ショップジャパン、Fastly を採用し、コロナ禍における EC サイトへのアクセス急増に対処し、ショッピング体験を最適化

Fastly のエッジクラウドプラットフォームの活用により、キャッシュヒット率98%を達成

ファストリー株式会社

主要エッジクラウドプラットフォームを提供する Fastly, Inc. (NYSE: FSLY、https://www.fastly.com/ ) は、ショップジャパンを展開する株式会社オークローンマーケティング(住所:東京都港区、代表取締役会長兼社長ロバート・W・ローチ)が Fastly を採用し、EC サイトのカスタマーエクスペリエンスの最適化を実現したことを発表しました。
株式会社オークローンマーケティングが運用している EC サイト「ショップジャパン 公式オンラインショッピングサイト」では、以前から分散ネットワークによるコンテンツキャッシュと配信を行う CDN と WAF (Web Application Firewall) サービスを利用してセキュリティ対策を行っていましたが、WAF の挙動が課題となっていました。また、レスポンス時間についても競合他社と比較して十分とは言えない状況で、セキュリティとレスポンス両方の課題を解決できる新たな CDN を求めていました。

比較検討の結果、WAF による JavaScript 挿入といったコンテンツの改変が行われないこと、決済代行サービス側の要件に対応できること、ほぼリアルタイムでアクセスログを取得・確認できること、キャッシュされたコンテンツを瞬時に削除するインスタントパージ機能が評価され、Fastly の採用を決定しました。

Fastly のエッジクラウドプラットフォームの活用により、キャッシュヒット率98%を達成しました。キャッシュヒット率が改善することで、サイトがより高速に閲覧できるようになるため、カスタマーエクスペリエンスも向上します。今回のコロナ禍において、ショップジャパンのページビュー(PV)は約205%、ユニークユーザー数は約250%に拡大しており、本来であればオリジンサーバーの増強が不可欠でしたが、Fastly による負荷分散により、インフラへの設備投資と運用費を抑えながら、アクセス数の急増を乗り切ることができました。

また、サイト閲覧者が利用するデバイスに合わせてリアルタイムで画像を最適化してエッジから高速配信する Fastly イメージオプティマイザーの採用により、商品画像サイズを最大64%軽量化することに成功しました。その結果、Web ページの読み込み時間が約14%改善されました。Fastly WAF は、高いコンテンツのキャッシュパフォーマンスを維持しながら、セキュリティ強化にも貢献しています。リアルタイムでのアクセスログの取得・確認が可能となったことで、ユーザーのコンテンツ閲覧状況を可視化し、健全性をリアルタイムでモニタリングできるようになったため、不審なトラフィックを特定し、ブロックすることが可能になりました。

株式会社オークローンマーケティング E-Commerce Division、Store Optimization Section である吉田 将裕氏は、次のように述べています。「カートページからのコンバージョン率をどれだけ高められるかが売上に大きく直結します。インフラ全体の速度改善によって、より快適なショッピング体験を提供し、売上に貢献するバックエンドの仕組みづくりを進めています。より迅速な開発とメンテナンスの効率化、さらなるカスタマーエクスペリエンス向上を実現すべく、引き続き Fastly と協業していきたいと考えています。」

「ショップジャパン 公式オンラインショッピングサイト」への Fastly 導入から運用等の技術支援を行っているインフラレッド合同会社 代表 加藤氏に11月25~26日開催の「Yamagoya Traverse 2020」( https://www.fastly.jp/yamagoya2020?pr=sj ) でご講演いただく予定です。

11月25日(水)16:15 - 16:45
Edge cloud as a marketing tool in E-commerce - Fastlyはいかに売上貢献をするか?
インフラレッド合同会社  加藤 晋平 代表 


Fastly について
Fastly は、誰もが好きなこととより深くつながっていられるようサポートしています。Fastly のエッジクラウドプラットフォームにより、お客様はエンドユーザーに限りなく近い、インターネットのエッジでアプリケーションを処理、提供、保護し、優れたデジタルエクスペリエンスを迅速、安全、かつ確実に提供することができます。エッジクラウドプラットフォームは、最新のインターネット技術を活用し、高い可視性を提供して遅延を最小限に抑えることで、プログラム可能でスピード感のあるソフトウェア開発に対応するよう設計されており、パフォーマンスとセキュリティ両方の観点から開発者のイノベーションを支援します。Fastly のお客様には、国内では日本経済新聞社、メルカリ、クックパッド、サイバーエージェント、海外では Vimeo、Pinterest、The New York Times、GitHub など、世界的に著名な企業が多数含まれます。 詳細は Fastly.jp ( https://www.fastly.jp/ ) をご覧ください。また、Twitter @FastlyJapan ( https://twitter.com/FastlyJapan ) でも最新の情報を提供しています。

このプレスリリースには、メディア関係者向けの情報があります

メディアユーザー登録を行うと、企業担当者の連絡先や、イベント・記者会見の情報など様々な特記情報を閲覧できます。※内容はプレスリリースにより異なります。

すべての画像


会社概要

ファストリー株式会社

5フォロワー

RSS
URL
https://www.fastly.com/jp
業種
情報通信
本社所在地
東京都港区新橋3−3−13 Tsao Hibiya 8階
電話番号
-
代表者名
今野 芳弘
上場
未上場
資本金
-
設立
2015年03月