多視点オンライン演劇、日本の結婚観に新常識を提案する「スーパーフラットライフ」を上演。秋元才加「みんなで議論して欲しい」 共演者・視聴者と結婚観を語り合う

~アーカイブを4月11日(日)23:59まで配信中~

株式会社ハルマリ

株式会社ハルマリ(所在地:東京都渋谷区、CEO:島崎昭光、以下ハルマリ)は、秋元才加さんが主演を務める、結婚に新常識を提案する多視点オンライン演劇「スーパーフラットライフ」を2021年4月3日(土)4日(日)両日ともに20時からLINE LIVE-VIEWINGにて上演・配信いたしました。3日(土)には池田直人さん(レインボー)が、4日(日)には秋元才加さんが視聴者と共に日本の結婚観について語り合い、総コメント数2000を超えるほどの盛況のうちに終わりました。また、本作のアーカイブを4月5日(月)から4月11日(日)23:59までLINE LIVE-VIEWINGにて期間限定配信中です。

 

 

 

「スーパーフラットライフ」あらすじ
5年付き合った彼氏に突然の別れを告げられた、まもなく30歳を迎える棚橋エリ(秋元才加)がコロナ禍でアクセスしたオンライン結婚相談所「スーパーフラットライフ」。性別不詳の支配人、川口アキラ(中山咲月)はエリに次々に理想の結婚相手を紹介してくれるが、その相手というのがちょっと異質。同性婚を望む超合理主義者の女、レズビアンに、別居婚や契約結婚などなど、従来の結婚観を根底から覆す人たちばかり。親友との同居生活、実はゲイだった彼との恋愛生活、悩んだ末エリの出した結論は。

<「スーパーフラットライフ」アーカイブ概要>
◆販売・視聴可能期間:2021年4月5日(月)~4月11日(日)23:59
◆チケット販売場所:LINE LIVE-VIEWINGにて
https://viewing.live.line.me/liveg/345
◆チケット価格:2,020円(税込・サービス料含む)
◆視聴方法:LINE LIVE-VIEWINGにて ※LINEアカウントが必要です。

結婚観を疑い、悩むシーンに共感の嵐『結局、性別とかセクシャリティ云々じゃなくて人と人』
主役の棚橋エリ(以下、エリ)を務めた秋元才加さんは、「結婚制度やセクシャリティについて深く切り込んだ作品に挑戦するのが初めて」と教えてくれました。

冒頭では怪しげな雰囲気の部屋から中山咲月さんが本作の案内人として登場。挨拶と共に視聴者へ「同性に好きな人っていますか? いますよね、恋愛感情はないけど大好きな先輩とか親友とか」と問いかけたのちに「好きな人と結婚したいって思っている人、その親友とだったらどうですか? ダメですか?」と視聴者へ話しかけると、視聴者からは『難しい質問』『してみたい』『私は異性と結婚していますが同性婚もありだと思います』などと様々な反応があり、視聴者と共に「スーパーフラットライフ」の世界観で公演が始まりました。

エリが様々な結婚観を持つ人々と触れ合い自身にも悩んでいく様子や、物語の進行に合わせて結婚観について問うシーンでは、視聴者からは『普通の結婚って何なんだろう』『答えは一つじゃない』『結局、性別とかセクシャリティ云々じゃなくて人と人ですよね』など共感のコメントを多くいただきました。

中でも、同性婚を望む超合理主義の女性・日比野ゆりえ(森レイ子)が「恋愛結婚の幻想と不可能性について」と題したプレゼンテーションを行うシーンでは、視聴者の反応をリアルタイムに交えながら、恋愛や結婚、セックス、収入などあらゆる角度から同性婚の方が合理的であることを主張し「男と女がつがいにならないと生きていけない…って、世間が決めていることを盲目的に受け入れているだけなんじゃないでしょうか」と結論づけると、視聴者からは『考えさせられる』『恋愛がなくても家族になれたらいいよね』『ゆりえさんと飲みに行きたい』と視聴者の心をすっかり鷲掴みにしていました。

3日(土)の上演後には池田直人さん(レインボー)が、4日(日)の上演後には秋元才加さんが、それぞれ共演者・制作・視聴者と共に本作のテーマでもある結婚観について語り合いました。

池田さんは本作のテーマである結婚観と絡めて「32歳で結婚したい。絶賛、花婿修行中」と明かしました。温かい家庭を作ることを夢見て、まずは自動車の免許をとることを目指しているのだとか。

