Fime:Android(TM)15の生体認証評価を強力にサポート
Fime Japan株式会社が日本市場の生体認証評価を後押し!
Fime Japan(東京都港区、代表取締役社長 門山隆英、以下当社)は、同グループのFimeフランス及びFime台湾で、Android(TM) 15の新しい仕様要求に応じた生体認証評価サービスを提供します。
Android端末がバイオメトリクス機能をサポートする場合、下記のテーブルのとおりラボテストが義務付けられました。
Android(TM) 15では、2つの評価カテゴリがあります。
●Presentation Attack Detection(PAD)
生体認証システムにおけるなりすまし攻撃を検知するための技術です。具体的には、以下の特徴があります。
・ 印刷された写真の提示
・ ディスプレイに表示された写真や動画の提示
・偽造された指紋や静脈パターンの使用
Android(TM) 15では認証Labでの評価が必要です。
● Performance FAR / FRR
・FAR (False Acceptance Rate)
FARは、他人受入率とも呼ばれ、以下の特徴があります:
*他人を誤って本人として認証してしまう確率を示します。
*セキュリティ上の脅威となる可能性があるため、できるだけ低く抑えることが望ましいです。
・FRR (False Rejection Rate)
FRRは、本人拒否率とも呼ばれ、以下の特徴があります:
*本人が認証システムを利用する際に、本人であるにもかかわらず認証に失敗する確率を指します。
*システムの利便性に直接影響を与えます。
Android(TM) 15では、自己認証と認証Labでの評価に分かれ、
・自己認証の場合、
*ベンダーさまが自ら多くのテストサンプルを準備して評価実施
*Small scaleという評価が含まれ、認証Labでの評価必須
・もしくは、全て認証Labでの評価
を選ぶことになります。詳細条件は以下を参照ください。
Fimeでは、Google (Android)だけでなく、指紋認証、顔認証、手のひら静脈認証などを利用した生体認証デバイスやシステムの機能試験、セキュリティー試験を提供しています。またFIDO*¹、NIST/NVLAP*²Google (Android)、Mastercard, Visaの認証ラボであり、これらの組織が定めるテスト仕様に基づく評価を提供できるほか、ISO/IEC 19795, ISO/IEC 30107に基づく試験や、生体認証機器が実際に使用される環境を考慮したカスタマイズ試験も提供します。
本リリースについての詳細は Fime Japan (03-6435-8020: salesjapan@fime.com)までお問い合わせください。
*¹FIDOは、Fast Identity Onlineの略で、オンラインアカウントへの安全で効果的な認証手段を提供するためのオープンスタンダード。FIDO Allianceは、この標準を推進しており、多要素認証や生体認証の標準化を進めています。
*² NIST(National Institute of Standards and Technology) アメリカ合衆国の連邦政府機関の一つで、科学技術に関連する標準についての研究などを行う機関。
NVLAP(National Voluntary Laboratory Accreditation Program)は、評価機関に対して、特定の品質基準や技術基準を満たしていることを確認するプログラムです。NVLAPの認定を受けた認証機関は、国際的な信頼性を持つことが期待されます。
Fime Japanについて
Fime Japanは2013年の設立以来、クレジットカードを始めとする決済関連(EMVCo, PCI、モバイル決済関連技術等)や NFC関連技術のテストソリューションパートナーとして、各種認証試験の提供、テストツールの販売、最新技術や市場トレンドのコンサルティングの提供等を行っており、日本国内外のスマートフォンや決済ターミナル製造業のお客様から、通信事業者様まで幅広くお取引させていただいております。
詳細についてはhttps://japan.fime.com/ja/aboutusをご覧ください。
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