【結婚してから独身のほうがよかったと思う瞬間ランキング】男女500人アンケート調査
結婚してから独身のほうがよかったと思う瞬間に関する意識調査
結婚したからといって「いつでも幸せ」とは限りません。
結婚したことで時間や行動に制限ができたり、義実家との親戚づきあいが煩わしかったりと、困っている人も。
もちろん「不満があっても結婚って幸せ」といえる人もいますが、「結婚のよさよりも、不満のほうが勝る」というケースもあるでしょう。
今回、ウェブスターマーケティング株式会社が運営するLoveMA!(ラブマ: https://lovema.jp/ )は、全国の既婚男女500人を対象に「結婚してから独身のほうがよかったと思う瞬間」についてアンケート調査を実施しました。
※データの引用・転載時のお願い
本リリースの調査結果・画像をご利用いただく際は、引用元として「LoveMA!(ラブマ)」の公式サイトURL( https://lovema.jp/ )へのリンク設置をお願い致します。
調査概要
調査対象:全国の既婚男女
調査日:2021年12月3日~4日
調査方法:インターネットによる任意回答
調査人数:500人(女性357人/男性143人)
調査対象者の年齢:10代 0.4%/20代 13.0%/30代 41.4%/40代 27.4%/50代 14.0%/60代~ 3.8%
調査結果サマリー
・独身のほうがよかったと思ったことがある既婚者は71.2%
・独身のほうがよかったと思う瞬間1位は男女とも「自由時間がないとき」
・生まれ変わっても結婚したい人は8割
■独身のほうがよかったと思ったことがある既婚者は71.2%
既婚男女500人に「独身のほうがよかったと思うことはありますか?」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。
「よく思う」「たまに思う」と回答した人が全体の71.2%。
多くの人が「独身のほうがよかった」と思った経験があるようです。
なお、男女別に比較した結果は以下の通りです。
「よく思う」と答えた人の割合は、男性の方が10%以上多くなっています。
男性のほうがより頻繁に「今も独身だったらなぁ」と考えていることがわかります。
■独身のほうがよかったと思う瞬間1位は男女とも「自由時間がないとき」
どんなときに「独身のほうがよかった」と思うのか聞いたところ、回答は以下のようになりました。
男女別にランキング上位を紹介します。
男女とも第1位は「自由時間がない」となりました。
結婚すると家族で行動することが増えるので、なかなか一人の時間をもてません。
そのため息苦しさを感じて、「独身のほうがよかった」と感じる人が男女ともに多いようです。
では男女別に具体的な回答を紹介します。
【女性】独身のほうがよかったと思う瞬間ランキング
女性では、自由時間がないことのほかに、「家事が大変」「配偶者が家事・育児をしない」など、家事・育児を理由に挙げた人も多数。
依然として、家事や育児の負担が女性に偏っていることの表れでしょう。
<1位 自由時間がない>
夜布団の中で、「今日も1日、自分の時間がまったくなかった」と思うとき(30代女性)
子どもがいてなかなか自分の時間がないので「独身のほうがよかった」と思います(40代女性)
結婚後に「家族の都合に合わせる」「家事が多くなる」などの理由で、自分の時間をもちにくくなってしまった人が多いとわかります。
「休日も子どもの習いごとに付き添わないといけない」など、子育て中の人はとくに自分の時間が少なくなりますね。
自分の時間をつくるために、「たまには家事を手抜きする」「時短家電をとりいれる」などの工夫をしてみるのもいいかもしれません。
<2位 行動が制限される>
飲み会や友達との旅行などに気軽に行けなくなったので「独身のほうがよかったのかな」と思うときがあります(20代女性)
友達に遊びに誘われても、家庭の都合で行けないことが多いとき(30代女性)
独身時代にできたことができなかったり、制限がかかったりするとき(40代女性)
「何をするにも家族の予定や時間が気になる」「気軽に旅行できない」といった回答が寄せられています。
独身のときには「仕事帰りに気になるお店を見つけたから、ちょっと寄っていこう」と、予定にない行動も気軽にできましたよね。
しかし結婚後は家族に遠慮し、遊びに行くのを遠慮している様子が浮かびます。
交友関係が広い人や旅行が好きな人などには、とくにツライでしょう。
<3位 家事・育児が大変>
家事で疲れているとき。独身なら適当でもいいし、サボれた。結婚してからやることが増えた(30代女性)
掃除をするとき。自分ひとりだったらあまり汚れない場所を、こまめに掃除しないといけないから(40代女性)
仕事が遅くなったり疲れたりしてご飯の準備をしたくないとき。「独身なら外食やテイクアウトで済ませられるのに」と思います(50代女性)
「毎日食事の支度をしなくてはいけない」「家事が倍になるので大変」という意見が多数。
