Workato、優れた自動化とビジネス変革を実現した企業と個人を表彰
2024年「オートメーション・インパクト・アワード」を発表
Workato Inc.(本社:米国カリフォルニア州パロアルト、CEO: Vijay Tella、以下「Workato」)の日本法人であるWorkato株式会社(所在地:東京都千代田区、以下「Workato K.K.」)は、日頃よりWorkatoを活用してビジネス変革を実現している企業および個人を称える「オートメーション・インパクト・アワード」を日本で初めて発表いたしました。
本アワードの表彰は、2024年11月27日に東京マリオットホテル(品川)で開催された年次カンファレンス「Automate Tokyo 2024 - Business As Unusual」の中で行われました。
「オートメーション・インパクト・アワード」とは
「オートメーション・インパクト・アワード」は、Workatoコミュニティの中でイノベーションを促進し、組織変革を実現したリーダーたちを称える特別なアワードです。このアワードは、プロセスの自動化とビジネス変革を通じて素晴らしい功績を収めた個人やチームの取り組みを称え、実行スピード、従業員及びカスタマーサービスの向上、複雑なレガシーシステムのモダナイゼーションと効率化において優れた成果を挙げた組織や人々を祝福します。受賞者のみなさまは、組織と広範なコミュニティに貢献し、企業の変革を指揮する役割を果たして頂きました。
受賞者は単なる統合や作業自動化ではなく、エンドツーエンドのビジネスプロセスをオーケストレーションすることで、効率的で調和の取れたワークフローを創出し、組織全体へ大きなインパクトを与えた点が評価されました。
本アワードは、Workato JapanのCountry ManagerのAllan TengとField CTO鈴木浩之によりイベントの最後のプログラムとして発表されました。さらに、特別ゲストとしてWorkatoのCEOであるVijay Tellaも登壇し、受賞者への祝辞と表彰を行いました。
受賞者一覧
Fastest Speed to Value Award (最速での価値実現):
「Fastest Speed to Value Award」は、Workato導入後に最短期間でビジネス価値を実現された企業を称える賞です。
受賞者:オーケー株式会社
取り組み概要
オーケー株式会社は、Workatoを導入後わずか19日間で初期的な価値創出(Time to First Value)を達成しました。その後も迅速に様々なオートメーション導入・検討を加速させ、短期間で組織全体の業務効率化を推進しました。このスピード感溢れる実行力により、迅速な価値創出を実現しています。
受賞理由
導入後わずか19日で価値を創出したスピード感と、その後の継続的なオートメーション拡大が高く評価されました。短期間で成功を収めた実績は他の企業の模範となるものであり、組織全体の生産性向上に寄与した点が受賞理由です。
Efficiency Pioneer Award(効率化パイオニア賞)
「Efficiency Pioneer Award」は、業務プロセスの効率化を推進し、大幅な生産性向上を実現した企業を称える賞です。
受賞者:フリー株式会社
取り組み概要
フリー株式会社は、Workatoを社内で活用して約6ヶ月間で業務プロセスの効率化を推進しました。その結果、年間200時間以上のコスト削減が見込まれており、業務の最適化を実現することで、生産性の向上に成功しています。特に部門間のシームレスな連携を実現した点が特徴です。
受賞理由
業務プロセスの効率化を徹底し、コスト削減と生産性向上の両立を達成した点が評価されました。短期間での成果を生み出したリーダーシップと実行力が際立っています。
Exceptional Employee Experience Award(卓越した従業員体験賞)
「Exceptional Employee Experience Award」は、従業員体験を向上させ、職場環境の満足度と生産性を高めた企業を称える賞です。
受賞者:キャディ株式会社
取り組み概要
キャディ株式会社は、Slackを活用してプロセス自動化を迅速に構築し、従業員が直接リクエストや問い合わせを行える環境を整えました。過去3ヶ月間でレシピ数を94から181へ倍増させ、ほぼ1日1レシピのペースで効率化を進めています。この結果、従業員の業務満足度と生産性を大幅に向上させました。
受賞理由
短期間で従業員体験を大きく向上させた点が評価されました。特に、迅速なプロセス改善と働きやすい環境を整える取り組みが、組織全体の生産性向上に寄与しました。
Scalability Champion Award(スケーラビリティ チャンピオン賞)
「Scalability Champion Award」は、エンタープライズ全体におけるオートメーションのスケーラビリティを実現した企業を称える賞です。この賞のプレゼンテーションには、WorkatoのChief Product OfficerのAmlan Debnathが登壇し、受賞者を発表しました。
受賞者:株式会社ニコン
取り組み概要
株式会社ニコンは、今年1月にWorkatoの新プランへ移行したことをきっかけに、組織全体の生産性を大幅に向上させる取り組みを実施しました。具体的には、9ヶ月間でレシピ数が254%増加、コネクション数が166%増加、タスク数が698%増加するという圧倒的な成果を達成しました。このスケーラブルなオートメーションの実現により、エンタープライズオーケストレーションの推進を一層加速させています。
受賞理由
エンタープライズ全体でのスケーラビリティとオートメーションを統合的に実現した点が高く評価されました。特に、短期間での大幅な成長と効率向上は、他の組織にとっても参考となる成功モデルとして認められました。ニコンの取り組みは、スケールを意識した実行力と、組織全体を巻き込む統合的なビジョンが光る成果です。
Innovation & Democratization Award(イノベーション&民主化賞)
「Innovation & Democratization Award」は、イノベーションを促進し、誰もが参加可能な自動化文化を構築した企業を称える賞です。