また、セクシャリティに関して普段から積極的にポジティブなメッセージを発信している秋元さんは「エリとして考えたとき、秋元才加として考えたときと違った視点で、気づきと発見があった」といい、「この作品を見てみんなで議論して欲しい」と視聴者に投げかけました。

視聴者からは『固定概念に惑わされないように行きたいって思いました』『性別とかだけじゃなくて、年齢差とか立場的にも結婚しづらいというのが無くなればいい』『学校の道徳に』など、本作のテーマでもある多様性へのポジティブな意見が飛び交いました。

 

多視点カメラのみどころ
本作では、ライブ感や臨場感をオンライン上で最大限に表現するために3つのカメラアプローチを使い、日本初の多視点カメラによる演出にも挑戦いたしました。演劇の舞台をオンライン上で映すのではなく、都内某所のシェアハウス一棟を借り切り、あらゆる場所にiPhoneの定点カメラを設置したほか、時にカメラマンによるハンディカメラも同時並行で上映し、リアルに登場人物の動きを追いかけました。また、ZoomやSpatialChat、LINEなどのオンラインビデオツールも駆使し、ツール上での登場人物たちのやり取りをリアルタイム上映。これら3つのカメラアプローチで演者のリアルな表情や動きを体感できるような演出にこだわりました。エリの元彼・西中マモル(池田直人)が屋外からビデオ電話をかけるシーンでは、初日には晴れ、二日目には雨模様という、リアルタイムならではの演出の変化が生じました。ここではマモルがエリにゲイであることをカミングアウトするという物語の重要なシーンとも重なり、天候の変化やハンディカメラによるヨリの表情など、ライブ感お楽しみいただきました。

さらに、劇中では、登場人物から視聴者に質問を投げかけ、視聴者からのコメントにより演者の動きが変わるインタラクティブな演出も盛り込み、まるで視聴者もその物語に存在しているかのような没入感も特徴です。

夜8時以降にお菓子を食べないと決めているエリがカメラに向かって「いま何時ですか?」と呼びかけると視聴者からは「8時52分だよ」と返事がありましたが、作中のトモコ(平田薫)は「何やってるの?」とキョトンとするメタ演出も。

ハルマリが手がける視座転換クリエイティブ
コンテンツスタジオ・ハルマリは、様々な社会課題を普段とは違った角度から見つめることで、より日常を楽しく過ごせる特集やライブコンテンツを届けてきました。旅行が出来ないコロナ禍での新しい旅エンタメ「トラベル・ライブビューイング」や、フェムテック商品のライブコマース番組「進化する生理」など、社会課題とされるテーマを、より柔らかく、より現実的にみつめなおす視座転換のクリエイティブで自分ごと化する機会を提供しています。

今回フォーカスするのは、「結婚観」。
日本人の結婚観ほど「ホンネとタテマエ」が錯綜する不可思議な価値観はありません。ジェンダーや夫婦の役割、社会システムとしての結婚の現実と愛や絆という理想とのギャップなど、この「ホンネとタテマエ」が錯綜する結婚観に窮屈さを感じている人が多いかもしれません。そこでハルマリは、「親友と同性婚できるようになったら?」というテーマで常識にとらわれない多様な結婚観を提示したいと考えました。多くの人々にメッセージを伝えたいという理由から、ワクワクするストーリーを詰め込み、新しい多視点の演出手法を取り入れた“オンライン演劇”というエンタテインメントで、メッセージを発信します。

「スーパーフラットライフ」のテーマは”日本の新たな結婚観”
この度のオンライン演劇「スーパーフラットライフ」では、俳優の秋元才加さんを主演に、モデル・俳優の中山咲月さん、俳優の平田薫さん、お笑い芸人の池田直人さん(レインボー)などセクシャリティやジェンダーについてフラットな価値観を発信、行動している方々が出演いたします。さらに、脚本にはNHKドラマ「これは経費で落ちません!」の脚本やTBSドラマ「下町ロケット」の脚本協力を手掛けた藤平久子さんを迎え、日本の新たな結婚観を提案します。

秋元さん演じる棚橋エリは、法律婚を目前に突然パートナーから別れを告げられてしまいます。そこで結婚相談所「スーパーフラットライフ」へ相談すると、超合理主義を理由に同性婚を望む女性、別居婚、契約結婚など従来の結婚観を覆す人々と出会い、自身の結婚観を疑い始め、悩む…というストーリーです。

また本作では、同一の場所をマルチ視点で映すことで役者のリアルな表情や演技を楽しめる今までにない多視点カメラによる演出や、視聴者のコメント内容で役者のセリフが変わるイマーシブな演出など、オンライン演劇の新たな演出方法にチャレンジいたします。