とくに、仕事から疲れて帰ってきて家事もこなす状況だと、うんざりしてしまいますよね。
パートナーの協力が得られればよいですが、実際にはワンオペという人も多数。
また子どもがいると「疲れていても、手作りの食事を食べさせたい」と思う人も多いです。
ただ頑張りすぎるとストレスになるので、たまにはテイクアウトなどで息抜きすることも考えてみましょう。
<4位 自由にお金が使えない>
結婚してからは生活費や貯蓄を考えて、あまり自分にお金をかけなくなりました(20代女性)
自分の趣味にお金を払うとき。「独身のときのほうが惜しみなく使えたな」と思います(30代女性)
「大きい買い物の場合、家族に相談しなくてはいけない」「生活費を気にしなくてはいけない」などの回答が寄せられました。
結婚までは実家暮らしで、収入の大半を自由に使えていた人は、余計に自由に使えるお金が減ったと感じるかもしれません。
<5位 親戚づきあいが大変>
義両親とのやりとりがめんどくさいとき(30代女性)
夫の実家で行われるイベントに参加しなくてはならないとき(40代女性)
「夫の両親が伝統行事にこだわる」などの場合は、気をつかう場面も多く疲れてしまいますよね。
せっかくの休日なのに休まらなかったり、実家が遠方であれば帰省するたびにお金がかかったりという問題もありそうです。
<6位 配偶者が家事・育児をしない>
99%の家事を私がやっているときに感じます(20代女性)
家事育児に終われてひとりの時間がとれないでいる中、夫がゲームしてるとき(40代女性)
男性で「配偶者が家事・育児をしない」と答えた人はいなかったので、回答は女性に偏っています。
「夫は仕事が忙しくて手伝えない」というパターンと、「妻が忙しく家事をするのを横目に、夫はくつろいでいる」というパターンがあります。
前者もイヤですが、後者はさらに腹が立ちますよね。
<同率6位 独身の友達が楽しそう>
同世代の友だちが飲みに行っているのを見ると「気軽に飲みに行けるのいいな」と感じ、独身のほうがよかったと思う(20代女性)
友達の合コン話や恋バナを聞いたとき(30代女性)
独身の友人が自分のことに好きなだけお金を使って楽しんでいるのを見るとき(40代女性)
楽しそうだと思う理由は「気軽に遊びに行ける」「趣味にお金を使える」「恋愛ができる」など。
ただ独身の友達の方も「結婚していて羨ましいな」と思っているかもしれません。
「隣の芝生は青い」という状態ですね。
【男性】独身のほうがよかったと思う瞬間ランキング
男性では1位が「自由時間がない」、次ぐ2位・3位は「自由にお金が使えない」「行動が制限される」となっています。
全体的に「独身時代よりも自由がない」ことに不満を感じている男性が多いようです。
<1位 自由時間がない>
一人の時間が圧倒的に減り、好きに動けないこと(20代男性)
休日なのに色々とやることが増えて、自分の時間が一切ないとき(30代男性)
趣味の時間がない(40代男性)
「趣味の時間が持てない」「自分のペースで動けない」など、女性と同じような回答が寄せられました。
結婚すると男女ともに自由時間が減ってしまうのですね。
子どもがいると、一人の時間はさらに減ってしまうでしょう。
<2位 自由にお金が使えない>
お小遣い制で自分の好きなものが買えないとき(30代男性)
お小遣い制になってしまったので、ほしいものが買えない(40代男性)
「お小遣い制になったので、使えるお金が減った」「結婚前は給料を自由に使えていたのに」という意見が多数。
妻が家計を管理する家庭も多いため、お金の管理が自分でできなくなった男性が多いようです。
また、妻の実家への援助などが発生し、負担になっている人もいました。
<3位 行動が制限される>
休みの日に朝寝坊したくてもできないとき。友人と遊びたいのに妻の付き合いで遊べないとき(30代男性)
人間関係に制限がかかる。女友達と遊べない(40代男性)
女性と同じく「飲みに行くのに気をつかう」「一人で旅行できなくなった」などの回答が寄せられています。
また「異性の友人と遊べなくなった」という回答が複数あったのも印象的です。
「やましいことがなくても、異性と会うのは控えなくては」と感じる人が多いようですね。
<同率3位 配偶者にイライラする>
ちょっとしたことで妻が急に不機嫌になるときは、「独身のほうがよかった」と思う(30代男性)
妻の行動でイライラすることがあったとき(40代男性)
具体的には「ケンカしたとき」「嫌味を言われるとき」などが挙げられました。
「『服が脱ぎっぱなし』『食器を片付けて』など、生活態度を注意されるとき」という人も。
心に余裕があれば耐えられることでも、疲れているとイライラしてケンカになったり、険悪になったりすることもありますよね。
そんな夫婦の雰囲気を子どもたちは見ていて、心配したり不安になったりすることも。
子どものためにも「ケンカにならないための話し合いのルール」「ケンカしたときの仲直りのルール」などをつくっておくのもいいですね。
<5位 恋愛したい>
