前方後円墳をマイ墓に！？竹田恒泰社長、4万人が集まった古墳フェスで新たな終活の形を提案

新しいお墓の形を提案する株式会社前方後円墳（代表竹田恒泰、本社東京都港区）は、4万人が集まる古墳フェスにて、ブースを出展するとともに、講演も実施しました。

株式会社前方後円墳

2024年11月25日 11時00分

新しいお墓の形を提案する株式会社前方後円墳（代表：竹田恒泰、本社：東京都港区）は、2024年11月24日（日）、大阪府高槻市にある歴史的な今城塚古墳で開催された「古墳フェス」に出展しました。このイベントには約4万人が来場し、古墳文化を愛する幅広い年齢層の方々で賑わいました。

株式会社前方後円墳は、ブース展示とともに30分間の講演を実施しました。講演では、「古墳ってスゴイ！」をテーマに古墳の魅力を伝えました。来場者からは「古墳時代を改めて勉強します」や「古墳時代が一番すきになりました」といった感想が寄せられ、大きな反響を呼びました。

また、展示ブースでは入り口に設置した鳥居と、精巧に作られた2台の前方後円墳模型が来場者の注目を集めました。模型は来場者が写真撮影を楽しむ人気スポットとなり、古墳文化に触れる体験に繋がりました。

古墳フェスとは？

古墳フェスはにコットは、日本で唯一立ち入ることができる大王墓「今城塚古墳」で開催する「古墳×アート」をテーマにした、2012年から続き毎年約3万人以上が来場する無料野外フェスで、イベントには飲食、雑貨やワークショップなどの様々なジャンルのお店が数百店舗以上出店されています。その出店条件が、「古墳、埴輪、古代に関する商品を必ず１品以上出品すること」とされていて、各店舗には、ビジュアルも楽しめる埴輪・古墳グッズが並びます。

ヤマト王権と前方後円墳の歴史的意義を語る

古墳フェスで行われた竹田恒泰社長の講演では、前方後円墳の歴史的意義について語られました。竹田社長によれば、前方後円墳の存在はヤマト王権の成立と密接に関係しており、その分布範囲が政権の支配領域を示しています。

前方後円墳は3世紀ごろに突如として各地で出現し、そのデザインは主に3つの地域—大和（奈良県）、岡山県、福岡県—の特徴を融合して生まれたと考えられています。この形状が短期間のうちに全国に広がり、170～180年の間に統一国家としての基盤が築かれました。驚くべきことに、この過程では戦争による統一が行われなかったと竹田氏は指摘します。

全国の3～4世紀の地層を調査しても、戦争の痕跡は見られません。一方で、1～2世紀には戦争の跡が確認されており、前方後円墳の出現を契機に争いが終息し、統一が進んだことが考えられます。竹田社長は、「前方後円墳が全国に広がることで、人々が自然と国家統一の意識を持つようになった」と語り、古墳時代の平和的な国家統一のモデルを示しました。