【システム改修の内製化に関するアンケート調査】システム改修を内製化している企業は80.2%!実状や成功のポイントも調査
82.1%が内製化を『上手くできていない』という結果に
コロナ禍でテレワークが加速し、業務システムを導入する企業が急激に増加しました。
その際に、システム導入の代行業者にお任せしていた企業は多いでしょう。
そこから1、2年以上が経過し、少しずつ内製化していきたいと考えている企業も多いのではないでしょうか。
とはいえ、業務システムの内製化は人材の確保はもちろん、業務にリソースを取られるため容易ではありません。システム改修となれば、難しいと感じる企業も多いのではないでしょうか。
では実際に、どれくらいの企業でうまく内製化できているのでしょうか。
そこで今回、kintone(キントーン)の導入や運用を支援するペパコミ株式会社(https://pepacomi.com/)と共同で、企業に所属する方104名を対象に「システム改修の内製化」を実施しました。
システム改修を内製化している企業は80.2%
まず、「あなたが勤務する会社はシステム改修を内製化していますか?」と質問したところ、
はい:80.2%
いいえ:19.8%
という結果になりました。
IT化の動きが高まっている現代では、システム改修を内製化している企業が増加していることが明らかになりました。
システム改修を内製化している要因第2位は『DX化を推進したい』第1位は…?
では、どのような理由で内製化をしているのでしょうか。
そこで、「企業がシステム改修を内製化している要因として考えられるものを教えてください。」と質問したところ、
開発・改修コストを削減したい:26.7%
DX化を推進したい:23.8%
開発から保守まで迅速に行いたい:11.9%
IT人材の育成に力を入れたい:9.9%
自社のノウハウを活かしたい:7.9%
自社に必要な機能をしっかりと取り入れたい:7.9%
自社ノウハウの外部流出を防ぎたい:3%
ビジネスや業界の変化にも柔軟に対応したい:2%
その他:1%
分からない:5.9%
という結果になりました。
もっとも多かったのは『開発・改修コストを削減したい』という回答でした。
外部への委託にかかる費用は、内製化できればかかりません。浮いた予算を他の分野に回せるようになるため、事業の推進にもつながるでしょう。
また、DX化の推進や開発から保守までを迅速に行いたいといった、スピード感を改善したい意見も多く見られました。
82.1%の割合でシステム改修の内製化が『上手くできていない』という結果に
では、どれくらいの企業で内製化を上手く進められているのでしょうか。
そこで、「システム改修の内製化は上手くできていますか?」と質問したところ、
上手くできている:17.8%
あまり上手くできていない:75.2%
全く上手くいっていない:6.9%
という結果になりました。
8割以上の企業が、システム改修の内製化につまずいていることがわかりました。
内製化に失敗してしまうと、社内全体で混乱を招きかねません。原因を把握して課題を解決していく必要があります。
システムの内製化が上手くいかない理由として『IT部門の人材が足りない』の回答多数
では、上手くいかない理由としてどのようなものが挙げられるのでしょうか。
そこで、「システムの内製化が上手くいかない主な理由を教えてください。」と質問したところ、
IT部門の人材が足りない:40.6%
開発や改修する人材のスキルがない:29.7%
開発や改修する人材を育成する座組みがない:7.9%
開発や改修する人材採用ができない:7.9%
内製化できる予算が組めない:4%
システムやサービスの理解ができていない:4%
その他:5.9%
という結果になりました。
最大の課題として、IT部門の人材不足という回答が多く挙げられました。
システムの導入や運用ができる人材や開発・保守ができる人材、それらを育成する人材など、全体的な人的リソースの不足が思うように内製化できない原因となっているようです。
採用面でも難しく、人材難というのが明確な問題として浮き彫りになりました。
内製化を成功させるポイントとして『DX化を促進する仕組みづくり』の回答多数
では、内製化を成功させるためのポイントとして、どのようなものが挙げられるか聞いてみました。
そこで、「システムの内製化を成功させるために必要なポイントは何だと思いますか?」と質問したところ、
DX化を促進する仕組みづくり:22.8%
内製化の効果が高い業務の見極め:18.8%
導入するシステムの理解や選定:17.8%