<出演者プロフィール>


エリ役:秋元 才加
2013年8月「AKB48」を卒業後、俳優として映画・ドラマ・舞台に出演する他、テレビ番組の MC など幅広く活躍中。主な出演作には、舞台『日本の歴史』『ゴースト』、映画『ギャラクシー街道』、ドラマ 『やすらぎの刻〜道』など。2020 年 8月、山猫は眠らないシリーズの 8 作目でハリウッドデビューを果たす。最近 では SNS を通じて政治や社会課題に対して積極的な発言を行っている。LGBTQ+アライであり同性婚についてもポジティブな発言をしている。

 

 


トモコ役:平田薫
1989年生まれ、宮城県出身。2003年、芸能界デビュー。主な出演作は「魔法戦隊マジレンジャー」(05〜06年)、「農ドル!」(10年)、「猫侍」(13年)、「コールドケース~真実の扉~」(21年)などのドラマや、映画『潔く柔く』(13年)、『深夜食堂』(15年)、『デッドエンドの思い出』(19年)など。広告も多数出演。映画『るろうに剣心 最終章』の公開が控えている。

 


アキラ役:中山 咲月
ティーン誌『ピチレモン』の専属モデルとしてデビュー。俳優としても、ドラマ『中学聖日記』や、映画『ヌヌ子の聖★戦~HARAJUKU STORY~』『仮面ライダーゼロワン』に出演。自身のブログでは、セクシャリティやジェンダーについてフラットな価値観を表明、発信している。


 


マモル役:池田直人(レインボー)
お笑いコンビ「レインボー」のボケ担当。5歳から高校2年生まで子役として活動していたことがある。コントでは女性役を演じることが多く、YouTubeではメイク動画も投稿して人気。インスタグラムでは、身近にいるキャラクターを自ら演じる「人間図鑑」と呼ばれるショートムービーを投稿して人気に。吉本坂46のメンバーにも選抜されている。



<スタッフプロフィール>
◆総合演出・脚本:島崎昭光
博報堂DYメディアパートナーズ~螢光TOKYOを経てコンテンツスタジオHarumari Inc.を設立し、同社の代表・クリエイティブディレクターとなる。ストーリーコンシャスな映像・ビジュアル設計でTVCMやグラフィックなどの広告クリエイティブを手がけるほか、カルチャーメディア「Harumari TOKYO」の編集長を務める。

◆ドラマ/映像演出 :八幡貴美
CMプランナーを経てディレクターとなる。2012年初監督・脚本の短編がゆうばり・LA Asian PasificFilm Festivalなど国内外の映画祭で上映。2018年「ヒゲとレインコート」が未完成映画予告編大賞で大根仁賞、同作品はアカデミー賞公認アジア最大級の国際短編映画祭Short Shorts FilmFestival2019のオフィシャルセレクションにも選出。

 ◆脚本:藤平久子
女性の本音、リアルな心理描写を得意とし、女性主役の恋愛ドラマから、アクション、ホラーまで幅広い分野で執筆。子育てを通した母親目線のドラマ作りに自信を持つ。主な作品に。NHKドラマ10「これは経費で落ちません」脚本/TBSドラマ『下町ロケット』脚本協力/テレビ東京「牙狼」シリーズなど。

◆技術演出:平瀬謙太朗
東京藝術大学大学院映像研究科メディア映像専攻にてメディアデザインを専攻。2013年デザインスタジオ「CANOPUS」を設立。複数監督として監督・脚本を務めた『八芳園』『Duality (邦題:どちらを)』が共にカンヌ国際映画祭 短編コンペティション部門に正式招待。その他、文化庁メディア芸術祭、映文連アワード、朝日広告賞など受賞多数。

<Harumari TOKYOについて>

知性と愉しさをもとめる30代のためのカルチャーライブマガジン。クリエイティブな東京のカルチャーや新しいライフスタイルを編集部独自の目線でキュレーションして、オンラインライブ番組と特集記事を定期的に発信している。
URL: https://harumari.tokyo/

 【本件に関する一般のお客様の問い合わせ先】
support@harumari.zendesk.com

 

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会社概要

株式会社ハルマリ

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URL
https://harumari.com/
業種
情報通信
本社所在地
東京都渋谷区恵比寿1−20−4 SreedEBISU 8F
電話番号
03-6427-8481
代表者名
島崎昭光
上場
未上場
資本金
100万円
設立
2014年05月