唐津くんち二番曳山「青獅子」誕生二百年祭プロジェクト!8月25日14:00〜、READYFORでクラウドファンディングスタート!!

「青獅子」誕生二百年祭を通じて受け継がれる唐津の伝統を次世代に(中町 中正会)

株式会社サンエスライン

11月2日の宵山でライトアップされた青獅子と中町の様子
青獅子200年祭クラウドファンディング

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「青獅子」誕生二百年祭を通じて受け継がれる唐津の伝統を次世代に

 唐津くんちは、九州北部の佐賀県唐津市で毎年11月2日から3日間開催される唐津神社の秋季例大祭で、漆塗りの豪華な曳山14台が旧城下町を巡行します。曳山行事は国の重要無形民俗文化財、佐賀県の重要有形民俗文化財、そしてユネスコ無形文化遺産に登録されており、200年以上前から続く、地域の人々に愛されている祭りです。唐津市民にとって、この祭りは単なるイベントではなく、「からつっ子」としてのアイデンティティーの根幹でもあります。

 2024年には、二番曳山「中町 青獅子」が幾多の困難を乗り越え、無事に誕生二百年を迎えることができました。この節目の年を祝うため、特別な提灯を制作し、200年祭にふさわしい盛大な点灯式を行いたいと、中町の中正会(青年会)を中心に町のみんなでこのプロジェクトを企画しました。このプロジェクトは、「青獅子」の誕生二百年を祝うだけでなく、未来の世代に唐津の伝統を引き継ぐことを願っています。

 この素晴らしい伝統や唐津の誇りを未来へつなぐために、ぜひ皆様のご支援とご協力をお願いいたします。

■目標金額:100万■資金使途:二百年祭特別提灯制作、広報、印刷、運営費、手数料、税

クラウドファンディングURL:https://readyfor.jp/projects/aojishi

200年祭提灯デザイン
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▼唐津くんちとは

 唐津くんちの御神輿の渡御は、江戸時代の寛文年間(1661〜1673年)頃に始まったと伝えられています。曳山は御神輿にお供して神様を警護する目的で造られました。現在伝わる曳山の歴史は、氏子町の一つである刀町が赤獅子を文政2年(1819年)に唐津神社へ奉納したのが始まりです。その後、明治9年までの57年間に15台の曳山が製作され、そのうち1台は明治中期に損滅しましたが、現在14台が現存しています。

 製作には3年前後を費やしたと言われ、木組み・粘土で原形を作り、その上から和紙を数百回貼り重ね、麻布を貼り、漆を塗り重ね、金銀を施して仕上げられています。1台あたりの重さは2〜4トンあり、1台につき曳き子が200〜400人で曳いています。曳山は昭和33年に佐賀県の重要有形民俗文化財に指定され、唐津くんちの曳山行事として昭和55年に国指定重要無形民俗文化財に指定されています。平成27年にはユネスコ無形文化遺産にも登録されており、日本が誇る文化財として世界からも評価されています。

提供:佐賀観光連盟

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▼青獅子とは

 二番山(中町)青獅子 文政7年(1824)製作

 一番曳山「赤獅子」(刀町)から遅れること5年後に青獅子は制作されていて「赤獅子」に引き続き獅子頭を題材にしたのは、獅子舞は雌雄対になっていることから獅子頭を選んだともいわれています。
 中町や刀町には宰領町としての特別の意識があったものと考えられ、神輿を先導し、悪霊を払い、五穀豊穣、家内安全を祈り、人々に幸福をもたらす獅子舞の頭の制作となったと考えられています。

提供:videoPLANS

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▼青獅子点灯式 

 11月2日の宵曳山(前夜祭)は、唐津くんちの見どころの一つで、提灯で漆が美しくライトアップされた曳山は圧巻です。その中で特に注目されているのが、巡行前に行われる二番曳山「青獅子」の点灯式です。中町には200周年を記念して特別な提灯を制作します。この提灯は点灯式だけでなく、365日中町を明るく照らし、町の犯罪防止の役割も兼ねています。

提供:@ainetmakoto

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▼佐賀県唐津市のご紹介

福岡県糸島市の西隣にある佐賀県唐津市は、九州北西部にある歴史と自然が調和した港町です。観光名所の唐津城では、美しい唐津湾を一望でき、歴史を感じさせる風景が広がっています。日本三大松原の一つ、虹の松原は、約5キロメートルにわたる松林で、サイクリングや散策を楽しむのに最適です。

 唐津市は「唐津焼」の産地としても知られ、温かみのあるデザインが多くの陶芸愛好者に親しまれています。市内には多くの工房があり、見学や陶芸体験も可能です。さらに、唐津市は美食の町としても名高く、呼子のイカの活き造りや、佐賀牛といった名物が豊富に揃っていて、ふるさと納税でも全国的に人気があります。