部門ごとのキーマンを設置:16.8%
トップダウンアプローチ:14.9%
ノーコードのような開発を効率化する技術の活用:7.9%
その他:1%
という結果になりました。
もっとも多かったのが『DX化を促進する仕組みづくり』という回答でした。
人材育成や採用をできる体制作り、予算、時間の確保といった問題を解決できるように、根本的な仕組みづくりが必要と考える方が多いようです。
続いて、多かった回答が『内製化の効果が高い業務の見極め』でした。
一度に全ての業務を内製化するのではなく、優先度の高い領域から社内で巻き取っていき、アウトソーシングする部分も残すという方法を取っている企業も多いでしょう。
【まとめ】システム改修の内製化には人材確保や育成の問題解決が鍵に
今回の調査で、システム改修の内製化を行っている会社は『80.2%』、そして『82.1%』の割合で内製化が上手くいっていないことがわかりました。
一部は内製化している企業は多いものの、全ての業務で内製化できている会社はそう多くないでしょう。それだけシステム改修の内製化は容易ではありません。
中でも、人材不足が大きな課題になっていると判明しました。
こうした人材不足は、システム改修のプロにお任せすることで解決できます。
システム改修の内製化とDX化を推し進めていくために、まずはプロに依頼してみてはいかがでしょうか。
kintone導入から改修内製化までの業務改善ならペパコミ
ペパコミ株式会社(https://pepacomi.com/)は、kintone(キントーン)導入から改修内製化まで一気通貫・伴走支援でサポートするサービスを提供しています。
■そもそもkintone(キントーン)とは
kintoneとは、サイボウズ株式会社が運営するデータベース型業務システム構築クラウドサービスです。快適かつ柔軟に、スピーディーで低コストに業務改善を実行でき、累計20,000社以上・毎月500社以上が導入しています。
【kintone8つの特徴】
・プログラミング不要で柔軟性の高い改修の実現
・必要な機能を組み込むだけでオリジナルのシステムが完成
・慢性的な人材不足や煩雑になったEXCEL、集計作業の解消
・最小限の機能だけでスモールスタートが可能
・顧客・案件管理(SFA)や見積もり/発注管理といった管理システムの構築
・アンケート集計やマッチングといった集計・活用システムの構築
・豊富な拡張機能でスムーズな連携の実現
・担当者の育成により、後に社内で改修が可能に
kintone(キントーン)を活用すれば、顧客・案件管理やオンライン予約管理、アンケート集計など、あらゆる業務の効率化を実現できます。
さらに、必要な機能を取り入れて企業が持つ課題に最適化したシステムの構築も行えます。後から機能を付け足しできるので、都度改修も手軽に行えるでしょう。
ただし、kintone(キントーン)は豊富な機能があるがゆえに、使いこなせるとは限りません。
「システム改修を内製化させたいけど中々進められない……」
「自社に最適なシステムに改修したい……」
「機能を使いこなせる自社人材を育成したい……」
こうした悩みをkintoneの運用支援会社であるペパコミ株式会社が解消いたします。
「人材不足や業務過多を課題に感じている」「自社に最適な業務システムに改修したい」と考えているなら、ぜひペパコミ株式会社にご相談ください。
■お問い合わせ:https://pepacomi.com/contact
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調査概要:システム改修の内製化に関する調査
【調査期間】2023年10月9日(月)~2023年10月17日(火)
【調査方法】インターネット調査
【調査人数】101人
【調査主体】MEDIA PRESS(andmedia株式会社)×ペパコミ株式会社
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■ペパコミ株式会社概要
・代表取締役:小川 喜句
・〒160-0022 東京都新宿区新宿4丁目1-6 JR新宿ミライナタワー18F
■andmedia株式会社概要
https://andmedia.co.jp/company/
・代表取締役:鳥越 凌
・〒151-0062 東京都渋谷区元代々木町27−14
■MEDIA PRESS概要
独自のリサーチでユーザーに価値ある情報を届けるメディア。
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