ミズノ発スタートアップDIFF.が資金調達。糖尿病患者向け3Dプリントシューズ事業に新規参入
糖尿病性足潰瘍・切断の5年死亡率はがんと同等以上(※1)。足の機能を守る3Dプリントシューズで予防へ
「足が喜ぶ、あしたをつくる。」をビジョンに掲げる株式会社DIFF.(本社:大阪市中央区、代表:清水雄一)は、池田泉州キャピタル株式会社とライトアップベンチャーズから総額4500万円の資金調達を実施。既存の「片方ずつシューズを買えるサービス『DIFF.ONE』」に加え、糖尿病患者様などに向けた「足の機能を守る3Dプリントシューズ事業『DIFF.3D』」を新規展開します。

事業背景と社会課題
今回の資金調達を経て、当社は「片方ずつシューズを買えるサービス『DIFF.ONE』(※2)」に加え、「足の機能を守る3Dプリントシューズ事業『DIFF.3D』」の新規立ち上げを行い、医療分野へ新規参入いたします。
糖尿病患者数は2045年にはグローバルで7億人が罹患すると予測されています(※1)。糖尿病患者の方々は神経障害や血流障害により、気づかないうちに足に傷ができ重症化するリスクがあり、特に糖尿病性足潰瘍や切断の5年後死亡率はがんと同等以上です(※3)。
適切なシューズの使用は足の保護に不可欠であり、患者様一人ひとりの足の状態に合わせたケアが重要です。当社は既存の医療・靴業界の取り組みを補完する選択肢として、『DIFF.3D』による3Dプリント技術を活用したアプローチを考案いたしました。
今回の調達資金を活かし、『DIFF.3D』の独自設計システム開発を急速に進め、2025年内の実用化を目指します。医療機関や義肢装具士、整形靴職人の皆様と協力しながら、足の形状や健康状態に合わせたその人だけのシューズを一日も早く患者様にお届けし、生活の質の向上と合併症予防に貢献してまいります。
(※1)International Diabetes Federation. IDF Diabetes Atlas, 10th edition. 2021. https://diabetesatlas.org/
(※2)新たな事業展開に伴い、片方ずつシューズを買えるサービスのサービス名を変更いたしました。
(※3)J Foot Ankle Res. 2020 Mar 24;13(1):16. doi: 10.1186/s13047-020-00383-2.
今後の展開
当社は今後シューズの個別最適化による事業拡大を加速させてまいります。私たちは「シューズの個別最適化」を流通と生産の両面から推進しています。現在のシューズ市場では、流通面では両足セットでの管理が常識となり、製造面では大量生産のための金型製造が主流です。そのため、足のサイズに左右差がある方や、標準的な足型から外れる方々が自分に合ったシューズを入手することが困難な状況が続いています。
当社は「片方ずつシューズを買えるサービス『DIFF.ONE』」と、新たに立ち上げる「足の機能を守る3Dプリントシューズ事業『DIFF.3D』」を通じて、多様な足の悩みを抱える方々の生活の質の向上と選択肢の拡大を実現してまいります。『DIFF.3D』では今後、3Dスキャン技術の活用や医療データとの連携など、デジタル技術を駆使した革新的な製造プロセスの構築にも取り組んでまいります。
事業推進にあたっては、当社のバリュー「共創の中心軸になり、価値を広げる」のもと、足に課題を抱える当事者の方々をはじめ、医療従事者、義肢装具士、靴職人、メーカー、小売店など多様なステークホルダーとの協働を大切にしてまいります。一人ひとりの個性や多様性を尊重し、身体的特徴の違いから生じる不便や悩みを解消するために、技術開発だけでなく関係者との協働による新たな価値創造を目指します。
また、事業領域拡大に伴い、当社コーポレートページもリニューアルを進めております。ビジョン「足が喜ぶ、あしたをつくる。」のもと、両事業を通じたシューズの個別最適化への取り組みについて、順次情報を更新してまいります。(コーポレートサイト: https://corp.diff-shoe.com/ )

投資家コメント
■池田泉州キャピタル株式会社 投資部 部長 武川敏也様
