関連調査>
「あなたの2008年」調査(2008年12月18日):http://www.yahoo-vi.co.jp/research/081218.html
「エコ(節約と環境)に関する調査(2008年8月19日):http://www.yahoo-vi.co.jp/research/080819.html
「食品の値上げ」に関する調査(2007年10月30日):http://www.yahoo-vi.co.jp/research/00419.html

<Yahoo!リサーチ テーマ別ソリューションのご紹介>
ブランド戦略 :http://www.yahoo-vi.co.jp/solution/sm01.html
購買実態把握 :http://www.yahoo-vi.co.jp/solution/sm07.html
顧客満足度調査:http://www.yahoo-vi.co.jp/solution/sm10.html

上記以外にも、マーケティング課題やプロセスに応じた多彩な
ソリューション、調査・分析手法をご用意しています。

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◇ヤフーバリューインサイト株式会社について
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「市場の生活者ニーズを捉え、マーケティング課題を解決し、企業の
成長に貢献する価値を提供すること」、それが私たちの使命です。
ヤフーバリューインサイト株式会社は、マーケティングリサーチの
リーディングカンパニーとして、国内最大級かつ高品質な調査パネル
を基盤に、インターネットリサーチから従来型手法まで、豊富なリサ
ーチサービスを提供しています。
2008年7月より、ヤフー株式会社との「Yahoo!リサーチ」ブランド
共同運営を開始し、Yahoo! JAPANを通じた調査パネルの充実、インタ
ーネットにおけるノウハウやインターネット利用動向の活用、そして
マーケティングテクノロジーの研究・開発を続け、これまでにない
サービスや価値を提供してまいります。

会社名    :ヤフーバリューインサイト株式会社
        http://www.yahoo-vi.co.jp/
所在地    :東京都中野区中央1-38-1 住友中野坂上ビル1F
        TEL: 03-3367-1967(代表) FAX:03-3367-1961
新会社発足日 :2007年7月1日
資本金    :7億円
代表者    :代表取締役社長 田部 信(たなべ しん)
事業内容   :・マーケティングリサーチ事業
        ・データ解析事業
        ・マーケティングコンサルティング事業
        ・生活者情報データ・コンテンツ事業
         [C-NEWS] http://c-news.jp/        
所属団体   :・社団法人日本マーケティング・リサーチ協会(JMRA)
        ・社団法人日本マーケティング協会(JMA)
        ・ESOMAR(ヨーロッパ世論・市場調査協会)
        ・日本行動計量学会
        ・日本消費者行動研究学会(JACS)
・日本マーケティング・サイエンス学会(JIMS)


本件に関するお問い合わせ
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ヤフーバリューインサイト株式会社 
マーケティングコミュ二ケーション室 広報

お問い合わせフォーム:
https://www.yahoo-vi.co.jp/inquiry/contact/index.php
TEL:03-3367-1959 FAX:03-3367-1969

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佐々木徹
上場
東証プライム
資本金
10億9000万円
設立
2000年01月