素敵な異性と関わる機会があり、また恋愛したいなと思ってしまったとき(40代男性)
もう恋愛ができないこと(30代男性)
「結婚後、パートナーに対する恋愛感情がなくなった」という人は、男女とも多いです。
パートナーへの恋愛感情がなくなった状態で、魅力的な人と出会ったりすると「恋愛したい。でも結婚しているからできない」と思うようです。
また実際に出会いがあったわけではなくても、友人の話を聞いたりして「ドキドキを味わいたい」と思う人も。
なお女性も、「恋愛したい」は9位にランクインしました。
<6位 一人になれない>
職場でも家でも一人になれないとき(30代男性)
仕事のストレスが溜まって一人になりたいとき(40代男性)
趣味に没頭したいときや疲れているときは一人になりたいもの。
しかし自宅にいてもパートナーや子どもから話しかけられてしまい、なかなか一人になれません。
我慢しているとストレスが溜まっていきますので、家族に「少し一人になりたい」と正直に伝えてみてはいかがでしょうか。
パートナーにも、一人になりたい時間はあるはずなので、お互いの一人時間を決めるのもいいかもしれませんね。
<7位 配偶者と価値観が違う>
金銭感覚が違うとき(30代男性)
相手との価値観が違い、生活に支障が出たとき(40代男性)
金銭面・衛生面・マナーなどに対する価値観の違いを知り、結婚生活にストレスを感じた人もいるとわかります。
してほしくないことをされたり、相手の生活ルールで束縛されたりすると、家庭での居心地が悪くなってしまいますよね。
我慢できることなら我慢するのもいいですが、子どもの教育に関してなど、将来に大きく関わってくることは夫婦で話し合うべきでしょう。
■生まれ変わっても結婚したい人は8割
続いて「生まれ変わっても結婚したいですか」と聞いたところ、回答は以下のようになりました。
8割以上の人が「また結婚したい」と答えています。
独身のほうがよかったと思うことはあるものの、「やっぱり結婚っていいな」と感じている人も多いとわかります。
なお男女別に比較した結果、男性のほうが「したくない」と答えた人が若干多くなりました。
とはいえ、7割以上の男性は「また結婚したい」と答えています。
では、「また結婚したい派」「結婚したくない派」それぞれの意見を紹介します。
<結婚したい人の意見>
結婚してから自分の居場所がしっかりできて、子どもが生まれて、幸せな気持ちを味わえました(20代女性)
1人の方がいいと思うときもあるが、圧倒的に妻や子どもといる時間の楽しさの方が大きいから(30代男性)
夫に腹が立つときもありますが、やっぱりずっと1人は寂しいと思います(40代女性)
生まれ変わっても結婚したいという人からは「面倒なこともあるが、それ以上に結婚して幸せ」という意見が多数。
子どもの存在が大きいという人や、パートナーのことが大好きという人も。
また「老後に一人は寂しい」など、ずっと独身でいる場合の孤独感に関する意見も目立ちます。
結婚生活への不満以上に、「結婚して得た幸福感や安心感」を大切に思っている人が多いとわかります。
なお、「結婚はしたいが、相手は今と変えたい」という人も複数いました。
<結婚したくない人の意見>
相手に合わせるのがしんどい。一人のほうがマイペースに生活できて楽だと思います(30代男性)
相手の問題ではなく、私が結婚に向いていないと思った。子育ても女性男性関係なく、向き不向きがある(40代女性)
一人の方が気楽でよい。結婚しなくても恋人や親友がいればいいかなと思う(50代女性)
結婚したくない派からは、「結婚は面倒で疲れる」「一人のほうが気楽」という意見が多数。
「結婚していないからといって、孤独というわけではない」「今は結婚しない選択もありかなと思う」という回答も。
確かに今は生涯未婚率が高くなり、一生シングルで生きていくライフスタイルも珍しくありません。
世間体にとらわれずに「自分が幸せになれる生き方」を選択できればいいですね。
■まとめ
既婚男女500人にアンケートを実施したところ、「独身の方がよかったと思う瞬間」第1位は男女ともに「自由な時間がない」でした。
家族と予定を合わせたり、家事・育児に時間をとられたりして、自由に過ごせる時間が減ってしまったという人が多数。
男女とも「独身時代よりも(お金・時間・行動の)自由がなくなる」と答えた人が多くなりました。
「生まれ変わっても結婚したいですか」という質問に対しては、「したい」と答えた人が8割超。
面倒なことや不満なこと以上に、「結婚して得た幸せや安心感」「パートナーや子どもとの生活」を大切に感じている人が多いとわかりました。
■会社概要
会社名:ウェブスターマーケティング株式会社
所在地:〒150-0002 東京都渋谷区渋谷2-9-8 日総第25ビル9F
設立:2011年10月
URL: https://webstar-marketing.co.jp/
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