京都市⽴⼋条中学校に「防災安全合わせガラス」310枚を寄贈

令和6年12⽉13⽇(金) 寄贈式典 及び 防災ガラス出張授業を開催(松井孝治 京都市⻑も列席)

一般社団法人 板硝子協会

機能ガラス普及推進協議会(本店所在地: 東京、会長: 島村琢哉)は、全国指定避難場所の安全対策普及を⽬的として、⾃治体の避難所に指定されている学校などへ、地震や突⾵、台⾵等の⾃然災害発⽣時に効果のある「防災安全合わせガラス」の寄贈活動を⾏なっており、今年は京都市への寄贈が決定しました。同市指定避難場所となっている京都市⽴⼋条中学校体育館の窓ガラス約310枚全てを、「防災安全合わせガラス」に取替えることにより、避難者の⼆次災害を防⽌し、避難所としての機能が⼀定期間維持可能となり、安全性が⾼まりました。

令和6年12⽉13⽇(⾦)10時40分より、京都市役所本庁舎内にて松井孝治京都市⻑列席のもと「防災安全合わせガラス」の寄贈式典を⾏います。また同⽇14時15分より京都市立⼋条中学校にて同校⽣徒にむけて「防災ガラスの出張授業」を開催いたします。

⚫︎寄贈式典

⽇時

令和6年12月13日(⾦)10時40分〜10時55分

場所

京都市役所本庁舎4階 正庁の間

京都府京都市中京区寺町通御池上る上本能寺前町488番地

TEL(代表)

075-222-3111

出席者

松井孝治 京都市⻑、稲⽥新吾 京都市教育委員会教育⻑ 他

⚫︎防災ガラスの出張授業

⽇時

令和6年12月13日(⾦)14時15分〜15時5分

場所  

京都市立八条中学校 体育館

京都府京都市南区唐橋門脇町35

TEL

075-681-5264

⚫︎京都市への寄贈理由

今般、⽇本各地で地震・台⾵・突⾵等による災害が起きており、避難所は重要な役割を果たしていますが、現状、多くの避難所のガラスには単板(シングル)ガラスが設置されており、地震等の災害で割れやすく、ガラスが落下して破⽚による負傷等の⼆次被害を発⽣する危険性があります。

避難所として指定されている建物の多くは、地元の⼩・中学校の体育館等がその役割を担っている中で、2020年に機能ガラス普及推進協議会が実施した「公⽴⼩中⾼等学校の体育館(⼀般避難所)における安全ガラス普及状況」の調査結果によると、防災安全合わせガラスの普及率は約2.6%にとどまっており、災害時に地域の避難所に指定されることが多い建物としては⾮常に危険である旨を

資料に基づき説明しました。

また「防災安全合わせガラス」を公共の建物へ採⽤を促し、早期に安全性を実現したいとの思いで、平成28年度から機能ガラスに携わる各団体が⼀丸となって寄贈活動を開始し、地震・台⾵・突⾵等の⾃然災害や衝突事故等が起きた時に備えて⼀刻も早い採⽤をお願いしたい旨を説明したところ、京都市では避難所について、災害時においても機能継続するべく改修を推進しており、寄贈を起点に市⺠へ訴求する意向もあり、市内の避難所に指定されている、また⽇頃、⼀般市⺠にも開放して利活⽤されている⼋条中学校体育館に是⾮とも施⼯をお願いしたいとの要請があり、今回の寄贈が実現しました。

このたび、防災安全合わせガラスへ取替え⼯事を完了したことにより、地域住⺠の安全・安⼼に寄与できる⾼機能ガラスが備わっていることを⼀般消費者の皆様にもPRしたいと考えています。尚、機能ガラス推進協議会としては、今回が9例⽬の寄贈となります。

<ご参考>過去の寄贈先⼀覧

⚫︎1例目 奈良県⽣駒市⽴真⼸⼩学校体育館

⚫︎2例目 岡⼭県和気郡和気町⽴本荘⼩学校体育館

⚫︎3例目 宮城県⽯巻市⽴蛇⽥中学校体育館

⚫︎4例目 福岡県⽥川郡添⽥町勤労者体育施設(そえだドーム)

⚫︎5例目 和歌⼭県⽩浜町⽴⽇置中学校体育館

⚫︎6例目 ⼤阪府⼤阪府⽴今市中学校体育館

⚫︎7例目 岡⼭県備前市⽚上⼩学校体育館

⚫︎8例目 三重県松阪市⽴機殿⼩学校体育館

⚫︎防災安全合わせガラスとは

窓ガラス破損による被害を防ぐため、避難所への推奨を⾏っているのが「防災安全合わせガラス」です。ガラスとガラスの間に厚さ60mi以上の樹脂製中間膜を挟んだもので、その中間膜は耐貫通性に優れているため、暴⾵により⾶来物が窓ガラスに当たっても突き抜けにくい構造になっています。

またガラス破りによる侵⼊を防ぐなど防犯性能も得られます。

防災安全合わせガラスの詳細は板硝子協会のホームページをご参照ください。

https://www.itakyo.or.jp/disaster-safety-glass/about.html

<ご注意ください>

多くの報道機関からお問合せをいただいておりますが、網⼊り板ガラスは防⽕⽤のガラスであり、

防災・防犯対策にはなりません。

ガラスに網が入っていることや強化ガラスで

あることに安心していませんか?

網入板ガラスや強化ガラスに防災・防犯性能はありません。強化ガラスや網入り板ガラスをバール等で叩いた場合はどちらもガラスに穴が開き、クレセントが倒せる状態になってしまいます。


本件に関するお問い合わせ先

機能ガラス普及推進協議会(板硝子協会内 事務局)

担当: 橋本

TEL: 03-6450-3926 E-mail:hashimoto@itakyo.or.jp

機能ガラス普及推進協議会とは

「機能ガラス普及推進協議会」は建築用ガラスの生産・流通・販売に関わる7団体で構成され、建築物や住宅の安全性や居住性の向上 に寄与する機能ガラス(複層ガラス、合わせガラス、強化ガラス等)の普及推進を目的に活動しております。 正会員は以下の7団体。平成5年4月設立。 会長:島村琢哉(板硝子協会会長)

正会員:板硝子協会、全国板硝子卸商業組合連合会、全国板硝子商工協同組合連合会、全国板硝子工事協同組合連合会、全国安全硝子工業会、全国複層硝子工業会、全日本鏡連合会

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会社概要

一般社団法人 板硝子協会

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URL
https://www.itakyo.or.jp/about/about.html
業種
財団法人・社団法人・宗教法人
本社所在地
東京都港区高輪 1丁目3番13号 NBF高輪ビル4F
電話番号
03-6450-3926
代表者名
深川祐一
上場
未上場
資本金
-
設立
1947年09月