CAD/CAMの作業を大幅削減「Autodesk製品 CAD/CAM自動化支援サービス」をリリース

加工準備から指示書作成までを自動化し、作業の負担を軽減

応用技術株式会社

2025年4月15日 11時00分

応用技術株式会社（本社：大阪市北区、代表取締役社長：船橋俊郎、以下、応用技術）は、切削加工の準備から指示書作成までを自動化し、大幅な作業時間の短縮を実現する「Autodesk製品 CAD/CAM自動化支援サービス」のリリースをお知らせします。

人手不足や技能継承、コスト高、多品種の少量生産の拡大を背景に、製造業における生産性向上は喫緊の課題です。切削加工業界においては、CAD/CAM業務の効率化が作業全体のスムーズ化や納期短縮に直結するため、その重要性が高まっています。

しかし、CAD/CAMを利用した加工のためには、加工箇所の色分けや延長面の作成など事前準備に加え、パス生成や加工指示書作成においても依然として人手に頼る部分が多く、CAD/CAM業務全体の自動化・最適化が求められています。

「Autodesk製品 CAD/CAM自動化支援サービス」は、これまで人手に頼っていたパス生成の事前準備から加工指示書作成までを、CAD/CAM/CAEなどの統合クラウドプラットフォーム「Autodesk Fusion」のAPI機能を活用し自動化することができます。テスト導入した企業では、1時間程度を要していた作業時間が、導入後は約10分まで短縮され、現場の負担軽減と業務プロセスの大幅な効率化を実現しました。

応用技術は、本サービスの提供を通じて、切削加工業界の生産性向上に貢献するとともに、製造業のDX推進を支援してまいります。

Autodesk製品 CAD/CAM自動化支援サービス概要

Autodesk FusionのAPI機能を活用し、応用技術が独自開発したスクリプトやモジュールを組み合わせることで、切削加工、特に金型や電極の加工に必要な「パス生成の前準備」「パス生成」「加工指示書の作成」という一連のプロセスを自動化します。

自動化により工数の大幅な削減、作業の標準化やオペレーションのミスや属人化を防ぐ効果が期待できます。

価格

初期セットアップ費用：最大70万円（税別）※初年度のみ、顧客ごとの加工ルールに合わせてカスタマイズ
自動化パッケージ費用：年間24万円（税別）

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Autodesk製品CAD/CAMの自動化の勘所を紹介するオンラインセミナー

本サービスの詳細は、2025年4月22日（火）に開催するセミナーにてご紹介いたします。

「一般的な形状（穴、ポケットなど）の自動化」にとどまらず、ルールに基づいた形状の特徴をふまえた「一歩進んだ自動化」を実現するためのポイントを解説し、生産性向上に繋がる可能性を見ていただけます。

セミナー概要

セミナー名：金型のCAM作業を時短！AutodeskのCAM製品　形状認識×自動化で生産性アップ
開催日時：2025年4月22日（火）14:00～14:50
参加費：無料

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応用技術株式会社について

応用技術は1984年の会社設立以来、ものづくり支援やBIM/CIM、GISを活用した「ソリューションサービス事業」と防災・環境分野を対象とした「エンジニアリングサービス事業」を両輪に、お客様の課題を価値に変えるイノベーションカンパニーとして成長しています。製造分野においては、デジタル技術で変革する「toDIM」を展開し、Additive Manufacturing技術や切削加工のDX支援を行っています。

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