紳士靴ブランド三陽山長のリユース販売プロジェクトにて「Retailor(リテーラー)」を導入いただきました。
〜回数制限なく靴磨きを行うアフターフォローも実施〜
取扱商品は、一般消費者より2022年12月16日(金)〜2023年1月31日(火)の期間限定にて収集し、リペアを実施した三陽山長の革靴。リペアを担当するのは「株式会社革靴をはいた猫」の工房で、全ての商品の中敷にはプロジェクト名である“三陽山長をはいた猫のロゴ”が刻印されます。
また、革靴を長く履き続けられるようにするとともに、「革靴をはいた猫」の靴磨き・靴修理職人が経験を積む機会になることも目的として、購入後も回数制限なく無料で靴磨きサービスをご提供致します。売上の一部を障がいある若者の靴磨き・靴修理職人育成に運用します。
販売は、8月17日(木)スタートで、オンラインストアのみの展開です。販売価格は一律 4万9,500円(税込み)で、8月10日(木)からは事前にお気に入り登録が可能となります。
三陽山長公式リユースストア:https://yamaneko-sanyoyamacho.com/
2022年12月8日に三陽商会より発表された、障がいのある若者を靴磨き・靴修理職人 として育成する「三陽山長をはいた猫」プロジェクトの再販システムをリテーラーが担います。三陽商会は、2022 年 12 月 16 日(金)~ 2023 年 1 月 31 日(火)の期間、「三陽山長」の直営4店舗において、履かなくなった「三陽山長」の革靴の寄付を募りました。集まった革靴は靴磨き・靴修理の修練用として(株)革靴をはいた猫へ提供され、リペア、メンテナンスを実施。元々高品質だった靴を丁寧にリペアすることで、まだまだ長期間履き続けられると認定された商品が多くを占めました。こうした商品をリテーラーシステムにより適切に管理を行い、販売サイトを構築。2023年8月17日(木)より公式リユースストアとしてオープンする運びとなりました。
今回の認定中古靴は、購入されたお客さまが購入後にメンテナンスを受けることができる靴磨きサービス権利もつけて販売致します。従来の中古靴を売り切るだけの1WAYの手法ではなく、ご購入いただいた方が定期的にメンテナンスに出していただくことで、その革靴と職人を育てる “パートナー”のような関係になることを目指す新しい試みとなります。
プロジェクト概要
・販売開始日: 2023年8月17日(木)
・販売商品: 「三陽山長」の認定中古靴(※1)。「靴をはいた猫」の職人による靴磨きメンテナンス権利付き
・販売足数: 12足
・税込価格: 一律 49,500円(靴磨きメンテナンスの権利込み)
・メンテナンスの内容: 「ハイシャインケアコース」
潤いとツヤがより長持ちする工程を経て、鏡面磨きで仕上げます。内側を除菌しコバを整え、
レザーソールの場合は栄養補給と繊維の引き締めも行います
※ご注意
・靴磨きをご利用の際は「山猫シューバック」に入れて「⾰靴をはいた猫」御池店/大丸京都店へお持込みください
・靴修理は別途料金がかかります
・「三陽山長」の店舗ではお預かりできません
・郵送でも受付可能ですが、往復の料金はお客様のご負担になるのでご了承ください
・販売:「三陽山長公式リユースストア」のみで販売 ➡ https://yamaneko-sanyoyamacho.com/
(※1)認定中古靴について
・本プロジェクト第一弾で寄付いただいた「三陽山長」のグッドイヤーウェルト製法の革靴が対象
・手入れをすれば3年以上は履き続けられると判断したもの
・状態に応じて、磨きだけでなくソールの張り替え等の修理も施しています
・靴紐、インソールは新しいものに交換しています
・インソールには本プロジェクト限定のオリジナルロゴの刻印を施しています(右の画像)
認定中古靴として販売する「三陽山長」の革靴 一例
プロジェクト担当者コメント
【三陽商会 事業本部 コーポレートブランドビジネス部 コーポレートブランド課 課長 猿渡伸平 氏】
今回、プロジェクト第一弾で寄付を募ってみて、取り組みへの共感が高く賛同の声も多数いただいた一方で、まだまだ大切に履き続けたいというお客さまの「三陽山長」への愛情も感じ、「三陽山長」を大切に扱っていただいていることを改めて実感しました。長く履き続けられる靴づくりを目指した「三陽山長」のコンセプトの浸透を再認識することができました。
プロジェクトとしては始まったばかりですが、いかに長く愛され、履き続けていただけるか、ということをメーカーとして追求していくために、今回、認定中古靴事業にも取り組むことにしました。
