伊豆大島と東京大手町、tonariで常時接続を実現
〜都心と地方間の多様な働き方・暮らし方の促進、地域活性化の取り組みに採用〜
tonari株式会社(以下、当社)が提供する『tonari』は、株式会社フロンティアコンサルティング(以下、FC)が2023年5月18日に伊豆大島に開設したサテライトオフイス『Izu-Oshima Co-Working Lab WELAGO(ウェラゴ)』と同社東京本社に導入されました。FCと東京都大島町等が取り組む、官民一体の新プロジェクトによる都市と地方が共存する社会に向けた多様な働き方の創出を支援します。
■tonari史上初「島」への導入 〜都心とつながる、地域活性化に貢献〜
「Creating a new work stage.」をスローガンに掲げるFCは、時代と共に変化する働き方に寄り添いながら「働く場所と機会」を創出しています。2020年1月には、『tonari』の導入1社目として東京本社と大阪支店をつなぎ、社内活用するとともに効果検証も行っています。
『tonari』は、今回同社が東京から約120km南にある伊豆大島に開設したサテライトオフィス『Izu-Oshima Co-Working Lab WELAGO』に採用され、大手町本社との常時接続を提供しています。『tonari』は初めての島嶼地域における導入になります。当社はFCと協働し、都市と地方の空間ゲートウェイとして『tonari』が地域の課題解決に貢献できるようサポートしてまいります。
<導入概要>
- 製品名:tonari
- 利用方法:サテライトオフィス、交流イベントなど
- 接続先:フロンティアコンサルティング東京本社、「Izu-Oshima Co-Working Lab WELAGO」
- 導入日:2023年5月18日
■初対面同士の交流を促すデザイン
東京本社に新しく設置したtonariは、既存の空間に自然になじむこと、偶発的な出会いや会話を生み出しtonariにアクセスしやすい開放的な空間をコンセプトにFCと連携して設計しました。利用者の交流を深めるために、施設のプロジェクター等を利用することで伊豆大島側で開催するイベントにtonariを介して東京側からも参加できるようにしました。また、利用者の出入りが見えることで、お互いの様子を確認したり、顔馴染みの利用者には話しかけるきっかけを作れる工夫をしています。
■tonari導入にあたってのコメント
伊豆大島は、東京都心からジェット船で1時間45分、飛行機ならわずか25分で行ける、都心から好アクセスの離島ですが、他の農村と同様に人口流出と高齢化の課題に直面しています。
- 物理的な距離を超えた創発が生まれる
伊豆大島・小笠原父島・八丈島で育つ。神奈川県で社会人を経て、25歳で三宅島へ移住
tonariには『物理的な距離』を縮める可能性を大いに感じています。私たちが暮らすのは、南北1,000kmの自然と文化のグラデーションを持つ東京諸島。物理的に島々の距離が遠いのが特徴です。そんな中、コロナ禍を機にオンライン会議サービスが一般化したことで、島々や都市とつながる機会は増えてきました。ただ、オンライン会議サービスでの機会はあくまで設定されたもの。tonariでのシームレスなコミュニケーションは、物理的な距離を超えた創発が生まれる関係性づくりに、大きな力になると直感しております
- 地域の個性を最大限に活かしながらコミュニティをつなぐ
神奈川県出身、伊豆大島出身の妻と一緒に2010年に同島に移住
『都市と地方の共存社会を、多様な働き方から描く』というWELAGOが掲げるコミュニティパーパスを、テクノロジーの側面から支え、大きく広げることができるtonariには、大いなる期待を寄せています。tonariは距離が離れていても、まるで隣同士で目線を合わせながら自然なコミュニケーションが取れるのが魅力。世界的大都市と豊かな自然が残る島嶼部という異なる特徴を合わせ持つ東京。地域の個性を最大限に活かしながらコミュニティ同士をリアルタイムにつなぐことで、共創を促進するための優れたツールとなってくれることでしょう
- 空間を跳躍するソリューションが、地域への貢献、離れた家族との時間、出会いを生む
高校卒業後の進学を機に伊豆大島から島外へ。埼玉県在住
本施設を開設した伊豆大島は私の出身地域ですが、現在の生活基盤は島外にあります。活動の持続性を考えると、地域に常時身を置けないことが課題でした。私はそれを解決してくれるのが、大手町の本社と本施設をつないでくれるtonariだと考えています。場所や空間を跳躍するソリューションが社会にもっと普及することで、出身や思い入れのある地域への貢献、離れた家族との時間、これまでに縁がなかった人との出会いが生まれていくことを期待しています
■tonariが導入されたIzu-Oshima Co-Working Lab WELAGOについて
「WELAGO」は「Work」と多島海域(諸島・列島)を表す「Archipelago」を掛け合わせた造語で、多様な働き方を生み出す〈多働 海域〉を意味します。今回の取り組みは、フロンティアコンサルティングと東京都大島町等による官民一体の新プロジェクトで、都市と地方が共存する社会を多様な働き方から促進することを目的としています。その活動を支える拠点として同社が開設したのが『Izu-Oshima Co-Working Lab WELAGO』です。
【株式会社フロンティアコンサルティングについて】
「Creating a new work stage.」をブランドスローガンに掲げ、オフィスを中心とするワークプレイスといった環境と、時代に呼応して更新する働き方やコミュニケーションといった機会の有機的な結びつきをより深め、働く人と働く場所の未来をつくります。また、オウンドメディア『Worker’s Resort』(https://www.workersresort.com)による、海外オフィスの最新トレンドやオフィステック、ワークプレイスカルチャーなどオフィスにまつわる広範な情報発信は、クライアント以外の企業・団体からも第三者オピニオンとして注視されます。
<会社概要>
本社:東京都千代田区大手町 1-6-1 大手町ビル 1F
代表者:代表取締役社長 川原 邦章(かわはら くにゆき)
設立:2007年2月
コーポレートサイト:https://www.frontierconsul.net/
【tonari株式会社について】
tonari株式会社は、等身大のスクリーンを介して2つの空間をつなぐコミュニケーションツール「tonari」を開発する2018年創業のスタートアップ企業です。2020年から法人向けに販売を開始し、JR東日本やfreee、シンガポールの国内外10件以上に導入。tonariは2拠点間のシームレスなコミュニケーションを可能にし、物理的な距離による境界のない世界を目指し、新しい働き方による事業創出に貢献します。
<会社概要>
本社:東京都渋谷区元代々木4-5 クレアトゥール 3C
拠点:神奈川県葉山町堀内1005
代表者:タージ・キャンベル、川口良
設立:2018年
事業内容:2つの空間をつなぐ次世代遠隔コミュニケーションサービス
- ホームページ:https://tonari.no
- プレスキット:https://tonari.no/ja/press
- 導入事例:https://gallery.tonari.no/
- Twitter:https://twitter.com/heytonari
- Facebook:https://www.facebook.com/heytonari
- Linkedin:https://www.linkedin.com/company/tonari/
- Instagram:https://www.instagram.com/heytonari/
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