産廃業務効率化サービス『DXE Station』が2024年度グッドデザイン賞を受賞

DXE株式会社

2024年10月16日 13時30分

DXE株式会社（所在地:東京都中央区、代表取締役：小山逸朗）が開発・運営する産業廃棄物処理業務を効率化するサービス『DXE Station』は、この度、2024年度グッドデザイン賞（主催：公益財団法人日本デザイン振興会）を受賞しましたので、お知らせいたします。【サービスURL：https://dx-e.net/】

グッドデザイン賞受賞サービス『DXE Station』の概要

『DXE Station』は、マニフェスト管理、委託契約書、行政報告など、一連の産業廃棄物処理業務を電子化・効率化するシステムです。

使いやすく、洗練された操作画面が特徴で、高齢の方まで使えるユーザーフレンドリーなデザインにこだわりました。

私たちは、長年産業廃棄物処理業界に携わってきたメンバーを中心に構成されており、自分たちの経験や知識を活かしてサービスに反映しています。

産業廃棄物処理業者の価値観や真のニーズを深く理解し、本質的な課題解決に繋げることができるサービスを提供しています。

デザインのコンセプト

『DXE Station』は、パソコン操作が初めての人でも簡単に使える電子マニフェストサービスです。以下3つのコンセプトのもと、サービスの開発と提供を行っています。

ブランドの核となるグラフィックには3DCGイラストを採用し、ブランド全体の一貫性を創出すること
社会を支える「産業廃棄物処理業界」の"作業負荷"と"環境負荷"を大幅に軽減すること
本質的な課題解決に寄与し、産業廃棄物処理業そのものに対する潜在的なネガティブイメージの払拭に貢献すること

『DXE Station』の開発の経緯

廃棄物を回収し、運び、適切に処理をする。産業廃棄物処理業界は、社会を支える大切な存在です。

日本国内の産業廃棄物排出量は、年間で3億7,000万トン以上にのぼります。これらを適切に処理する「産業廃棄物処理業」は、社会に欠かすことのできない大切なインフラですが、担い手の高齢化や慢性的な人材不足など、様々な課題を抱えています。

生産性を維持するため、国が開発した専用システムによりDX化の推進が行われていますが、業界内の平均年齢も高く、これまで行ってきた紙中心の運用から抜け出しきれていません。

私たちは、産業廃棄物処理をデジタルで効率化し、電子マニフェストをもとに各事業者をつなぐことで、作業の効率化とムダのない業務連携を実現します。

グッドデザイン賞審査委員の評価コメント

“適切かつ効率的な産業廃棄物の回収は、一般の都市ゴミの収集と同様に、現代社会の持続可能性を規定する問題だ。DXE Stationは産業廃棄物を管理するためのPCアプリと収集ドライバー用のスマホアプリが連携して機能するためのわかりやすいUI/UXの設計がなされている点、また既に約100社の産廃処理業者に利用されている点が高く評価された。”

グッドデザイン賞とは

1957年創設のグッドデザイン商品選定制度を継承する、日本を代表するデザインの評価とプロモーションの活動です。国内外の多くの企業や団体が参加する世界的なデザイン賞として、暮らしの質の向上を図るとともに、社会の課題やテーマの解決にデザインを活かすことを目的に、毎年実施されています。受賞のシンボルである「Gマーク」は優れたデザインの象徴として広く親しまれています。

https://www.g-mark.org/