受賞者:株式会社オンワードホールディングス
取り組み概要
株式会社オンワードホールディングスでは、開発経験のないメンバーが主体的にDXプロジェクトに参加し、3ヶ月で4つのアプリを横断する購買承認フローを構築しました。この取り組みにより、自動化の民主化を実現し、ビジネス全体での効率化を促進しています。
受賞理由
全社的な自動化文化の構築に成功し、誰もが参加可能な環境を整えた点が評価されました。短期間でイノベーションを実現し、組織全体に大きな影響を与えた功績が際立っています。
Impact Leadership Award(インパクトリーダーシップ賞)
「Impact Leadership Award」は、大胆なリーダーシップで組織を変革し、業界全体に影響を与えた企業を称える賞です。
受賞者:株式会社メルカリ
取り組み概要
株式会社メルカリは、WorkatoのGEARSフレームワークを導入し、運用コストを50%削減、従業員生産性を50%向上させました。この成功事例は、日本市場における「新しいオートメーションのマインドセット」の象徴となっています。
受賞理由
組織全体での大規模な変革を成功させ、業界全体に影響を与えたリーダーシップが評価されました。特に、運用効率化と従業員体験の向上を両立させた点が受賞理由です。
Visionary Leadership Award(ビジョナリーリーダーシップ部門)
このアワードは、未来を見据えたエンタープライズオーケストレーションのビジョンを描き、組織を新たな段階へと導いたリーダーたちを称える賞です。今年は2名のリーダーが受賞しました。
受賞者1:横河電機株式会社 – 舩生 幸宏氏
舩生氏は、エンタープライズオーケストレーションを活用したデジタルロードマップを策定し、チームを一つに結束させ、次々と新たなマイルストーンを達成しました。その優れたビジョンとリーダーシップは、組織内のデジタル変革を促進すると同時に、企業全体に持続可能な成長をもたらしました。この取り組みは、舩生氏が未来を見据えた戦略的アプローチを持ち、チームの可能性を最大限に引き出したことを示しています。
受賞者2:株式会社メルカリ – 進谷 浩明氏
進谷氏は、メルカリにおいて“New Automation Mindset”を掲げ、未来志向のビジョンを実現に移すリーダーシップを発揮しました。進谷氏は指導のもと、チームは実際の成果を出し、既に他部門での受賞にもつながる卓越した成果を達成しています。進谷氏の取り組みは、デジタル変革の可能性を広げるだけでなく、他の企業や組織にとっても重要な指針を提供しています。
MVP Award
このアワードは、統合と自動化を「チームスポーツ」として捉え、組織内外で影響力を発揮したリーダーたちを称えます。受賞者はコミュニティ内での活動を通じて、自動化と統合の業界全体の採用を推進し、多くの人々にインスピレーションを与えました。表彰は、WorkatoのCIOであるCarter Busse氏が登壇し行われました。
受賞者1:株式会社アカツキ – 高良 幸弘氏
高良氏は、JWUG(Japan Workato User Group)の主要メンバーとしてコミュニティで大きな影響力を発揮しています。統合に対する新しい視点を提供し、ソーシャルメディアを活用した投稿やメッセージを通じて、Workatoの認知拡大に貢献しました。その活動は業界全体に広がり、多くの企業や専門家に新たな気づきを与えています。
受賞者2:リックソフト株式会社 – 大野 智之氏
大野氏は、Workatoを活用したエンタープライズオーケストレーションの手法について、ブログや業界向けの洞察を提供しています。「新しいオートメーションマインドセット」のチャンピオンとして、自動化を活用する組織に具体的なインスピレーションを与え、その取り組みはコミュニティ内外で高く評価されています。
受賞者3:コインチェック株式会社 – 河石 良太郎氏
河石氏は、JWUGの創設メンバーとしてコミュニティをリードし、数多くのプレゼンテーションを通じて、DXと自動化の未来を提示してきました。彼の影響力ある発信と専門的な知見は、多くの企業が次のステージへ進むための道筋を示し、コミュニティ全体にインスピレーションを提供しています。
2025年度への期待
2024年の受賞者たちは、自動化の未来を形作る重要な成果を示しましたが、これで終わりではありません!Workatoは、来年度のAutomation Impact Awards 2025に向けて、さらに多くの素晴らしい企業や個人を発見することを目指しています。
次回のAutomate Tokyo 2025では、より多くのイノベーションや自動化を通じて、業界全体にインスピレーションを与える新たな受賞者が誕生することでしょう。アワードへのノミネーションは間もなく開始予定です。ぜひご注目ください!
2024年オートメーション・インパクト・アワード受賞者の皆様、誠におめでとうございます!
■Workatoについて:
AIを活用したエンタープライズ・オーケストレーション・プラットフォーム・のリーダーであるWorkatoは、企業がセキュリティとガバナンスを損なうことなく、ビジネスの効率を大規模に推進できるよう支援しています。ビジネスおよびITユーザー向けに構築されたWorkatoは、Broadcom、Intuit、Boxを含む17,000を超える世界のトップブランドから信頼されています。カリフォルニア州マウンテンビューに本社を置くWorkatoは、Altimeter Capital、Battery Ventures、Insight Venture Partners、Tiger Global、Redpoint Ventures、GEODESIC Captialの支援を受けています。詳細については、workato.com/ja-JPをご覧いただくか、以下のソーシャルメディアからご連絡ください。
ブログ: https://www.workato.com/the-connector/ja/
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