DIFF.の社名の由来は、「difference」にピリオドを打つことだそうです。そして、これを実現する為に多くの方を巻き込みながら、試行錯誤しつつも着実に進む姿に感銘しました。「自分に合ったシューズを簡単に手に入れられる」というような、次世代の当たり前を創る取組みは、靴が大好きなDIFF.の皆様だからこそ成し遂げる事ができると確信しております。そして、DIFF.から波及する共創の取組は、関西における大企業発スタートアップとしての成功事例になるものと期待しております。
SDGs③「すべての人に健康と福祉を」の実現に貢献するDIFF.の社会的意義ある取り組みを、地元の金融機関グループとしてネットワークも活用し、支援させていただきます。
■ライトアップベンチャーズ株式会社 代表取締役 中村忠嗣様
この度、糖尿病患者様などに向けた「足の機能を守る3Dプリントシューズ事業『DIFF.3D』」事業展開を加速するため、前回ラウンドに続き、追加出資させて頂きました。 独自のソール制作技術を基盤とした3Dプリントシューズ事業『DIFF.3D』は、従来の製造方式では難しい、シューズの個別最適化を実現しうる大きな可能性があり、その早期実現に向けて、引き続き弊社も力を尽くして参ります。
採用募集
当社は「シューズの個別最適化」という挑戦を通じて社会課題の解決に貢献する、「足が喜ぶ、あしたをつくる。」仲間を募集しています。「片方ずつシューズを買えるサービス『DIFF.ONE』」と「足の機能を守る3Dプリントシューズ事業『DIFF.3D』」を両輪に、シューズ業界の流通と製造の革新に取り組んでいただける方を求めています。
医療とものづくりの架け橋となる情熱をお持ちの方、糖尿病などの足の健康問題に関心がある方、3D技術や靴づくりの専門知識をお持ちの方など、様々なバックグラウンドを持つ人材を歓迎します。また、多様なステークホルダーとの共創を大切にできる方、一人ひとりの個性や多様性を尊重できる方のご応募をお待ちしています。
ミッション「地球上のすべての人が自分に合ったシューズを簡単に手に入れられる世の中にする。」を一緒に実現させましょう。
当社採用情報: https://youtrust.jp/recruitment_posts/fb4b2cf153e69db7781a932d6c303749
サービス概要
株式会社DIFF.は、「片方ずつシューズを買えるサービス『DIFF.ONE』」を展開しています。今回の資金調達を通じて、「足の機能を守る3Dプリントシューズ事業『DIFF.3D』」の開発を本格的に推進してまいります。
『DIFF.ONE』では、シューズを片足単位または左右別サイズで購入できるオンラインサービスを提供しています。これにより、足のサイズに左右差がある方々が自分に合ったシューズを、オーダーメイド製品よりも手頃な価格で、より簡単に入手することが可能になります。
また、SNSを通じてシューズと足の健康に関する情報発信、ユーザーや共感者がつながれるコミュニティの運営等も行っています。
▼サイト・SNS
コーポレートサイト:https://corp.diff-shoe.com/
販売サイト:https://store.diff-shoe.com/
X:https://twitter.com/DIFFShoe
Instagram:https://www.instagram.com/diff.shoeofficial/
TikTok:https://www.tiktok.com/@diffshoe_official
代表プロフィール
株式会社DIFF. 代表取締役 清水 雄一
1988年生まれ。2012年 ミズノ株式会社に入社。シューズ開発エンジニアとして勤務。2022年11月出向起業。大企業挑戦者支援プログラム「CHANGE by ONE JAPAN」ファイナリスト。経済産業省/JETRO主催次世代イノベーター育成プログラム『始動Next Innovator2021』シリコンバレー選抜。
会社概要
会社名:株式会社DIFF.
所在地:〒541-0045 大阪府大阪市中央区道修町3丁目3番10号日宝道修町ビル6階10号
代表者:清水 雄一
設立:2022年10月26日
企業URL:https://corp.diff-shoe.com/
事業内容:シューズの個別最適化に関する事業(片方ずつシューズを買えるサービス『DIFF.ONE』、足の機能を守る3Dプリントシューズ事業『DIFF.3D』)
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