横山美術館 企画展「細密の世界で魅了した 七宝の美」を開催
公益財団法人 横山美術館(名古屋市東区葵一丁目1番21号/理事長:横山 博一)は、明治・大正期の輸出陶磁器を中心に展示する美術館です。
2022年4月29日(金)より企画展「細密の世界で魅了した 七宝の美」(後援:愛知県教育委員会・名古屋市教育委員会・名古屋市立小中学校PTA協議会・あま市、協力:あま市七宝焼アートヴィレッジ)を開催いたします。
2022年4月29日(金)より企画展「細密の世界で魅了した 七宝の美」(後援:愛知県教育委員会・名古屋市教育委員会・名古屋市立小中学校PTA協議会・あま市、協力:あま市七宝焼アートヴィレッジ)を開催いたします。
横山美術館公式HP:https://www.yokoyama-art-museum.or.jp/
《展覧会概要》
明治時代に進められた殖産興業政策の下、数多くの美術工芸品がつくられ、それらの輸出で獲得された外貨は近代国家建設の礎となりました。その一つである七宝焼も、かつて海を渡ったものが少しずつ里帰りすることで、技と美が再発見されつつあります。
国内では近年、東京の涛川惣助、京都の並河靖之のようにブランドとして銘を入れた作品は、注目されるようになってきました。しかし、名古屋や現・あま市でつくられた尾張七宝は「銘を入れなくても作品の出来栄えを見れば、誰がつくったかは明らかに判る」との考えが強く、職人たちの間に記銘する習慣が浸透しませんでした。
日本では東西の「両ナミカワ」に比べると、無銘の尾張七宝はその素晴らしさに反して、正当な評価が得られているとはいえません。逆に海外では有銘・無銘にかかわらず、質の良い日本の七宝焼はすべて高く評価されているのです。い
本企画展では明治時代のものを中心に、超絶技巧で欧米を魅了した七宝焼の美をご紹介します。
《関連イベント》
講演会「名もなき七宝の名品」
明治時代の尾張七宝の技術と変遷について、ユニークなエピソードを交えてお話いただきます。
◎講師:S,マッシュ 氏(明治七宝研究家)
◎日時:2022年5月21日(土) 13:30~15:00
◎定員:30名(要事前申込)
◎申込方法:4月29日(金)からお電話にて先着順
◎参加費:無料(要別途入館料)
七宝焼体験講座「わたし色が溶け合う七宝」
無線七宝の技法で釉薬を盛り上げ、世界でひとつだけの爪切り(キーホルダー)を制作します。
◎指導:あま市七宝焼アートヴィレッジ
◎日時:2022年6月19日(日) 13:30~15:00
◎定員:28名(要事前申込)
◎申込方法:4月29日(金)からお電話にて先着順
◎参加費:3,500円(入館料・材料・焼成費込み)
パスポート会員:2,500円(材料・焼成費・参加費込み)
《学芸員によるギャラリートーク》
日時:5月7日(土)、5月22日(日)、6月4日(土)、6月18日(土)、7月2日(土)、7月16日(土)
いずれも午後1時30分より1時間程度
場所:美術館展示室(1階ロビーに集合)
*事前申込不要、要入館料
*各イベントの詳細につきましてはお問い合わせください。
《無料ご招待の実施について》
・5月5日(祝木)のこどもの日は12歳以下のお子様とその保護者の方に限り、無料でご入館いただけます。(年齢を証明できるものをご提示ください)
・6月2日(木)は横浜港開港記念日にちなみ、6月2日がお誕生日の方に限り無料でご入館いただけます。(お誕生日を証明できるものをご提示ください)
・7月7日(木)の七夕の日は7月7日がお誕生日の方に限り無料でご入館いただけます。(お誕生日を証明できるものをご提示ください)
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