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▼プロジェクトへの想い

 唐津くんちは、200年以上の歴史を持ち、唐津市の人々にとってはただのお祭りではなく、地域の誇りであり、文化の象徴です。特に中町の青獅子はその中でも重要な役割を果たしてきました。しかし、近年では少子高齢化の影響で以前と比べると商店街の活気はなくなり、その伝統を継承することの難しさや、若い世代の関心の低下が町では大きな問題となっています。


 第二次大戦中、徴兵された男性に代わり、残された女性が曳山を曳いたという歴史がありますが、新型コロナウイルスの世界的流行で2020年は神事のみ行われ曳山巡行は中止となり、200年の歴史の中で初めての出来事となりました。当たり前に毎年開催されている唐津くんちが開催されないという大きな喪失感に襲われ、この年は何をやるのにも力が入らなかった思い出があります。そこで青獅子の生誕200年という大きな節目を迎える今年、私たちは唐津くんちの魅力を再確認し、広く伝えるために中町「中正会」を中心に地域活動団体と協力して、このプロジェクトを立ち上げました!

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▼クラウドファンティングの概要

 ■目標金額:100万■資金使途:二百年祭特別提灯制作、広報、印刷、運営費、手数料、税

スケジュール

8月中旬 クラウドファンディングスタート

8月下旬 提灯の発注

9月30日 クラウドファンディング終了

10月上旬 提灯設置

11月2.3.4日 唐津くんち開催

12上旬 リターン発送、HP掲載

※リターンのデザインは変更になる場合がございます。


▼プロジェクトの実行者について

 私たちは唐津くんち二番曳山「青獅子」の200年祭実行委員会、中町の中正会(若者会)、中町商店街の3団体で構成された地域活動団体です。 唐津くんちの期間だけではなく、年間を通して曳山の手入れや町の運営を行っています。 唐津くんちの行事はもちろん、町の仲間との絆を深めるスポーツ活動や土曜夜市などのイベントを一緒に行いながら「唐津くんち」を次世代に繋ぐ取り組みを今後も続けていきます!

中正会では曳山の時だけではなく、年中行事をしながら曳山文化を守っています。
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▼応援メッセージ

唐津神社  戸川忠俊宮司

 この度は第2番曳山中町「青獅子」の生誕200年祭、誠におめでとう御座います。
私と中町「青獅子」の初めての出会いは、それこそ昔々の話しでハッキリした記憶はありませんが、その「青獅子」を曳く中町の方々との衝撃的な出会いは今でもハッキリと覚えております。唐津の夏の風物詩として開催される「唐津湾イカダ大会」は、今も各企業や団体から多数のエントリーを受けて行われておりますが、その日海パン姿の小学生の私が見たのは、小さなイカダの上に屋根を付け椅子と机を供えた中町区のイカダ、その名も「粟島3世号(だったと記憶しております)」でした。しかもレースがスタートしてしばらくすると、その「粟島3世号」の上では宴会が始まり、波間に漂うそのイカダを見上げながら「なんて面白くて、自由で、大胆な人達なんだ!」と、何となく羨ましく思った記憶があります。 


 さて、この「粟島3世号」の名前の由来は?というと、唐津神社の境内には、中町区奉斎の粟島神社があります。この神社は昭和32年に和歌山県加太浦(かだうら)鎮座の淡島神社より勧請(神様を招いた)された神社で、その夏越し祭は今でも7月に中町の中心地で盛大に行われております。今では夏越し祭を奉仕する立場となりましたが、私が幼少の頃、夏の夜に父親に手を引かれ中町で行われる夏越し祭に行くのが楽しみでなりませんでした。と、言うのも、その日は例年「からつ土曜夜市」も同時に開催されていたからです。黄色い提灯が列を成し、沢山の人がうちわ片手に闊歩する中町通りの中心に臨時に設営された粟島神社を、後ろから聞こえてくる賑やかな声を聞きながらソワソワして参拝した記憶があります。また、その頃、「土曜夜市」に出動していた中町の「青獅子」の台車に、父親に抱きかかえられて乗ったのが、私が曳山に乗った最初の記憶であり、最後の記憶でもあります。

