サフィロがエボニックとのパートナーシップを発展させ、TROGAMID® myCX eCO をレンズに採用

人、製品、地球にとって持続可能なビジネスを目指すサフィロの取り組みの一環として

サフィロジャパン株式会社

TROGAMID(R) myCX eCO を使用したサングラスレンズは、 2022年1月に発表されるBOSS 春夏コレクションでデビュー予定
パドゥヴァ、2021年5月26日– アイウェアのデザイン、製造、販売における世界的リーダーであるサフィロは、スペシャリティケミカル業界の大手企業エボニック(Evonik)との20年にわたるパートナーシップをさらに発展させ、同社最新の高品質材料であるTROGAMID(トロガミド)® myCX eCO をプレミアムサングラスのレンズに採用することとなりました。この画期的な透明ポリアミドを使用することにより、サフィロは、幅広いブランドポートフォリオ全体にわたって製品の持続可能性を高めることが可能になります。

TROGAMID® myCX eCO を使用したサングラスレンズは、2022年1月に発表されるBOSS 春夏コレクションでデビューを飾ります。この高機能ポリマーの使用は、今後徐々にサフィロのポートフォリオ全体、特に「メイド・イン・イタリー」を掲げるブランドに拡大される予定です。これは、持続可能性に対するサフィロのコミットメントとアイウェア産業におけるリサイクル材料の利用拡大を推進するサフィロの努力を、いっそう強調するものです。
 
TROGAMID® myCX eCO は、持続可能かつ高性能で、透明度の高いポリマーです。原料の40%がバイオマス由来、利用するエネルギーの100%が再生可能エネルギーであるため、カーボンフットプリントを50%削減することができます。90%以上の透明度、優れた機械特性、応力による割れや破損への耐性を備えており、そのため、プレミアムサングラスのレンズの長期耐久性と高い安全性、スキー/スノーボードゴーグルの高品質性、そして、軽量ゆえの優れた着用快適性も発揮します。サフィロは、光学産業向けに特に最適化されたこの材料を導入する初めてのアイウェアメーカーとして、ライセンスブランドの1つに取り入れます。

「持続可能性は、サフィロの事業理念の不可欠な要素であり、企業戦略に深く根付いています。だからこそ、エボニックのような一流の材料メーカーとのパートナーシップは、持続可能材料の可能性を広げ、業界の努力を加速するために、重要であり続けるのです」と、サフィログループの ライセンスブランドおよびグローバルプロダクト担当最高責任者、ヴラディミロ・バルディン(Vladimiro Baldin)は断言します。「エボニックとの長年にわたるパートナーシップを引き続き発展させ、持続可能性の追求をさらに一歩進めることができ、大変嬉しく思っています。そして、近いうちにポートフォリオの他のブランドにも、この素晴らしい材料の使用を拡大するつもりです。」
 
「サフィロのような高級品メーカーのために、すでに使用していただいている TROGAMID® myCX とまったく変わらない特性を備えながらも持続可能なポリアミドを提供することは、当社にとってとりわけ重要なことです」と、エボニックの高機能ポリアミド粒子およびコンパウンド事業を担当するヴィヴィアン・パパ(Viviane Papa) 氏はコメントしています。「エボニックでも、強力な持続可能事業の理念を追求しており、多くの分野で当社製品を持続可能化する取り組みを行っております。しかし、その過程で品質が損なわれることはあってはなりません。」

 サフィログループについて
サフィログループは、サングラス、オプティカルフレーム、スポーツアイウェアのデザイン、製造、販売をグローバル展開する企業です。1878年以来受け継がれてきた類まれなクラフトマンシップと経験によって、イタリアの伝統に基づいたデザイン及び高品質な製品開発をしています。北米、南米、ヨーロッパ、中東、アフリカ、アジア太平洋地域、中国など世界の40か国に現地法人を置き、50以上の販売網を通じて世界中の10万以上の厳選された小売店舗に流通しています。自社のコアブランドとしてカレラ、ポラロイド、スミス、サフィロ、ブレンダーズ、プリヴェ・ルヴォー、ライセンスブランドにはバナナリパブリック、ボス、デイヴィッド・ベッカム、エリー・サーブ、フェンディ、フォッシル、ジバンシイ、ハワイアナス、ヒューゴ、ジミー・チュウ、ジューシークチュール、ケイト・スペード・ニューヨーク、リーバイス、リズ・クレイボーン、ラブ・モスキーノ、マーク・ジェイコブス、ミッソーニ、Mミッソーニ、モスキーノ、ピエール・カルダン、ラグ&ボーン、リーバイス、レベッカ・ミンコフ、サックス・フィフス・アベニュー、スウォッチ、トミー・ヒルフィガー、トミー・ジーンズがあります。
サフィロはイタリア証券取引所(ISIN code IT0004604762, Bloomberg SFL.IM, Reuters SFLG.MI)に上場しており2019年、9億3900万ユーロの純収益を記録しました。

エボニックについて

エボニックは、100ヵ国以上で事業を展開するスペシャルティケミカルの世界的リーダーの1つです。2019年度は、131億ユーロの売上、21.5億ユーロの営業利益(調整後EBITDA)を計上しました。 革新的で収益性の高い持続可能なソリューションをお客様に提案するために、私たちは化学のその先を目指します。「毎日の暮らしを豊かに」という同じ目的のもと、32,000人以上の社員が働いています。
 

会社概要

サフィロジャパン 株式会社

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URL
-
業種
製造業
本社所在地
六本木3-16-33 青葉六本木ビル
電話番号
090-5148-7715
代表者名
清田 純一郎
上場
未上場
資本金
-
設立
1998年02月