寄付された「三陽山長」の革靴を「革靴を履いた猫」の職人がメンテナンスすることで職人育成につながり、寄付された革靴がまた新しいお客さまが手入れをしながら長く履き続けること自体を楽しむスタイルが広がることを目指したいと考えています。
【(株)革靴をはいた猫 代表取締役社長 魚見航大 氏】
今回、寄付されてきた革靴を拝見して、改めて「三陽山長」の靴づくりの細部にいたるこだわりを感じるとともに、お客さまが本当に丁寧に履いておられるということに感銘を受けました。多くの革靴は私たちが手入れをすれば長く履き続けていただけるものであると自信を持ってご提供できるものだけを認定中古靴として販売させていただきますので、是非、安心してご購入いただき、そして引き続き一緒にその革靴を育てていくお手伝いを私たちにさせていただければと思っております。
【Free Standard (株) 代表取締役社長 張本貴雄】
昨今、ブランド・メーカーが自社製品を収集・リペア・再販する動きが世界中でスタンダードとなりはじめています。ブランド公式リコマースの価値は、製品寿命を延ばすことで、限りある環境資源に配慮した循環型消費を実現可能にすることです。消費者のライフスタイルや趣向の変化によって役目を終えたアイテムも、はじめのお客さまから新たなお客さまへ繋げていく循環型の仕組みによって、持続可能な循環型社会を創造します。
今回、「三陽山長」の“長く愛される製品を作りたい”という想いや、「革靴を履いた猫」の “長く使われる製品に生まれ変わらせる”というこだわりに共感し、プロジェクトに参画させていただきました。引き続き、価値ある製品を新たなお客さまへ繋げていく本プロジェクトを推進して参ります。
三陽山長(さんようやまちょう)について
「品質本位」を信条に世界最良の素材を駆使し、熟練の職人による質の高い製品を提案する日本発高級紳士靴ブランド。
対象:メンズ
主な価格帯:靴(既製品)¥22,000~¥176,000、靴(パターンオーダー)¥113,300~、ベルト¥16,500~33,000、シューケア¥440~¥49,500
販路:直営店、百貨店、ファッションビル、EC
ブランド開始:2001年
■「三陽山長」 公式WEBサイト http://www.sanyoyamacho.com/
■(株)革靴をはいた猫 について
(株)革靴をはいた猫の代表である魚見氏の大学生時代、学内にある障がいある若者と学生が共に働くカフェでの活動において、
“障がいの有無に関わらず人に喜びを与えられる仕事を通して、誰もが成長して自立できること” を目的に靴磨き事業を始め、大学卒業と同時に起業。当初はホテルや企業に出張して靴磨きをしていたが、現在は京都市役所のそばに位置する路面店と大丸京都店に出店し、カフェ時代からのメンバー含め育成した4人の職人とともに年間5000足の靴磨きや靴修理を行なっている。
更なる靴職人の育成には様々な形態、状態の革靴を磨く経験が必要なため、2021年から修練用に履かなくなった靴を寄付してもらう「手放す貢献プロジェクト」を大丸京都店の協力を得て実施し、現在も継続中。
株式会社革靴をはいた猫
本社所在地:京都府京都市中京区亀屋町370-1
サンルミ御池1階
代表取締役:魚見 航大(うおみ・こうた)
設立:2017年3月15日
■「革靴をはいた猫」 公式WEBサイト: https://kawaneko39.com/
Free Standard (株) について
消費財の一次生産者であるメーカー・ブランドが自社ECサイト上に『リユース』・『お試し』の機能を実装して独自の二次流通市場を構築できる流通ソリューション「Retailor(リテーラー)」を開発・提供しています。今回プロジェクトをサポートする『リユース機能』とは、ブランド独自のリユースサイトを構築し、必要に応じて商品収集・真贋確認・商品メンテナンス・保管・撮影・登録といった機能をセミカスタマイズで提供するサービスです。
「リテーラー」サービスサイト : https://freestandard.co.jp/retailor
Free Standard株式会社
所在地:東京都世田谷区用賀4-28-11
設立:2020年8月7日
代表者:代表取締役社長 張本 貴雄(はりもと・たかお)
■公式WEBサイト:https://freestandard.co.jp/
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