 その後私も成長し、父親から「くんち」の何たるかを教えられ、唐津神社に奉職し、子供の頃は楽しいだけの「くんち」だったものが、いかに大変かと言うことも知りました。時に、令和4年11月3日。コロナ禍を経て通常開催になった「唐津くんち」の日、神輿台車から私が見る風景には、亀の尾の向こう側で、首を振り髪を左右に揺らす中町「青獅子」の後ろ姿がありました。そして、その周りには、あの日海パン姿の少年が見た「面白くて、自由で、大胆な人達」が「くんち」を楽しんでいらっしゃるんだろうな。と、感じる私がおりました。
 1年を「くんち」の3日間で生きると言われている「からつっ子」。古来、「神様は人の楽しむ姿を見て力を増し、その神様の力を持って人間も元気になる」そしてそれがお祭り本来の姿である。と言われております。今回の企画を通じて「からつっ子」の心意気と、「唐津くんち」の魅力が広く伝わり、中町区はもとより、唐津の町が益々活気に溢れ賑やかになりますことを祈念して、お力添えを賜れば幸いに存じます。


シンガーソングライター 保利 太一

 中町横丁にあったうどん屋「角兵」の長男として生まれる。幼少期から青獅子の籠の中に入り、くんちの雑踏が子守唄のようによく眠っていたのを何となく覚えています。あんななかよく眠れたなと。小学生頃から囃子に興味を持ち笛、鐘、太鼓と町の兄ちゃん達に教わり覚えていきました。特に笛が楽しくて練習時期関係なく町の兄ちゃんの家に行って教わってました。僕が子どもの頃は、笛や太鼓が上手いとカッコいい、と思ってましたが、今の子たちはどうなのかな?おんなじ様な気持ちで、楽しく囃子を学んでくれてたらいいな〜


KaratsuDXLab会長 善田 浩介

【皆様の力で青獅子を躍動させ、日本の文化継承に一筋の光明を!】   

 唐津でKaratsuDXLabという「唐津らしいデジタルトランスフォーメーション」を推進する団体の代表をさせて頂いております。今回、青獅子生誕200年という記念すべき年に、中町中正会の皆さまにご縁をいただきました。「青獅子の200年祭を、全国の皆さんと一緒に盛り上げたい!」という熱い心意気に賛同し応援しています。

 私たちが暮らす佐賀県唐津市は、地理的に大陸と近いこともあり、大陸交易の玄関口として栄えました。唐津は歴史や文化、自然が多くあり、ほかの地域の方々をあたたかく迎え入れ、いつの間にか友達になっている。という気さくな人が多く住む街です。そのような地域性から、新しい文化や先進的な異国の文化を柔軟に取り入れたりする地域であり、独自のアイデンティティが発達した地域です。


 その代表的な一つが唐津くんちと曳山。我々唐津が誇る祭りであり、ユネスコ無形文化遺産にも登録された日本を代表するお祭りです。この唐津くんちの豪華絢爛な曳山は、一台を制作するために、現在の貨幣価値で、約1億5千万円~2億円程かかったそうです。当時の町衆が私財を投じたり、町によっては曳山制作の費用を工面するために、町の土地を売ったお金で制作されたという逸話まであります。昔の方はすごいですね。

 そんな200年前の中町町衆の心意気を脈々と受け継いだ現在の中町の方々。今回のクラウドファンディングは、未来の唐津っ子に曳山を繋ぐための新しいカタチとしてだけではなく、少子化や人口減少で全国の数多くの地域の祭りが消滅する中、地域文化や伝統を未来へ継承してゆく課題解決への一筋の光明になることと思います。 当日は是非、ダイナミックに躍動する青獅子を、動画ではなく、生で観て感じて頂きたいと思います! 共に200年祭を盛り上げましょう!ご支援よろしくお願いいたします!


▼最後に

 二番曳山青獅子の生誕200年祭は、私たちにとって大変意義深い節目です。このプロジェクトを通じて、伝統文化の素晴らしさを多くの人に伝え、そして未来へと繋げていくための大切な一歩となることを願っています。皆様の温かい支援とご協力を心よりお待ちしております。

 11月2日,3日,4日は最高の3日間にしますので、1人でも多くの方に「唐津くんち」を見に来ていただけたらと思います!

最後までご覧いただき、誠にありがとうございました。

唐津くんちを次世代に繋ぐため、応援よろしくお願いいたします。

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 ページ内に使用している画像、動画については唐津神社様、佐賀県観光連盟様、videoPLANS様、@ainetmakoto様より掲載許諾取得済みです。
 また戸川様、保利様、善田様よりプロジェクトを行うこと名称掲載を行うことの許諾を取得しております。

プロジェクト実行者

中町 中正会

佐賀県唐津市中町1841-2

nakamachi.chuseikai@gmail.com

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会社概要

株式会社サンエスライン

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URL
https://sanesuline.co.jp/
業種
商業(卸売業、小売業)
本社所在地
佐賀県唐津市千代田町2109番地67
電話番号
0955-58-8782
代表者名
瀬戸知輝
上場
未上場
資本金
500万円
設立
2015年05月